サンポールの正しい使い方で頑固な尿石を落とす!サンポールはトイレ以外にも使える
トイレに付いた黄ばみや尿石はトイレ用洗剤・除菌剤である「サンポール」を使えばキレイになります。今回はサンポールを使ったトイレ掃除の方法や、使用時の注意点を紹介します。
サンポールとは?代用できる?ダイソーでも買える?
サンポールとは殺虫剤のキンチョールなどで有名な「大日本除虫菊株式会社」が販売しているトイレ用の洗浄・除菌剤です。緑のボトルが特徴的で、見たことがあるという人も多いはずです。発売から50年以上経ちますが使い方が簡単で汚れ落ちがいいので、今でも売れ続けている人気の商品です。
>>【参考】トイレ用洗剤 サンポール 黄ばみなどのお掃除に | KINCHO
トイレマジックリンやドメストなど多くのトイレ用洗剤は「中性」や「アルカリ性」ですが、サンポールは「酸性」の洗剤です。そのため他の洗剤で代用するのは難しいです。酸性の洗剤だからこそ、アルカリ性の性質がある黄ばみや尿石汚れをキレイにできます。
また、ニオイや汚れの原因になる細菌を99.99%除菌してくれるため、トイレ用洗剤として人気があるのも納得です。
サンポールはドラッグストアやホームセンター、スーパーなどで販売されていますが、ダイソーなどの100円ショップでは販売されていません。ダイソーで販売されているネオナイスというトイレ用洗剤は成分が似ているとSNSで話題になっていますが、汚れ落ちはサンポールの方が上のようです。しっかり汚れを落としたい人は、サンポールを選ぶといいかもしれませんね。
サンポールを使って正しくトイレ掃除する方法
サンポールの力を発揮するには、正しい使い方で掃除することが大切です。
便器を掃除する
準備物
- トイレットペーパー
- サンポール
- トイレブラシ
サンポールで便器を掃除する手順
- 汚れが気になるところにトイレットペーパーをかぶせる。
- トイレットペーパーにサンポールをかける。全体に液が染みるぐらいかけて汚れに密着させる。
- 汚れが少ない時は2~3分、汚れが多い時は30分程度放置して洗い流す。
- 残った汚れをブラシで落とし、最後に洗い流したら掃除完了。
便器内にトイレットペーパーをかぶせる時はフチ裏や、水面近くに汚れがたまりやすいのでトイレットペーパーを多めにかぶせておきましょう。
トイレタイルを掃除する
準備物
- サンポール
- トイレットペーパー
- ゴム手袋
- 雑巾
サンポールでタイル掃除する手順
- 原液のままだとトイレタイルの繋ぎ目が傷むため、サンポールを5~6倍(水100mLに2押し)に薄める。
- トイレタイル全体にトイレットペーパーを敷き、薄めたサンポールをまんべんなくかける。
- 汚れが少ない時は2~3分、汚れが多い時は30分程度放置する。
- 手を傷めないように必ずゴム手袋を着用し、トイレットペーパーを便器内に入れて流す。
- サンポールが残らないように雑巾で水拭きと乾拭きしたら掃除完了。
トイレットペーパーを一気に流すとトイレが詰まる可能性があるので、数回に分けて流しましょう。
拭き残しがあると直接触った時に肌を傷めたり、タイルが変色したりするのでしっかり拭き掃除しましょう。
サンポールを使う時の4つの注意点
強い洗浄・除菌力を持つサンポールですが、誤った使い方をすると危ないので、使用時は以下のことに注意してください。
換気する
どの掃除用洗剤にもいえることですが、サンポールを使う時は必ず換気しましょう。
筆者は掃除する際に換気するのを忘れて気分が悪くなり、辛い思いをした経験があります。窓を開けたり、換気扇をまわしたりして、気分が悪くなったり頭が痛くなったりするのを防ぎましょう。
ゴム手袋を着用する
サンポールの主成分は塩酸のため強い酸性の性質を持っています。直接手に触れると肌を傷める恐れがあります。使用時はゴム手袋を着用しましょう。また、サンポールが目に入ってしまうとかなり危ないので、使用時はゴーグルなどを着用するといいかもしれません。
他の洗剤と混ぜない
使用する時はサンポール単独で使い、他の洗剤と混ぜないようにしましょう。特に塩素系の洗剤と混ぜてしまうと、有毒なガスが発生するため本当に危険です。混ぜるな危険の組み合わせについては下記の記事で詳しく紹介しています。
洗剤の使い方が書かれているところに「まぜるな危険」と明記されていなくても、使い方を誤ると有毒ガスが発生するかもしれないため、サンポールは絶対に単独で使用しましょう。
使用後は水洗いする
サンポールは強い酸性のため放置しすぎると、トイレの便器やタイルのコーティングが剥がれてしまう可能性があります。コーティングの剥がれは見た目がよくないだけでなく、ニオイや汚れがたまる原因になってしまいます。必要以上に放置せず、使用後は必ず水洗いしましょう。
サンポールはトイレ以外にも使える
サンポールは水垢を落とすのに適しているので、トイレ以外にもお風呂など水まわりの掃除に使えます。
使い方はトイレ掃除の時と一緒で水垢に直接サンポールをかけて数分置き、洗い流すだけです。これだけで石化して固まった頑固な水垢もキレイに落とせます。「クエン酸では落ちなかった水垢がサンポールでキレイに落ちた!」という声もあるため、水垢汚れが気になる人は一度試してみるのもいいでしょう。
サンポールは金属製のもの、大理石、人造大理石には使えないので注意しましょう。正しい使い方で掃除しても変色したり、素材を溶かしたりする恐れがあります。特にステンレスにサンポールの原液が付着すると黒く変色するので注意しましょう。
一部では「サンポールは金属のサビにも効果的」という情報がありますが、実際にやってみるとサビは取れるものの金属を傷めてしまい劣化が早くなります。サンポールでのサビ取りは避けた方が賢明です。
サンポールはあくまでトイレ用洗剤なので使用は自己責任になります。実際にサンポールの商品説明のホームページでは、用途以外(トイレ掃除以外)に使わないことを推奨しています。トイレ以外の場所で使うのが心配な場合は、目立たない場所で試してから使うようにするか、他の適した洗剤を使用することをオススメします。
まとめ
今回はサンポールを使ったトイレ掃除の方法や、使用時の注意点を紹介しました。自分で頑張って掃除してもトイレの汚れが落ちない時は、専門業者にトイレクリーニングをお願いするといいでしょう。
専門業者はその道のプロなので、自分では落とせない汚れもキレイに落としてもらえます。掃除の準備や後片付けも全てお願いできるから、仕事や育児などで忙しい人も気軽に依頼できます。
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