キッチンタイルの種類から人気の商品7選を紹介|おしゃれな雰囲気に変えてみよう
キッチンインテリアのトレンドは、ナチュラルで温かみのある「アースカラー」や「ニュートラルカラー」が人気です。グリーンやベージュ、ホワイトを基調とした落ち着いたデザインが注目されています。また、木目調や石材風の素材感を取り入れることで、自然との調和を感じさせるスタイルが好まれます。さらに、黒やゴールドのアクセントを加えたモダンでシックなデザインも流行しており、洗練された空間を演出します。
接着剤のいらないタイルシールを使えば、DIYで簡単に好みのキッチンに変えられます。そこで今回はキッチン壁にタイルシールを貼るメリットや貼り方、おすすめのタイルシールを紹介します。
キッチンタイルの種類と特徴
キッチンタイルは、デザイン性や機能性を考慮して選ぶ必要があります。主なキッチンタイルの種類と、それぞれの特徴を紹介します。
陶器タイル(セラミックタイル)
陶器タイルは、カラーバリエーションや模様が豊富で、どのようなキッチンにも合わせやすいデザイン性が魅力です。また、熱や湿気に強く、汚れが付きにくいため掃除が簡単で、価格も手頃です。ただし、強い衝撃には弱く、割れや欠けが発生する場合があります。
磁器タイル(ポーセリンタイル)
磁器タイルは非常に硬度が高く、耐久性に優れています。吸水率が低いため、水や油が染み込みにくく、汚れが目立ちにくいのも特徴です。石や木目調のデザインがあり、高級感を演出できますが、セラミックタイルよりも高価で、重量があるため設置にはしっかりした下地が必要です。
ガラスタイル
ガラスタイルは光を反射してキッチンを明るく見せる美しい見た目が特徴で、鮮やかな色彩や透明感を楽しめます。水に強く掃除も簡単ですが、傷が付きやすい場合があり、割れる可能性があるため注意が必要です。
モザイクタイル
モザイクタイルは小さなタイルを組み合わせたデザイン性の高いタイルで、キッチンのアクセントやバックパネルに使用するとおしゃれな印象を与えます。ただし、接合部分が多い分、目地の掃除に手間がかかる場合があります。
石材タイル(大理石や御影石など)
石材タイルは自然素材ならではの風合いと高級感が特徴で、非常に丈夫で長持ちします。一方で、水や油が染み込みやすいものもあり、定期的なメンテナンスが必要です。また、価格が高く、重量があるため設置に注意が必要です。
メタルタイル
メタルタイルはステンレスやアルミニウムなどの素材で作られており、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。特に耐熱性に優れているため、コンロ周りに適しています。ただし、指紋や水垢が目立ちやすく、傷が付きやすいので注意が必要です。
クラッシータイル(手作り風タイル)
クラッシータイルは手作り感のある不規則な模様や質感で、温かみのある独特な雰囲気を演出できます。ただし、サイズや形状が均一でない場合があるため、施工に技術が必要となります。
キッチンタイルを選ぶポイント
キッチンタイルは、キッチンの見た目をよくするだけではなく、機能性や使い勝手を左右する重要な要素です。キッチンタイルを選ぶ際は、使い勝手がよくデザインにも優れたものを選びましょう。そこでキッチンタイルを選ぶ際のポイントを紹介します。
耐久性
キッチンは水や油を使うため、タイルには耐久性が求められます。割れにくく、傷がつきにくいものを選ぶことで、長期間快適に使用できます。壁用は衝撃に強い必要はありませんが、防汚性が高いものがおすすめです。床用は磁器タイルなどの耐久性が高いものが最適です。
防水性・防汚性
キッチンは湿気が多く汚れやすいため、防水性が高く、油や水が染み込みにくいタイルが適しています。また、汚れが付着しても簡単に拭き取れる表面加工が施されたものを選びましょう。
お手入れのしやすさ
タイルの表面が滑らかで掃除がしやすいものが理想です。目地の汚れが気になる場合は、目地幅が狭いものや汚れがつきにくい目地材を使用することを検討しましょう。
デザインと色
キッチン全体の雰囲気に合わせたデザインや色を選ぶことが重要です。
- 【明るい色】: キッチンを広く明るく見せる効果がある
- 【濃い色や模様入り】: 汚れが目立ちにくく、おしゃれな印象を与える
- 【モザイクやガラスタイル】: アクセントとして部分的に使うと個性的な仕上がりになる
サイズ
タイルのサイズは施工性やデザインに影響を与えます。
- 【大判タイル】: 広い面積に使用するとスッキリとした印象になる
- 【小型タイルやモザイクタイル】: デザイン性が高くアクセントに適していますが、目地が多いため掃除に手間がかかる
キッチンタイルの施工方法
キッチンタイルの施工は、タイルの種類や設置場所によって手順が異なりますが、基本的な手順を紹介します。
準備物
- キッチンタイル
- 接着剤
- スペーサー
- 目地材
- スポンジ
- パテやモルタル
キッチンタイルの施工手順
- タイルを貼る前に、壁や床の下地が平らか確認する。凹凸がある場合はパテやモルタルで補修
- タイルの配置を事前に決め、切断が必要な箇所や模様の方向を確認する。必要に応じてタイルを仮置きし、全体のバランスをみる。
- 使用するタイルや下地に適した接着剤を均一に塗布する。
- タイル一枚ずつ接着剤の上に貼り、軽く押して密着させる。
- 均等な目地幅を保つため、スペーサーを挟む。
- タイルが固定された後、目地材を混ぜ、目地に塗り込んで隙間を埋める。
- スポンジを使い、タイル表面に残った目地材を拭き取る。
- 接着剤や目地材が完全に乾燥するまで、数日間放置する。
キッチンタイルの日常の掃除方法
油や調味料の飛び散りは時間が経つと固着するため、すぐに拭き取りましょう。時間がたった油汚れは、水拭きだけでも落とせません。油を分解する中性洗剤を使って落としましょう。中性洗剤でも落ちない汚れは、重曹やセスキ炭酸ソーダなど強いアルカリ性洗剤がおすすめです。
準備物
- 中性洗剤
- 水
- キッチンペーパー
- 雑巾
キッチンタイルの掃除手順
- 水200mlに中性洗剤を1滴混ぜて洗浄液を作る。
- 洗浄液にキッチンペーパーを浸す。
- キッチンタイルの油汚れに浸したキッチンペーパーを貼り付けて5分ほど放置する。
- キッチンペーパーを剥がし、雑巾で水拭きして汚れを拭き取る。
- しっかり乾燥させて完了。
キッチン全体の掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
おすすめのキッチンタイル7選
キッチンの雰囲気や機能性を高めるために、おすすめタイルを紹介します。検討してみてください。
陶器タイル(セラミックタイル)
磁器タイル(ポーセリンタイル)
モザイクタイル
石材タイル(大理石や御影石など)
メタルタイル
タイルシールを貼れば手軽に雰囲気を変えられる
タイルシールは、キッチンの壁紙やタイルの上から貼れるDIYアイテムです。
タイルシールの特徴
シートタイプの簡易タイル
シールタイプのため、接着剤を使わずにシール台紙を剥がしてそのまま貼れます。タイルを等間隔に繋ぎ合わせたり、目地材を塗ったりする工程が不要です。難しい行程がなくDIY初心者でも、無理なく簡単にキッチンのリフォームを楽しめます。
多彩なデザイン
タイルシールにはナチュラルなものや、モノトーンのものなど多様なデザインがあります。生活感のあるキッチンをおしゃれにしたい時、もっとシンプルで落ち着いた雰囲気にしたい時など、短時間でアレンジできます。
薄くて軽量
厚さが数ミリ程度のものが多く、本物のタイルよりも軽量で扱いやすいです。
タイルシールの選び方
①剥がしやすさ
賃貸物件の場合は、貼って剥がせるタイプのタイルシールがおすすめです。剥がせないタイプを選ぶと、元の壁紙を傷めてしまいます。賃貸では退去時のことを考えてアレンジしなければなりません。貼って剥がせるタイプと書かれているものを選びましょう。
②耐水性・耐熱性
キッチンの壁には水に強い耐水性と、熱に強い耐熱性があるものを選びましょう。ビニール素材や陶器素材は防水仕様で使いやすいためおすすめです。また、コンロに近い場所は、熱に強いアルミニウム素材がおすすめです。
③イメージに合った素材
タイルシールは一部分に貼るだけで、空間の雰囲気をガラッと変えられます。素材によって見た目や質感が異なります。キッチンのどの部分に貼りたいか、イメージに合った素材を選びましょう。
ビニール素材はタイルらしいツヤがあり、清潔な雰囲気にしたい時におすすめです。柔らかい素材のため、カーブのある場所にも貼れます。コンロ周りに貼る時は耐熱性があるか確かめましょう。
陶器や磁気のタイルシールは、高級感と重厚感のある仕上がりになります。堅い素材のため、カーブのある部分には貼れません。キッチンに落ち着いた美しさを求める場合におすすめです。
アルミニウムのタイルシールは「耐熱性」「耐水性」「防汚性」に優れています。安全面に優れ水や油が飛んでも簡単に拭き掃除ができるため、お手入れがラクです。ただし、剥がした際に糊が残る場合があり、よく考えて選びましょう。
キッチンのタイルシールの貼り方
タイルシールは、まず貼る場所をきれいに掃除してから貼ります。一気に台紙から剥がしてしまうと、空気が入って貼りにくいです。少しずつ丁寧に貼っていくのがコツです。
タイルシールの貼り方
- タイルシールを貼る場所を掃除して乾燥させる。
- 貼る面積に合わせてタイルシールをカットする。
- 貼り始めの位置を固定する。
- タイルシールを台紙から剥がし少しずつ貼っていく。
- 上からスキージーで撫でしっかり接着させる。
粘着力の強いタイルシールは、壁に直接貼ると粘着糊が残ってしまたり、壁紙も一緒に剥がれてしまったりします。賃貸住宅の場合は、壁を傷付けないように気を付けなければなりません。
下地としてマスキングテープを貼ってから、タイルシールを重ねて貼りましょう。マスキングテープが壁を保護してくれるため、安心しておしゃれを楽しめます。
タイルの汚れが落とせない時はプロへ依頼するのがおすすめ
今回はキッチン壁にタイルシールを貼るメリットや貼り方、おすすめのタイルシールを紹介しました。生活感のあるキッチンの壁は、タイルシールを貼ればおしゃれな雰囲気に変えられます。
キッチンの壁が油で汚れているとタイルシールを上手く貼れないため、貼る前にしっかり掃除する必要があります、自分でキッチンの油汚れが取れない時は、キッチンクリーニングを業者に依頼しましょう。ピカピカになったキッチンで自分だけの素敵な空間を作りましょう。
すまいのホットラインで専門業者に依頼できます
出張訪問サービスの検索予約サイトすまいのホットラインでは、高い技術を持ったキッチンクリーニングの専門業者が多数出店しています。
無料で質問ができ、作業料金や利用者の口コミも公開されているので、あなたの悩みを解決するピッタリの専門家を見つけることができます。
すまいのホットラインでキッチンクリーニングを利用した方の口コミ
すまいのホットラインで、実際にキッチンクリーニングサービスを利用した方の口コミを一部紹介します。
利用者の口コミ
すまいのホットライン
すまい快適マガジン編集部「ハウスクリーニング」「不用品回収」「リフォーム」まで、すまいに関する「こまった!」「どうしよう!」を解決するために、200ジャンルを超えるお悩み解決コンテンツを発信しています。
ハウスクリーニング技能士
小森店長(ハウスクリーニング業)一部上場マンション・ハウスメーカーからの転身者という経歴を活かし、住宅設備を知り尽くしたお掃除マスター」として大手家電量販店のサービスセンター業務に従事。業務用家電ら水回りまで、すまいに特化した清掃コンサルティングを行う。主な資格は、ハウスクリーニング技能士、ハウスクリーニングアドバイザー、錠前技工士など。
すまいのホットラインは、引越し・不用品回収・ハウスクリーニングなど、
200種以上の出張訪問サービスを予約できる、日本最大級の検索予約サイトです。
- 「相場」がわかる
- 総額料金や実際に利用した人の口コミで選べる
- 「人柄」で選べる
- スタッフの技術力や雰囲気・こだわりで選べる
- 「何でも」頼める
- どうすればいいかわからないお困りごとも解決