絨毯やカーペットの洗濯方法!洗濯できないカーペットの洗い方や干し方を紹介
カーペットの洗濯は、季節の変わり目に合わせて3ヶ月に1回くらいが目安です。洗濯表示を確認すると洗濯機が使えないものもありますが、そんな時は浴槽で踏み洗いがオススメです。今回はカーペットを洗濯する方法や、干し方を紹介します。
カーペットの洗濯頻度は?
小さい子供やペットが汚すから頻繁に洗濯していたり、フルで仕事していて昼間はいないし、半年以上洗濯していないなど様々だと思います。一般的には季節の変わり目に合わせて3ヶ月に1回の洗濯が目安です。
ある専門家によるとカーペットを洗濯する頻度は、1~2ヶ月がベストともいわれています。ペットを飼われている方も、この頻度で洗濯されている方が多いようです。
家庭によって汚れの速度は違いますが、少なくとも3ヶ月に1度は洗濯したいですね。それ以外でも、汚れが気になりだしたら洗濯しましょう。
カーペットを洗濯する前に確認する2つの事
思い立ったが吉日!すぐにカーペットの洗濯にとりかかりたいという行動が早いのは素敵です。しかし、ちょっと待ってください!いきなり洗濯機にカーペットを放り込まないように注意しましょう。カーペットを洗濯する前にする2つのことを紹介します。
洗濯表示を確認する
洗いたいカーペットの洗濯表示に「洗濯機マークまたは、手洗いマーク」が表記されているか確認しましょう。洗濯表記が×のものや、ドライマークのものは洗濯機で洗えません。
ウール(毛)、シルク(絹)、コットン(綿)、レーヨン、麻などは基本的に洗濯機で洗えないので覚えておきましょう。
カーペットの大きさを確認する
カーペットが自宅の洗濯機に入る大きさなのかも、きちんと確認しましょう。
筆者の友人はキッチンマットをとりあえず入ったから洗えるだろうと強引に洗濯機のスイッチを入れてしまい、洗濯機の上部とキッチンマットがこすれて、キッチンマットがボロボロに…(汗)洗濯機内部の淵がキッチンマットの「ピンク色に変色してしまった…」という経験があるそうです。別件で洗濯機を見てもらった修理の方に「お恥ずかしい話で…」と言うと「よくあるパターンです」と笑っておられたそう。
キッチンマットでも大判のものでそうなるくらいですから、カーペットならもっと大きいので、本当に洗濯機に入れて大丈夫なサイズか確認しましょう。カーペットが洗濯機で洗えない場合は、お風呂場で踏み洗いすれば洗えます。
自分でカーペットを洗濯する方法
カーペットを洗濯機で丸洗いする方法と、お風呂場でカーペットを踏み洗いする方法を紹介します。
洗濯機で丸洗いする方法
カーペットをそのまま洗濯機に入れると生地が傷みやすくなったり、洗濯機の中でバランスを崩して途中で止まってしまう原因になるため必ずネットに入れて洗濯しましょう。
特別な洗剤を使わなくても、いつも使っている洗剤で大丈夫です。カーペットにシミや汚れがある場合は、直接漂白剤を付けてから洗濯すると汚れが落ちやすくなるのでオススメです。また、柔軟剤を入れるとカーペットがふかふかになり、好きな香りを選べるので癒し効果もあります。
準備物
- 洗濯用ネット
- 洗濯用洗剤
- 漂白剤(シミなどの汚れがある場合)
- 柔軟剤(お好みで)
カーペットを洗濯機で丸洗いする手順
- 屏風たたみにしてカーペットを洗濯用ネットに入れる。屏風たたみにすることでカーペット全体をまんべんなく洗えます。
- 洗濯のコースは「毛布コース」または、「大物洗いコース」を選択する。
踏み洗いする方法
カーペットが洗濯機に入らない場合や、手洗い表示がついているものは浴槽で踏み洗いできます。
準備物
- 洗濯用洗剤
- 漂白剤(シミなどの汚れがある場合)
カーペットを踏み洗いする手順
- カーペットが十分浸るぐらいのお湯(40℃)を浴槽に入れる。シミがある場合は、その部分に漂白剤を塗ってから入れる。
- 浴槽に1~2時間つけ置きする。
- 浴槽の中でカーペットを何度かひっくり返しながら踏み洗いする。
- つけ置きしていたお湯を抜き、数回すすぎ洗いする。すすぎ残しがあると臭いの原因になるため2~3回する。
- 水を全て流して自然に水が切れるようにカーペットをよく踏みます。水が切れてカーペットが軽くなったら完了。
コインランドリーで洗うコツや値段については下記の記事で詳しく紹介しています。
洗濯したカーペットを上手に干す方法
洗濯したカーペットは、風通しのいい屋外で陰干ししましょう。カーペットをきれいにかつ早く乾かすコツはM字干しにすることです。
M字干しは2本の物干し竿を使って片側の端ともう一方の端に1本ずつかけ、中心が垂れ下がるようにします。物干し竿を2本使うことで、通気性がよくなり半乾きを防げます。物干しが2本ない場合は、ハンガーを数カ所にかけてその上にカーペットをかぶせましょう。
斜めに干す方法も、カーペットが早く乾くのでオススメです。斜めに干してカーペットの端が三角形になるようにすることで、その部分に水が集まって水切れがよくなるため乾きが早くなります。ある程度乾いたら90℃ひっくり返して干し直すと、さらに早く乾きます。
物干し竿がない場合は、ベランダに直接かけて裏表が乾くように途中で何度かひっくり返します。マンションなどの集合住宅の場合は、規約で直接かけることが禁止されている場合があります。きちんと確認して、ご近所トラブルにならないようにしましょう。
カーペットの日頃の掃除方法
カーペットは日頃から掃除しておくことで、汚れの蓄積を防げるので洗濯もラクになります。
カーペットの基本掃除は掃除機
一番簡単にできる日頃のお手入れは、カーペットに掃除機をかけることです。カーペットには髪の毛やゴミ、ホコリなどが毎日のように落ちるため、こまめに掃除機をかけましょう。
掃除機は早く動かすよりも、1つの場所にゆっくりと時間をかけて動かす方が汚れは取れやすくなります。カーペットの掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
毛足が長いカーペットは粘着テープを使う
毛足が長いカーペットを使っている方や、ペットと暮らしている場合は掃除機を使っただけでは汚れが取れない場合があります。その場合はコロコロと動かすだけで汚れが取れる粘着テープを使うと便利です。掃除機で基本的な汚れを吸い取った後に、粘着テープを使うのがオススメです。
まとめ
今回はカーペットを洗濯する方法や、干し方を紹介しました。大きくて洗濯しにくいカーペットですが、汚れが蓄積しているとカビやハウスダストも気になります。毎週洗濯するのは難しいですが、お天気のいい休みの日に洗濯してみませんか?
カーペットを自宅の洗濯機で洗えない人や、お風呂場で踏み洗いする時間がない場合は費用は少しかかりますが業者に依頼すれば解決してくれます。外して洗えないカーペットの場合も出張に来てくれます。
地元のハウスクリーニング業者を探す
出張訪問サービスの検索予約サイトすまいのホットラインでは、高い技術を持ったハウスクリーニングの専門業者が多数出店しています。
予約前に無料で質問ができ、作業料金や利用者の口コミも公開されているので、あなたの悩みを解決するピッタリの専門家を見つけることができます。
すまいのホットラインは、引越し・不用品回収・ハウスクリーニングなど、
200種以上の出張訪問サービスを予約できる、日本最大級の検索予約サイトです。
- 「相場」がわかる
- 総額料金や実際に利用した人の口コミで選べる
- 「人柄」で選べる
- スタッフの技術力や雰囲気・こだわりで選べる
- 「何でも」頼める
- どうすればいいかわからないお困りごとも解決