パストリーゼとは?危険性はあるの?パストリーゼの使い方や注意点のまとめ
SNSで話題のアルコール除菌スプレー「パストリーゼ」は食品にも使えるくらい安全で、小さいお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えます。今回はパストリーゼを使った掃除方法や、除菌方法を紹介します。
パストリーゼとは?
パストリーゼとは、日本にあるドーバー酒造株式会社が製造しているアルコール除菌スプレーです。本来の名称は「ドーバーパストリーゼ77」といいますが、略して「パストリーゼ」といわれることが多いです。
一般的なアルコール除菌スプレーとパストリーゼには3つの違いがあります。
口に入っても安全
安全性が高い原材料が使われているため、パストリーゼは食品添加物として認められるほど安全です。筆者は洋菓子店や居酒屋などで、パストリーゼが使われているところを何度か見たことがあります。口に入れても大丈夫で、小さいお子さんやペットがいるご家庭も安心して使えます。
効果が長持ちする
パストリーゼには緑茶由来の抗菌成分であるカテキンが配合されています。カテキンの抗菌成分はアルコールが蒸発しても残るので、一般的なアルコール除菌スプレーよりも効果が長続きします。
消毒効果が高い
消毒効果を高めるにはアルコール濃度70~80%がベストだといわれています。パストリーゼのアルコール濃度は77%なので消毒効果が高く、インフルエンザウイルスなどのウイルス対策にも効果的です。また、除菌や防カビの即効性も期待できます。
パストリーゼでキッチン掃除や除菌する方法
パストリーゼを1番活用できるのはキッチンです。油汚れを落としたり、気になる場所を除菌したりキッチンを清潔に保てます。
コンロ周りを掃除する方法
油汚れが気になるコンロ周りにはパストリーゼが効果的です。コンロが十分に冷めたらパストリーゼを吹きかけて、キッチンクロスやキッチンペーパーなどで汚れを拭き取りましょう。力を入れなくても油汚れをスッと落とせます。
しかし、五徳についた頑固な汚れは落とせないので、浸け置きするなど違う方法で掃除しましょう。五徳にこびりついた汚れを落とす方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
キッチンツールを除菌する方法
食品にも使えるパストリーゼは包丁やまな板など、キッチンツールの除菌にもピッタリです。料理中などに汚れや雑菌が気になったら、パストリーゼをまんべんなく吹きかけましょう。それだけで簡単に除菌できます。ちなみに、布巾の消毒にも使えます。
冷蔵庫掃除と除菌する方法
冷蔵庫の汚れもパストリーゼで落とせます。キッチンペーパーにパストリーゼを含ませて、軽く掃除するだけで大丈夫です。掃除と一緒に除菌もできて一石二鳥です。また、キッチンにあるゴミ箱や電子レンジの掃除や除菌にも使えます。
冷蔵庫や製氷機を掃除する方法や、電子レンジを掃除する方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
パストリーゼで洗面所や浴室掃除や除菌する方法
パストリーゼはキッチンだけではなく洗面所や浴室の掃除にも使えます。
洗面所の掃除や除菌する方法
洗面所は1日に何回も使用する場所で、汚れがたまりやすいです。蛇口や洗面台の気になる汚れはスポンジを使って落とし、その後パストリーゼを吹きかけて乾拭きしましょう。パストリーゼを使うことでカビの予防にもなります。
また、蛇口や鏡についた手垢にもパストリーゼは効果的です。手垢が気になる箇所にシュっと吹きかけて、乾いた布で拭き取るだけでピカピカになります。洗面台の水垢や手垢汚れを掃除する方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
浴室まわりの掃除や除菌する方法
浴室ドアの入り口には、髪の毛やホコリなどの汚れがよくたまります。気になるけど「億劫で掃除していない…」という人も多いと思います。そんな浴室ドアの入り口には、パストリーゼを直接吹きかけて、ティッシュで汚れを拭き取りましょう。すぐに蒸発するので、水滴を拭き取る必要もなく短時間で掃除が終わります。
天井やドア、壁などもパストリーゼで掃除や除菌できます。水で絞った雑巾をモップにつけてパストリーゼを多めに吹きかけて天井やドア、壁を拭きましょう。拭き後が残らないので、短時間でピカピカになります。お風呂掃除する方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
パストリーゼは食べ物にも使える
パストリーゼは食品に直接かけられます。
お弁当の傷み防止
お弁当の傷み防止として笹の葉を使ったり、梅干しを入れたりします。パストリーゼであれば、完成したお弁当にシュっとかけるだけで除菌できます。
刺身など生鮮食品の保存
お刺身などに直接ふきかければ鮮度を維持できます。食品にラップをかけて保存する時は、パストリーゼを吹きかけて20秒以上経ってからラップしましょう。
餅やパン、果物の防カビ
カビが生えやすいお餅やパン、果物にもパストリーゼが効果的です。直接吹きかけることでカビの発生をおさえて、より安全に食品を保存できます。
卵の除菌や抗菌
卵の殻には食中毒の原因になるサルモネラ菌が付着している可能性があります。パストリーゼを卵の殻表面に吹きかけることで除菌でき、他の食品にサルモネラ菌を付着するのを防止できます。
パストリーゼを使う時の3つの注意点
火の近くで使わない
パストリーゼはアルコール濃度が高いので火気厳禁です。キッチンまわりで使用する時は、コンロに火がついていないか確認してから使用しましょう。
また、タバコやキャンドルの火にも要注意です。タバコを吸ったり、キャンドルを使った後は少し時間が経ってから使うといいでしょう。
換気する
アルコールスプレー独特のニオイがあるので、使用する時は換気しましょう。特にトイレや洗面所など密閉空間では必ず換気しましょう。
パストリーゼが使えない場所もある
パストリーゼは万能ですが、使えない場所もあります。フローリング、樹脂製品、革製品、塗装されている家具や雑貨、テレビの液晶画面には使えません。使用すると塗装が剥がれたり、素材が傷んだりする可能性があります。心配な人は見えない部分や目立たない場所を少し拭いたりするなど、少し試してから使うことをオススメします。
まとめ
今回はパストリーゼを使った掃除方法や、除菌方法を紹介しました。パストリーゼや掃除洗剤を使っても、自分では落とせない汚れもあります。そんな時は専門業者にクリーニングを依頼するといいでしょう。
なかなか落ちない頑固な汚れも、プロの技でキレイにしてもらえます。また、準備から後片付けまで全てお願いできるので仕事や家事、育児などで忙しい方にもオススメです。
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