オキシクリーンの使い方!オキシクリーンでお風呂や洗濯機(洗濯槽)をつけ置きする方法
オキシクリーンは酸素の力で汚れを落とす酸素系漂白剤です。ブログやSNSでよく見かける名前で、コストコで大人気の商品としても有名です。今回はオキシクリーンを使って掃除する方法を紹介します。
オキシクリーンとは?

オキシクリーンはアメリカ生まれの洗剤です。コストコで発売されて世界中で人気を集め、今ではホームセンターやネット通販でも手に入れられるようになりました。
オキシクリーンの英語表記は「OXI CLEAN」です。「OXI」は酸素、「CLEAN」はきれいという意味です。オキシクリーンはその名のとおり、酸素の力で汚れを落とす酸素系漂白剤です。
オキシクリーンの成分
オキシクリーンはアメリカ版と日本版(中国産ですが)があり、成分が少し異なります。アメリカ版の成分は過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(エトキシレートアルコール)、水軟化剤(炭酸ナトリウム)、洗浄補助剤の4つです。

日本版の成分は過炭酸ナトリウムと洗浄補助剤の2つだけです。

アメリカ版のオキシクリーンに含まれている界面活性剤は、洗剤の中の青いツブツブで洗浄効果が高い石鹸成分のことです。水軟化剤はいわゆる柔軟剤のことです。日本版ではこの2つの添加物がなく、より環境に優しい洗剤にアレンジされています。洗浄力はアメリカ版より劣りますが、小さな子どもがいる家庭でデリケートな洗剤を選びたいという人には日本版の方がオススメです。
販売サイズ
アメリカ版は1箱2270gとビッグサイズです。コストコで売られているものは1箱5kg近くあります。一方、日本版は1500gです。計量スプーンのサイズもアメリカ版は日本版の4倍あります。日本版の計量スプーン1杯は約30g、アメリカ版のスプーン1杯は約120gです。
オキシクリーンで落とせる汚れ
オキシクリーンはアルカリ性洗剤で酸性の汚れである皮脂汚れや油汚れ、焦げ付き、茶渋などを落とす効果があります。元々オキシクリーンは洗濯用洗剤として発売されました。
普通の洗濯洗剤にオキシクリーンをプラスして洗濯すると衣類の皮脂汚れ、黄ばみが落ちてキレイになります。使い方のオキシクリーンをお湯(40~60℃)に入れてかき混ぜて、オキシクリーンを溶かしてから使います。
食べ物や血液のシミ落とし、靴の泥汚れ落としに使う時はつけ置きすると洗浄効果がアップします。これがSNSで話題になっている「オキシ漬け」です。オキシクリーンでの漬け置きは20分から効果が出始め、4~6時間でピークとなります。
また、オキシクリーンはリビングの壁や窓、床の拭き掃除、玄関やベランダの掃除に使えます。拭き掃除には4Lの湯にオキシクリーンをアメリカ版ならライン2、日本版ならスプーン1杯分溶かして使います。オキシ溶液で拭き掃除したら、最後に水拭きと乾拭きして仕上げます。
>>【参考】オキシ漬けで人気!酸素系漂白剤【オキシクリーン(OxiClean
使用上の注意点
- 手荒れ防止のために手袋を着用する
- 使用前には目立たないところでテストする
- オキシ溶液は作り置きせず使い切る
- ステンレス以外の金属は塗装が変色するため使用NGです。アルミやテフロンも塗装が剥げてしまうので使えない
- シルクやウール製衣類の洗濯には使用しない
オキシクリーンで換気扇を掃除する方法

オキシクリーンを使ってキッチンの換気扇を掃除する方法を紹介します。
準備物
- オキシクリーン
- 手袋
- スポンジ
- 棒または泡立て器
キッチンの換気扇を掃除する手順
- シンクに40℃~60℃のお湯をためる。排水口の栓がない場合はビニール袋に水を入れて口を縛り、排水口の上に乗せて栓の代用ができます。
- シンクにためたお湯にオキシクリーンを溶かす。お湯4Lに対してアメリカ版ならライン4(約スプーン1杯)、日本版ならスプーン5杯を入れて棒または泡立て器でかき混ぜる。
- キッチン換気扇をオキシクリーンを溶かしたお湯に1時間以上つけ置きする。
- つけ置き後はスポンジで汚れをこすり、水で洗い流して完了。
換気扇の代わりに焦げ付いた鍋や、油で汚れたガスコンロの五徳などを入れればピカピカになります。頑固な鍋の焦げ付きを落とす方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

茶渋がついた食器をつけ置きする時は、4Lのお湯に対しアメリカ版ならライン2(約30g)、日本版ならスプーン1杯のオキシクリーンを入れます。この溶液で三角コーナーや調理器具の除菌もできます。シンク台や壁の拭き掃除すれば、キッチン全体がキレイになります。キッチンの掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

しかし、オキシクリーンは油汚れには強いのですが、水垢には弱いという短所があります。
オキシクリーンでお風呂を掃除する方法

オキシクリーンを使ったお風呂掃除する方法を紹介します。
準備物
- オキシクリーン
- 手袋
- スポンジ
- 棒または泡立て器
お風呂掃除する手順
- 浴槽に40℃~60℃のお湯をためる。風呂の残り湯でも大丈夫です。
- 浴槽にオキシクリーンを入れて溶かす。
- 浴槽を20分以上つけ置きする。洗面器や浴槽のフタなどの小物類も一緒に入れて一晩放置するのがオススメです。朝引き上げればちょうどいい時間になります。
- 浴槽を水で洗い流して、気になるところをスポンジでこすり洗いして完了。
4Lのお湯に対してオキシクリーンアメリカ版ならライン2、日本版ならスプーン1杯を入れて溶かす。80Lのお湯ならライン4×5杯、またはスプーン20杯のオキシクリーンを使う。
クエン酸と重曹でお風呂掃除する方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

オキシクリーンでトイレを掃除する方法

オキシクリーンを使ってトイレのつけ置き掃除する方法を紹介します。
準備物
- オキシクリーン
- 手袋
- スポンジ
- バケツ
- 棒または泡立て器
トイレのつけ置き掃除する手順
- バケツに少し熱めのお湯2Lとアメリカ版ならライン2、日本版ならスプーン1杯のオキシクリーンを入れてかき混ぜて溶かす。
- 便器にオキシ溶液を入れ30分以上つけ置きする。
- つけ置き後はトイレの水を流して完了。
つけ置きする時は便器の内側にトイレットペーパーを貼り付け、オキシ溶液をかけて湿布すると頑固な尿石や黄ばみを落とせます。
残ったオキシ溶液で便器の外側や床、壁や窓などを拭くとキレイになります。トイレ掃除のやり方については下記の記事で詳しく紹介しています。

オキシクリーンで洗濯機(洗濯槽)を掃除する方法

オキシクリーンは洗濯機の掃除にも使えます。洗濯機掃除用の洗剤を買わなくてもいいのが嬉しいですね。
準備物
- オキシクリーン
- 手袋
- スポンジ
- ゴミ取りネット
洗濯機(洗濯槽)を掃除する手順
- 洗剤ポケット、くず取りフィルターなどの小物を外す。
- 洗濯槽の高水位まで40℃~60℃のお湯をためる。
- 洗濯槽のお湯にオキシクリーンを溶かす。
- 洗濯機を6時間以上放置する。
- 洗濯槽に浮いた汚れをネットですくい取り排水する。
- キレイな水で1コース洗濯機をまわします。洗濯機が止まれば取外した洗濯槽のごみ取りネットを取り付けて完了。
入浴剤が入ってなければ風呂の残り湯でも大丈夫です。お湯4Lに対してオキシクリーンをアメリカ版ならライン2、日本版ならスプーン1杯を入れて溶かす。お湯が51Lの場合は、イン4×3杯またはスプーン13杯のオキシクリーンを使います。
洗濯機を掃除できる洗剤や掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

まとめ
今回はオキシクリーンを使って掃除する方法を紹介しました。オキシクリーン一つで洗濯はもちろん、あらゆる場所の掃除に使える便利グッズです。
そして「もっと徹底的に家を掃除したい!」と思ったなら、ハウスクリーニング業者に頼んでみるのはいかがでしょうか?プロの技術で諦めていた汚れもキレイになります。
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