ガスコンロ掃除は?頑固なこびりつき汚れや油汚れは重曹で掃除◎ウタマロクリーナーも使える
ガスコンロにこびりついた頑固な油汚れや、調味料の焦げ付きを掃除するには手間と時間がかかります。しかし、ガスコンロの汚れは重曹やウタマロクリーナーを上手に使えばスッキリ落とせます。そこで今回はガスコンロの掃除方法をパーツ別に紹介します。
ガスコンロのこびりつき汚れの原因は?
ガスコンロのこびりつき汚れの原因は大きく分けて2つあります。
焦げ付き汚れ
ガスコンロの焦げ付きは、調理中の食材や煮汁が吹きこぼれ炭化したものです。焦げ付き汚れは、長時間に渡って放置していると掃除がしにくくなります。洗剤を染み込ませたり、ヘラでこそげ落としたり掃除に手間がかかります。
特にガレーやシチューなど小麦粉が含まれている料理は、吹きこぼれが頑固な焦げ付き汚れになるため注意が必要です。吹きこぼれたら放置せずすぐ拭き取るようにしましょう。
焦げ落としのやり方については下記の記事で詳しく紹介しています。
油汚れ
ガスコンロに付着している油汚れは、揚げ物や炒め物で飛び散った油や油煙です。調理後に水拭きするとすぐに落とせますが、時間が経つとベタベタした汚れに変化していきます。そのまま放置すると、油がこびりつき酸化して頑固な油汚れになります。
油汚れの落とし方については下記の記事で詳しく紹介しています。
ガスコンロの頑固な汚れになぜ重曹が効く
ガスコンロの掃除には「重曹」がおすすめです。重曹はアルカリ性の性質をもっているため、酸性の焦げや油に使用することで汚れが分解され落としやすくなります。
また、重曹には研磨作用があるため、掃除する時はこすり過ぎないように注意して使いましょう。重曹の使い方については下記の記事で詳しく紹介しています。
重曹は汚れにそのまま振りかけて使用できますが、ガスコンロの掃除には「重曹水」や「重曹ペースト」にすると、より強い効果を発揮してくれます。掃除する部品と汚れ具合に合わせて使い分けましょう。
重曹水の作り方
重曹水は水100mLに重曹小さじ1杯程度を溶かした液体です。重曹水をスプレーボトルに詰めて汚れに吹きかけて使います。ガスコンロ周りやキッチンの壁など広い範囲の汚れに吹きかけられます。
重曹ペーストの作り方
重曹ペーストは重曹大さじ2杯に水大さじ1杯を混ぜて練ったものです。よく練ってペースト状にして汚れに塗りこんで使います。重曹水では落ちない頑固な汚れもキレイに落とせます。
ガスコンロを掃除する時の注意点
ゴム手袋を使う
人間の皮膚は「皮脂」と呼ばれる油で防御されています。しかし、長い時間重曹に触れていると手肌が荒れてしまうことがあります。
ガスコンロの掃除は時間がかかります。掃除する時は重曹が手に付かないようにゴム手袋を使いましょう。
アルミや銅製品を片付ける
キッチン用品にはアルミや銅がよく使われています。これらに重曹が付着すると黒く変色する可能性があります。アルミや銅を使った鍋などは片付けてから掃除しましょう。
必ず元栓を閉める
ガスコンロを掃除する時は、必ず元栓を閉めます。誤って火が点いてしまうと衣類や、髪に燃えうつる危険があります。また、五徳やバーナーが熱いと手を火傷します。冷え切っているか確認してから掃除を始めましょう。
掃除後はしっかり乾燥させる
ガスコンロを掃除した後は、パーツをしっかり乾燥させてから戻します。塗れたまま使用すると火が点かないことがあります。外したパーツを十分乾かしてから元の位置に戻しましょう。
ガスコンロを重曹で掃除する方法
五徳や排気カバーの掃除方法
五徳と排気カバーの掃除は沸騰させた重曹水を使います。沸騰重曹水に浸け置きして汚れを落としましょう。
準備物
- 重曹大さじ1杯
- 水1L
- 鍋
- 部品を浸ける大きい容器
五徳や排気カバーを掃除する手順
- 鍋に水1Lと重曹大さじ1杯を入れて沸騰させる。
- 五徳と排気カバーを容器に入れる。
- 沸騰させた重曹水を注ぐ。
- 2時間程度、浸け置きする。
- 重曹水と汚れを水でしっかり流して完了。
五徳の掃除については下記の記事で詳しく紹介しています。
バーナーの掃除方法
ガスコンロのバーナーは、重曹水スプレーで汚れを落とします。バーナーリングやバーナーキャップを取り外し、穴も細かく掃除しましょう。
準備物
- 重曹水
- スプレーボトル
- 古い歯ブラシまたは竹串
- 布巾
バーナーの掃除手順
- 古い歯ブラシや竹串で目詰まりを取る。
- 重曹水を吹きかけて、5分程度放置する。
- 布巾で重曹水と汚れを拭き取る。
- 拭き残しがないように数回水拭きし完了。
天板の掃除方法
ガスコンロの天板は油が飛び散りやすく、調味料が焦げ付きやすい場所です。重曹ペーストを使って、頑固なこびりつきを落としましょう。天板の素材によってコーティング剤を剥がしてしまうため、柔らかいスポンジで軽く擦りましょう。
準備物
- 重曹ペースト
- ラップ
- 柔らかいスポンジ
- 布巾
天板の掃除手順
- 頑固な汚れに重曹ペーストを塗る。
- 重曹ペーストが乾燥しないようにラップをかぶせて30分ほど放置する。
- ラップを取り、スポンジで軽く擦って汚れを落とす。
- 布巾で重曹と汚れを拭き取る。
- 拭き残しがないように数回水拭きして完了。
グリルの掃除方法
グリル掃除には重曹をぬるま湯に溶かして使います。ガスコンロの中でもグリルは油汚れとニオイがひどい部分です。重曹水に全体を浸け置きしてキレイにしましょう。
準備物
- 重曹大さじ3杯
- 大きめの桶かポリ袋
- メラミンスポンジ
グリルの掃除手順
- 大きめの桶かポリ袋に50℃程度のぬるま湯を入れる。
- ぬるま湯に重曹大さじ3杯を加えて湯に溶かす。
- 重曹水にグリル網、グリル皿を浸けて、30分~1時間程度浸け置きする。
- グリル網、グリル皿を取り出しメラミンスポンジで汚れを軽く擦る。
- 水で重曹水を洗い流し、しっかり乾燥させて完了。
魚焼きグリルを掃除する方法や、ニオイを取る方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
ウタマロクリーナーでもガスコンロを掃除できる
ウタマロクリーナーは中性のクリーナーです。中性のクリーナーは「アルカリ性のものと比べると油汚れに弱い」と言われてきましたが、ウタマロクリーナーは、アミノ酸系洗浄成分を主成分に数種類の界面活性剤を配合し、油汚れもしっかり落とせるように作られています。
ガスコンロなどキッチン周りのほか、家中の掃除に使えることが特徴です。
手肌にやさしい
ウタマロクリーナーは、手肌にやさしいアミノ酸系洗浄成分でできています。掃除する時にゴム手袋をしなくても、手肌荒れを気にせず使えます。ツンとした嫌なニオイがしないため、気軽に使いやすい点も魅力です。
ウタマロクリーナーの使い方
ウタマロクリーナーは、汚れにスプレーして拭き取るだけで掃除できます。ガスコンロのこびりつき汚れには、多めにスプレーして5分ほど放置してから拭き取りましょう。
キッチンペーバーにウタマロクリーナーを染み込ませて、5~10分程度パックする方法もおすすめです。最後に水拭きをすると、汚れもニオイもしっかり落とせます。
ウタマロクリーナーの使い方については下記の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
毎日のように使うガスコンロは、油や調味料がこびりつき頑固な汚れになっている場合が多いです。重曹やウタマロクリーナーを上手に使えば、すっきりキレイに落とせます。
しかし、ガスコンロの掃除は時間と手間がかかり、自分で汚れやニオイを落としきれない場合があります。そんな時は業者にキッチンクリーニングを依頼しましょう。プロの手で頑固な汚れをしっかり落としてくれますよ。
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