一年に一度、大掃除の時だけは「蛍光灯の掃除もしなきゃ…」と思うものの、高くて掃除しにくく面倒ですよね?しかし、あまり長期間掃除せずに放置していると、部屋の明るさに影響します。蛍光灯にたまったホコリが原因で暗くなるため、定期的に掃除が必要です。そこで今回は、蛍光灯の掃除が必要な理由や、蛍光灯を掃除する方法について紹介します。
【蛍光灯の掃除】蛍光灯の掃除が必要な理由

蛍光灯を掃除するのは面倒で、放置したい気持ちはよくわかります。
しかし、そのままにしておくと蛍光灯にホコリが付着して、ホコリによって蛍光灯の明るさが暗くなります。自宅はもちろん、店舗やオフィスなども明るさが不十分だと、お客様や従業員が気持ちよく過ごせません。
また、蛍光灯に付着したホコリは、明るさを奪うだけでなく、<電気と干渉して火事という最悪な結果となる場合もあります。場所によっては食事などにホコリが落ちて、衛生的にもよくありません。明るさと清潔を保つためにも、蛍光灯の掃除が必要です。
蛍光灯に掃除の頻度は2~3ヵ月に1回が目安です。「そんなにこまめにできない…」と嘆きたくなりますが、そのくらいのペースでやっておくと、汚れがたまらず大掃除の必要もありません。最低でも半年に1回は、掃除しましょう。
【蛍光灯の掃除】蛍光灯を掃除する前に安全確認

必要な道具を揃えたら、掃除前に安全確認しましょう。
- 電気のスイッチをOFFにする
- 足元に邪魔な物があれば片付ける
蛍光灯は電気を扱う機器なので、掃除する前には必ず電気のスイッチを『オフ』にしておきましょう。電源を入れたままでの作業は大変危険です。
万が一、感電などの事故にもつながるので必ず電源を切って下さいね。脚立やイスに乗って掃除するので、バランスが悪くないか確認し、足元などまわりに何もないように片付けておきましょう。「ちょっと掃除するだけだから…」と油断せず、ケガを防止しましょう。
【蛍光灯の掃除】自分で蛍光灯を掃除する方法

用意するもの
- 必須
- モップまたは、ハタキ
- マイクロファイバータオル
- 掃除機
- 脚立
- 新聞紙
- マスク
- ゴム手袋
道具を揃えて、安全確認したら掃除に取り掛かりましょう、
蛍光灯の下にある家具を移動させる
蛍光灯の下にある家具を移動させて、照明器具の下に新聞紙を敷く。
脚立を使って蛍光灯を外す
脚立を使って、蛍光灯を外す。掃除機やマイクロファイバータオルを使ってホコリを拭き取る。乾拭きで取り切れなかった汚れがある場合は、硬く絞った雑巾で水拭きして乾燥させる。
蛍光灯を元の位置に取り付ける
蛍光灯を元の位置に取り付ける。電気のスイッチをONにして、点灯確認する。
【蛍光灯の掃除】照明器具のカバーも掃除しよう!

蛍光灯だけではなく照明器具によっては、カバーの掃除も必要です。カバーが外せる場合は、蛍光灯を取り外す時にカバーを取り外して掃除しましょう。カバーの素材別に掃除方法を紹介します。
【蛍光灯の掃除】ガラスやプラスチック製カバー
ガラスやプラスチック製カバーは、掃除機を使ってホコリを取り除き、洗面所やお風呂場で丸洗いします。汚れがヒドイ場合は、中性洗剤とスポンジを使いましょう。乾いたのを確認してから、カバーを取り付ける。
【蛍光灯の掃除】金属、紙、木製カバー
洗えない素材のカバーは、はたきや乾いた雑巾を使ってでホコリを落としましょう。
【蛍光灯の掃除】蛍光灯がつかない時はグロー球を確認

「蛍光灯がつかない…」「なかなかつかない…」時はグロー球を確認しましょう。グロー球とは、蛍光灯を点灯させる時のスターターの役割となるものです。豆電球と同じくらいの大きさのものや、少し小さめのものもあります。
蛍光灯の脇などを確認して、小さめの丸い球が見つかれば、それがグロー球です。電気をOFFにした状態で取り外してみると品番が書いています。同じものを電気屋、ホームセンター、インターネットなどで購入して交換しましょう。
目安としては、電気のスイッチを入れてから点灯までに5秒以上かかったら、このグロー球の交換時期です。
定期的に蛍光灯を掃除して気持ちよく過ごそう!
今回は、蛍光灯の掃除が必要な理由や、蛍光灯を掃除する方法について紹介しました。蛍光灯は各部屋についているもので数が多く、理想的な頻度で掃除するのはなかなか難しいですよね。
脚立の登り降りをする作業が大変など、体力的に自信がない人もいると思います。オフィスや店舗でも仕事が忙しくて「そこまで手がまわらない…」というオーナーも多いですよね。自分でできない場合は、プロの掃除業者にお任せしましょう。わからないことがあれば、作業を依頼する前に問い合わせておくと安心ですね。
まとめ
- 蛍光灯の掃除は2~3ヵ月に一度が理想的。最低でも半年に1回は掃除しよう
- 蛍光灯の掃除する前は必ず電気のスイッチを切rふ。また、足元を片付けてケガの防止しよう
- 蛍光灯の掃除は自宅にあるものでホコリを拭き取るだけで、特別な物は必要ありません