エアコンからゴキブリが発生する!?エアコン内のゴキブリを駆除しよう
エアコンはゴキブリが好む条件が満たされているので発生することがあります。今回はエアコンにゴキブリを侵入させない方法や、侵入した時の対処法を紹介します。
エアコンにゴキブリが侵入して住みつく理由は?
部屋でくつろいでいる時にゴキブリを見つけて「キャー!」という経験のある人も少なくありませんよね?このゴキブリはどこから侵入したのでしょうか?可能性として高いのは、部屋を快適にするためにつけているエアコンからの侵入です。
どうしてゴキブリがエアコンから侵入するのか?不思議ですよね。これはゴキブリが好む環境がポイントです。
ゴキブリが好んで住むところは、生きるための水と食料がある場所です。ゴキブリはホコリをも餌にして生きています。ホコリっぽくて湿気が多い場所にゴキブリは生息しています。そして暗くて狭い場所を好みます。
また、ゴキブリは温度が7℃以下になると活動できないため、ある程度の暖かさがあることがゴキブリの生息条件となります。というわけで、エアコンの中はゴキブリが好む条件を全て満たしているためエアコンにゴキブリが侵入しやすくなります。
エアコン内にゴキブリが侵入しているか確認する方法
エアコンの電源を切って音を確認する
ゴキブリは夜行性のため、夜にエアコンの電源を切ってエアコンから「カサカサ」と動く音が聞こえたら、ゴキブリがいる可能性があります。ゴキブリ駆除については下記の記事で詳しく紹介しています。
ゴキブリの卵がないか確認する
エアコンのカバーを開けて、ゴキブリの卵がないか確認しましょう。ゴキブリの卵は7mm~1cm程度の大きさで、小豆のような色と形をしています。卵鞘(らんしょう)という硬い殻に覆われており、その中に最大で40個もの卵が入っています。ゴキブリの卵が孵化すれば、大量発生するという恐ろしいことになります。テキストについては下記の記事で詳しく紹介しています。
ゴキブリのフンがないか確認する
エアコンのカバーを開けて、ゴキブリのフンがないか確認しましょう。ゴキブリのフンは2mm程度で大変小さいく、色は茶色や黒色です。フンを見つけた場合は、ゴキブリが住み着いている可能性があります。
エアコン内にいるゴキブリを駆除する4つの方法
フィルターに産み付けられた卵を駆除する方法
準備物
- 掃除機
- タオル
- ビニール袋
- ブラシ
ゴキブリの卵を駆除する手順
- エアコンフィルターにゴキブリが卵を産みつけてしまった場合は、掃除機で卵を吸い取る。
- エアコンフィルターをブラシ等でこすり洗いをして水で洗い流す。タオルで水分を拭き取って乾燥させて元の位置に戻す。
- 掃除機のゴミもすぐにビニール袋に入れて密封し、1番近い燃えるゴミの日に捨てる。ゴキブリの卵には殺虫剤が効かないので一刻も早く捨てましょう。
市販のゴキブリ駆除剤で駆除する方法
エアコンの上部に毒餌を置くタイプの駆除剤や、燻煙式の駆除剤がドラッグストアで売られています。バルサンの使い方については下記の記事で詳しく紹介しています。
アロマオイルでゴキブリを追い払う方法
アロマといえば癒やしやリラックス効果のイメージが強いと思いますが、ゴキブリが苦手なアロマもあります。ゴキブリはハッカ、レモン、スパイス系が苦手のようです。苦手な香りの精油を使ったアロマスプレーがオススメです。
準備物
- 無水エタノール
- 精製水
- アロマオイル
- 空のスプレーボトル
アロマオイルでゴキブリを追い払う手順
- のスプレーボトルに無水エタノールを30ml、精製水30mll、アロマオイル(精油)10適を入れて完成です。
アロマスプレーをエアコンフィルターに吹きかけたり、ガーゼに染み込ませてエアコンまわりに置くのも効果的です。
【注意】
小さいお子様やペットがいるご家庭は、口に入れてしまわないように注意しましょう。また、エアコン本体に直接スプレーすると故障の原因になるので注意して下さい。
アロマは使用する場所の材質によっては、傷めてしまうことがあるので目立たない箇所で確認しましょう。100%天然由来のアロマを使用しないと、効果が見られない点が注意点です。100円均一ショップなどで販売されているアロマは成分が100%天然の精油ではないため、残念ながら害虫を避ける効果はありません。
業者にエアコンクリーニングを依頼する
頻繁にゴキブリが発生して「一刻も早くこの悩みから解放されたい!」と思っている人は、プロに駆除を依頼することをオススメします。プロのエアコンクリーニングは、やはり自分でするのとは大違いです。
エアコンにゴキブリを侵入させない4つの対策
エアコンを止めた後は送風モードにする
エアコンを止めた後は送風モードにする方法は、手軽にできて効果的な方法です。エアコン内にたまった湿気を取り除き、エアコンの中で結露するのを防ぎます。エアコン内部の結露は、ゴキブリの飲み水となります。これがゴキブリが繁殖してしまう原因です。
エアコンを切る前に30分くらい送風運転してから、エアコンのスイッチを切る習慣をつけるといいでしょう。この方法はエアコンのカビ対策にも効果があります。
市販のゴキブリ駆除剤を使用する
エアコンの上部に毒餌を置くタイプの駆除剤や、バルサンなど燻煙式の駆除剤がドラッグストアなどで販売されています。室外機の下にも置いておくと安心です。
フィルターをこまめに掃除する
2週間に1度くらいの頻度で、エアコンのフィルターを水洗いしましょう。水洗いが面倒という人はフィルターについたホコリをはらうだけでもずいぶん違います。
ドレンホースからが入れないようにする
ドレインホースの先を少し地面から浮かせるだけで、地面からゴキブリが侵入しにくくできます。
ドレインホース専用の防虫キャップをかぶせるのも効果的です。キャップをかぶせる時はドレンホースの中にゴミやホコリを取り除いてからにしましょう。ホースが詰まり、水が外に流れなくなってしまいます。エアコンクリーニングしてもらった時に、専門業者に依頼して取り付けてもらうのがオススメです。
まとめ
今回はエアコンからゴキブリが侵入する原因や、エアコンからゴキブリが侵入しないように対策する方法について紹介しました。暑い夏や寒い冬には欠かせないのがエアコンです。ゴキブリに怯えることなく、快適に過ごすためにエアコンのクリーニングしたいですね。
自分でエアコンクリーニングする場合は、内部まで掃除できないため限界があります。また自分でつけた防虫キャップが原因でホースが詰まって室内に水漏れしたり、エアコンが故障してしまったら大変です。
もしフィルターに卵がついていたら「いくら掃除機で吸うだけでも怖い…」「気落ち悪くて自分ではできない…」という女性も多いでもの。プロにエアコンクリーニングを頼むことで、そんな悩みも解決できます。
料金や所要時間ですが、目安としては料金相場が10,000円~15,000円、所要時間が60分~90分です。複数の業者を調べて作業内容や料金を比較し、依頼するのがオススメです。賃貸に住んでいる人はまず大家や管理会社に相談してみてください。
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