フローリングマットの種類は?和室の模様替えにはフローリングマットがオススメ
畳の上に敷くだけで、簡単に模様替えができるフローリングマットが数多く販売されています。フローリングマットは値段も手ごろで、女性でも簡単に敷けます。そこで今回はフローリングマットの特徴や、フローリングマットを敷く時の注意点を紹介します。
フローリングマットのメリットは?
畳や絨毯の床を「フローリングにしたい…」という時に便利なのが、フローリングマットです。フローリングマットとは、フローリング素材の裏に布地が貼ってあり、畳の上に敷くだけでフローリングに早変わりできる優れものです。
別名「ウッドカーペット」とも呼ばれています。フローリングマットのメリットは、大きく分けて5つあります。
安価でリフォームできる
業者にフローリングリフォームを依頼するより、フローリングマットの方が安価です。また、自分で敷けるので日時を選ばず、人件費もかかりません。
手軽にリフォームできる
フローリングマットは、畳の上に敷くだけで気軽にリフォームできます。種類によっては重く、大人1人で敷くのは難しい物もありますが、2人いれば敷けるものが多いです。女性でも手軽にリフォームができます。
工具や接着剤が不要
フローリングマットは工具や接着剤が不要で、畳や床を傷つけることなく賃貸物件でもリフォームが可能です。
種類が豊富
フローリングマットは色や種類がたくさんあり、好みの商品を選べます。
- カラーバリエーションが豊富です
- ナチュラルスタイルや、ヴィンテージスタイル等の木目のデザイン
- カーペットタイプのもの
- ジョイントタイプのもの
最近は傷がつきにくい特殊加工のものや、ノンホルマリンのものなど素材にもこだわりのあるものが販売されています。
掃除がしやすい
畳や絨毯をフローリングにすることで、部屋のイメージが変わるだけでなく、ダニの発生を防ぎ、掃除がしやすくなります。また、マットを敷くことで防音効果も期待できます。
本格的ウッドカーペットの特徴
本格的なリフォーム感が楽しめる「ウッドカーペット」について紹介します。ウッドカーペットは板のフローリングの裏地に、フェルトなどの布が貼られているものです。部屋の床一面に敷くと、一瞬でフローリングに早変わりします。以前畳や絨毯であったことが信じられないくらいイメージが変わります。
最近ではフローリングの板の木目の種類、カラー、加工など様々な種類のウッドカーペットが販売されています。
自分の好みや、目指したいインテリアの雰囲気に合ったウッドカーペットを選びましょう。
また、ウッドカーペットは畳の部屋に合わせてサイズ展開していることが多いです。畳は「江戸間」「団地間」「京間」「中京間」の4種類に分かれており、それぞれサイズが違います。
- 江戸間1畳…縦176cm×横87.8cm
- 団地間1畳…縦170cm×横85cm
- 京間1畳…縦191cm×横95.5cm
- 中京間1畳…縦182cm×横91cm
ウッドカーペットはこの中でも広く使われている「江戸間」「団地間」に合わせたサイズのものが多く販売されています。フローリングにしたい部屋の畳のサイズを確認して購入しましょう。
販売されているウッドカーペットや、床のサイズが合わない場合もありますが、カッターなどを使い自分でカットできるタイプや、販売ショップでカットをオーダーできるものなど様々なタイプのものが販売されています。
厚さも約4mmとウッドカーペットを敷いても段差をあまり感じないところもいい点です。ウッドカーペットの場合は軽量であるとはいえ、6畳分以上を敷くとなると大人1人では重く大変なので2人以上で作業しましょう。軍手を着用して大人2人でウッドカーペットの端と端を持ち、部屋の角にぴったりと合うようにまっすぐ敷くのがポイントです。
ジョイントウッドカーペットの特徴
ジョイントタイプのウッドカーペットの表地はフローリング素材、裏地は突起がついたウレタン素材です。1枚1枚繋ぎながら設置できるものや、敷きつめるだけで設置できるものなど様々な種類が販売されています。
1枚がコンパクトサイズなので、女性1人でも設置しやすいです。種類によってはカッターなどでカットできるので、床のサイズにぴったり合わせて敷けます。
もし、部分的に汚れたり傷んだりしても、その部分だけ交換すればいいのも利点の1つです。
最近販売されているものは、つなぎ目も目立たないようになっています。ジョイントタイプのウッドカーペットも、本格的なフローリングリフォームが楽しめます。
ジョイントマットの掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
シート式フローリングマットの特徴
シート式のフローリングマットは畳や絨毯に限らず、多用途に使えるものが販売されています。フローリング模様ですが、素材は木ではなくPVC(ポリ塩化ビニル)素材が主です。PVCは水や汚れに強く、傷もつきにくいのが特徴です。
シート式のフローリングマットは薄地で手軽に敷けます。ソファやダイニングテーブル、椅子などの下に敷くと傷防止になります。また、まだ小さいお子さんがいるご家庭には、テーブルの下に敷くと、サッと雑巾で拭くだけで簡単に掃除できます。
全体的に汚れがひどくなった場合は、マットを外して水洗いできます。台所の周り、洗面室、トイレなど、水回りで床が傷みやすい場所にも、シート式のフローリングマットを敷くと便利です。床を保護するだけでなく、インテリアの雰囲気をおしゃれに変えられます。
フローリングマットに生えたカビを取る方法
フローリングマットは敷くだけで、手軽にフローリングに変えられますが注意点もあります。畳や絨毯の上にフローリングマットを敷くと、ダニやカビが発生してしまいアレルギーの原因になります。ダニやカビを防ぐためにはフローリングマットを敷く前に、畳または絨毯の上を念入りに掃除しましょう。
また、床の上に「ダニ防止シート」を敷いてから、フローリングマットを敷きましょう。フローリングマットを取り替える時にカビが発生している場合は、水で薄めた消毒用エタノールでカビ取りましょう。
準備物
- 消毒用エタノール
- 水または精製水
- 空のスプレーボトル
- 古歯ブラシ
- 掃除機
- 乾いた雑巾または布
タイトル
- 空のスプレーボトルに消毒用エタノール40mlと、水10mlを入れてカビ取りスプレーを作る。
- カビ取りスプレーをカビに吹き付ける。
- 古歯ブラシを畳の目地に沿って擦り、カビを浮かして掃除機で吸い取る。
- もう1度カビ取りスプレーを吹き付けて除菌して、乾いた雑巾または布で拭き取る。
- 3~4日乾燥させて完了。
犬用カーペットを選ぶポイントについては下記の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
今回はフローリングマットの特徴や、フローリングマットを敷く時の注意点を紹介しました。フローリングマットは、手軽に部屋のイメージが変えられるオススメの商品です。畳や絨毯の掃除や、ダニ防止対策などひと手間はかかりますが、業者に依頼する必要もない簡単リフォームです。
床の雰囲気が変わるとインテリアのアイデアも広がり「変えてよかった!」と実感できますよ。フローリングマットで、インテリア&おうち生活を今まで以上に楽しみましょう。
地元のカーペット張替え業者を探す
出張訪問サービスの検索予約サイトすまいのホットラインでは、高い技術を持ったカーペット張替えの専門業者が多数出店しています。
予約前に無料で質問ができ、作業料金や利用者の口コミも公開されているので、あなたの悩みを解決するピッタリの専門家を見つけることができます。
すまいのホットラインは、引越し・不用品回収・ハウスクリーニングなど、
200種以上の出張訪問サービスを予約できる、日本最大級の検索予約サイトです。
- 「相場」がわかる
- 総額料金や実際に利用した人の口コミで選べる
- 「人柄」で選べる
- スタッフの技術力や雰囲気・こだわりで選べる
- 「何でも」頼める
- どうすればいいかわからないお困りごとも解決