肉を上手に冷凍するコツと保存期間や解凍方法のまとめ!肉の下味冷凍も紹介◎
毎日の料理に活躍するお肉は、安い時にまとめ買いすることも多いです。お肉は賞味期限が短いので、長持ちさせたい時は冷凍保存するのがおすすめです。そこで今回は正しいお肉の冷凍保存や解凍方法を紹介します。
冷凍した肉の保存可能期間は?
冷凍したお肉の保存可能期間は肉の種類やパーツによって異なりますが、挽き肉で1~2週間、塊肉で3~4週間程度です。そして、鶏肉は賞味期限が短く、豚肉や牛肉は鶏肉よりも長持ちするといわれています。
ただし、時間が経つほど劣化するため、できるだけ早く使い切るといいでしょう。冷凍してから時間が経っていなくても、異臭がしたり色が変わっていたりするお肉を使用するのは避けてください。食中毒や腹痛など身体を壊す恐れがあります。
肉を上手に冷凍するコツ
準備物
- 冷凍したいお肉
- ラップ
- 保存袋
肉を上手に冷凍する手順
- お肉は空気に触れると劣化するので、トレイから出してラップに包み保存袋に入れる。
- 1回で使い切れる量にして冷凍すれば調理もスムーズにできます。
- 冷凍庫に入れる時は金属製の容器や、トレイに入れて冷凍する。
トレイから出して保存する時は、ドリップを拭き取るとお肉の臭みを減らせます。また、小分けにすることで冷凍や解凍時間を時短でき、お肉の風味や鮮度を保てます。
トレイに入れて冷凍することで、お肉の鮮度を保ったまま保存でき味の劣化を防げます。
冷凍した肉を解凍する方法
冷蔵庫で自然解凍する
調理するまで6時間~半日程度あれば、冷蔵庫で自然解凍できます。簡単にできるので、手間をかけたくない方におすすめです。
流水で解凍する
冷凍したお肉を保存袋に入れたまま、流水に当てることでも解凍できます。手間はかかりますが、冷蔵庫で解凍するよりも時短になります。
電子レンジで解凍する
すぐに調理したい時は、電子レンジで解凍するのも1つの方法です。解凍ムラが起こる可能性があったり、様子を見ながら加熱する必要があったりしますが、すぐに解凍できます。
下味をつけて冷凍すれば料理の時短になる
お肉に下味をつけて冷凍すれば、そのまま加熱するだけで1品完成します。時短になったり、お肉に味が染み込みやすくなったりすることから、最近は下味をつけて冷凍する方も増えています。
方法は簡単で、保存袋にお肉を入れて焼肉や生姜焼きのタレなどお好みのタレを一緒に入れて簡単に揉み込むだけです。そのまま冷凍保存すればOKです。料理の時短になるので、下味をつけて冷凍する方法もぜひお試しください。
鶏肉の塩麹漬け
材料2~3人分
- 鶏もも肉1枚(250g程度)
- 塩麹(大さじ2杯)
鶏肉の塩麹漬けの作り方
- 冷凍保存袋に鶏もも肉と塩麹を入れて揉み込む。
- なるべく空気を抜いて封して、平らにして冷凍保存する。
塩麹の効果で余分な水分が抜けて、肉もやわらかくなります。シンプルに焼くだけで美味しいですが、鶏の塩麹から揚げなどにも使えます。
豚バラねぎ塩
材料2~3人分
- 豚バラ肉(300g程度)
- すりおろししょうが(小さじ1杯)
- 酒(大さじ1杯)
- ごま油(小さじ1杯)
- 塩(小さじ1/3)
豚バラねぎ塩の作り方
- 冷凍保存袋に材料を入れて揉み込む。
- なるべく空気を抜いて封して、平らにして冷凍保存する。
塩とごま油の下味なので炒め物、めん類のトッピングやチャーハンなどにも便利です。
合いびき肉の洋風タネ
材料2~3人分
- 合いびき肉(400g程度)
- パン粉(1カップ)
- 牛乳(100ml)
- 卵(1個)
- みじん切り玉ねぎ(1/2個)
- 塩(小さじ1杯)
- こしょう(少々)
- 好みのスパイスやハーブ(適宜)
合いびき肉の洋風タネの作り方
- パン粉と牛乳を混ぜておく。
- ボウルに合いびき肉と塩を入れて粘りが出るまでよく混ぜて、残りの材料を全て加えて混ぜる。
- 冷凍保存袋に材料を入れて揉み込み、なるべく空気を抜いて封して、平らにして冷凍保存する。
合いびき肉の洋風タネはハンバーグやメンチカツ、野菜の肉詰めなど色々な料理に活用できます。
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