おねしょ(お漏らし)した布団は洗濯して清潔に!おねしょの洗濯方法から便利グッズを紹介
じゅうたんや布団などにおねしょすると汚れや、臭いが残ることがあります。今回は漏らしした布団を洗濯する方法や、おねしょで汚す前に予防できるグッズを紹介します。
おねしょで汚した布団を放置する3つのリスク
おねしょで布団などが汚れているのに対処せずに後回しにしてしまうと、悪臭などの深刻な問題があります。
臭いが悪臭に変わる
布団におねしょしても、すぐに嫌な臭いがするとは限りません。初期段階では気になるほどの臭いではなく、時間が経つことで臭いが強くなります。それはおしっこの臭いの成分であるアンモニアが、時間の経過とともに分解されることで悪臭に変わるからです。そのため放置すると消臭するのが困難な悪臭に変わります。
シミや黄ばみが目立つ
おねしょを放置すると布団にシミができます。そのまま放置し続けると簡単には落とせない頑固な黄ばみになります。シーツでシミを隠せますが、こびりついたシミや黄ばみは悪臭を漂わせます。臭いが気になり心地よい睡眠を邪魔されてしまいます。
不衛生な寝具で寝ることになる
おねしょで汚れてしまった布団を放置すると、不衛生の寝具で眠らなければなりません。おねしょで汚れた布団では悪臭だけではなく、雑菌やカビなどの原因にもなります。汚れた布団など不衛生な寝具を使用しないためにも、放置しないようにしましょう。
おねしょした布団を洗濯する方法
汚れた布団を洗濯するにはコインランドリーなどでも洗えますが、持ち運びが大変です。今回は自宅でできる洗濯方法を紹介します。
おねしょした布団を洗濯する手順
- お風呂場の浴槽を使い布団を足踏みしてじゃぶじゃぶと丸洗いする。
- 浴槽の栓を抜き、足でしっかりと踏みつけて水気をなくす。何度も繰り返し足踏みすることで脱水できます。
- シャワーを使いすすぎ洗する。布団を踏みながらシャワーを当ててすすぐ。
- その後足踏みして水気を取り除き脱水する。
- 1時間程度は浴槽のふち部分に掛けて水分を抜く。
- その後干してしっかり乾燥させて完了。
布団を洗う水は冷たかったり、熱湯ではなく40℃程度のお湯を使いましょう。熱湯を使用するとおしっこに含まれるタンパク質が固まり、汚れがさらに落ちにくくなります。お風呂の残り湯で丸洗いする場合は、お湯の温度を確認しましょう。
雨の日におねしょを部分洗いする時の注意点
布団を干せない雨や天候不良の場合は、部分洗いでも洗えます。部分洗いする時の注意点を紹介します。
カビや雑菌繁殖に注意する
湿気を含んだままの布団を使用してしまうと、カビや雑菌にとって好環境になります。天候不良や湿度の高い日は、扇風機や除湿器を使うなど乾燥方法を工夫しましょう。カビや雑菌を繁殖させないためにも、天候不良で洗濯する場合は湿気に注意しましょう。
サーキュレーターの使い方については下記の記事で詳しく紹介しています。
しっかりと乾かす
雨や天候不良など布団を外に干せない場合は、布団乾燥機やドライヤーを使用してしっかり乾かしましょう。室内干しする時は風通しよくするために、椅子を並べてその上に布団を乗せて乾かせます。
布団をドライヤーで乾かす時には、布団との距離を保ちながらしましょう。布団乾燥機を使用する時は表面だけではなく、裏面もしっかりと乾燥させましょう。カビなどの発生原因になるためしっかし乾燥させましょう。布団を乾燥させる環境がなければ、手元にあるアイテムを使いながら工夫して乾かしましょう。
布団の干し方については下記の記事で詳しく紹介しています。
おねしょで汚す前に予防できるグッズ
おねしょシーツ
おねしょで汚してしまう前に予防できる便利グッズやの対処グッズを紹介します。
水加工を施したシーツを使用することで布団やマットレスへの水分浸透を防ぎ、不快感を軽減し快適に過ごせます。
おねしょズボン
コットン100%のサラサラした肌心地で、3層構造でおねしょをしっかりブロックし夜の「ぐっすり」をサポートしてくれます。
防水シーツ
吸水性が良く、パイル部分が水分をしっかりと吸い取ってくれます。肌触りもやわらかで快適です。お子様との添い寝や、大人用としてもOKです。小さいお子様との添い寝時も、これがあればママも安心です。おむつ外しトレーニング中のお子様にもオススメです。
重曹
重曹は消臭効果があるため、おねしょした布団に振りかけておくことでおしっこの臭いを軽減してくれます。できるだけ長い時間放置しておくことで臭いを消臭して、さらに湿気を吸収してくれます。
クエン酸
臭いの原因となるアンモニアはアルカリ性なので、酸性のクエン酸と中和反応を起こすことで臭いを解消できます。酸性であるクエン酸は掃除に効果を発揮するだけではなく、臭い対策に有効なアイテムです。いつでもシュッと吹きかけられるように、クエン酸水をスプレーボトルに入れておくと便利です。クエン酸水は水200mlに対してクエン酸を小さじ1程度加えて混ぜるだけです。
おねしょを対処する時の2つの注意点
ファブリーズなどの除菌スプレーは使用しない
おしっこの臭いが気になるからと、すぐにファブリーズや除菌スプレーを使用するのはやめましょう。おしっこの臭いや汚れは除菌スプレーではなくならず、逆により悪臭を引き起こす原因になる可能性があります。ファブリーズなどの除菌スプレーを使用する時は、洗濯後にしましょう。
おねしょの対処はスピード勝負
おねしょを発見したら、すぐに対処することで明暗が分かれます。吸収性の高いオムツやペットシート、乾いた雑巾などでできるだけ早く水分を吸収する必要があります。また、アンモニア臭が定着して、結局は汚れが取れない可能性もあります。おねしょを発見したらスピード勝負で対処することで、臭いや汚れの定着を防げます。
まとめ
今回は漏らしした布団を洗濯する方法や、おねしょで汚す前に予防できるグッズを紹介しました。おねしょによって汚れてしまった布団は汚れや臭いを落とすために洗濯しましょう。清潔を保つためにも定期的にクリーニングを利用してもいいかもしれません。
環境や状況に応じてベストなお手入れをして、おねしょの汚れと臭いとはサヨナラしましょう。ぜひ寝具を整い、快適で安らぐ環境を手に入れてみませんか?
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