自宅で毛布は洗濯できる!毛布を洗濯機で洗う方法や洗濯機に入らない時の対処方法まで紹介
自宅で毛布を洗濯すれば低コストで、重い毛布を持ち運ぶ手間が省けます。そこで今回は自宅で毛布を洗濯する方法や、洗濯機に入らない時の対処方法を紹介します。
自宅で毛布が洗濯できるか確認する3つの事
毎日使う毛布は寝汗や皮脂汚れで汚れます。毛布は部屋のホコリも吸い込みます。毛布を洗濯しないとカビやダニが発生したり、ハウスダストやアレルギーの原因となります。毛布は定期的に洗濯しましょう。まず、自宅で毛布が洗えるか確認しましょう。
洗濯表示を確認する
今はほとんどの毛布が自宅で洗えますが、毛布の種類によって自宅で洗濯できない場合があります。洗濯表示を確認して洗濯機マークや、手洗いマークがついていれば自宅で洗濯できます。マークに✕がついている場合は自宅で洗濯できません。
洗濯表示には洗濯方法が記載されています。例えば40と記載されている時は、水温40℃以下で洗濯しないと毛布が傷みます。また、タンブラー乾燥不可となっている場合は、乾燥機の使用を避けましょう。事前にどんな洗い方をすればいいのか確認しておきましょう。
素材を確認する
綿毛布やポリエステルの毛布は洗濯機で洗えます。アクリルや毛は洗えるものと洗えないものがあります。羊毛(ウール)は水洗いできますが、羊以外の動物から刈り取った獣毛(カシミアやアンゴラやキャメルなど)は水洗いできません。シルクも洗濯できない素材です。獣毛やシルクは水洗いすると縮んだり、風合いが損なわれてしまいます。クリーニングに出すか、こまめに陰干しして風に当ててお手入れしましょう。
容量を確認する
洗いたい毛布が洗濯機に入る大きさかを確認します。大きい毛布や何枚もの毛布を無理やり詰め込むと洗濯機が故障してしまいます。一般的な洗濯量の目安は洗濯槽の7~8割程度だと言われていますが、毛布はかさばるので洗濯槽の半分くらいが適量です。洗濯槽の中に水と毛布を入れてスムーズに回転すれば大丈夫です。
毛布を洗濯する前の2つの準備
ホコリやシミを落とす
毛布を洗濯する前に物干しに毛布をかけて、ブラシで大きなホコリや髪の毛を払いましょう。食べ物などのひどいシミはその部分だけ洗剤を染み込ませてタオルやブラシで叩きます。
血液汚れは重曹水を使うと時間がたったシミでも落としやすくなります。こうして予洗いしておくと、短い洗濯時間でもキレイに仕上がります。血液のシミの落とし方については下記の記事で詳しく紹介しています。
洗剤を選ぶ
毛布を洗う時は液体洗剤がおすすめです。粉洗剤だと溶け残ることがあります。綿毛布は通常の洗剤でも大丈夫ですが、アクリルなどはおしゃれ着洗剤か中性洗剤を使いましょう。そして、仕上げに柔軟剤を使うとふんわりします。柔軟剤が配合された柔軟剤入りおしゃれ着洗剤を使うのもおすすめです。
また、淡い色の毛布は蛍光剤無使用の洗剤、濃い色の毛布は漂白剤無使用の洗剤を使いましょう。洗濯前に色落ちしないか確認してから洗うと安心です。
洗濯機で毛布を洗う方法
準備物
- 洗濯ネット
- 洗剤
洗濯機で毛布を洗う手順
- 毛布の肌に触れる部分を外側にしてジャバラに折りに畳み洗濯ネットに入れる。
- 洗剤を入れ毛布コースがあったら毛布コースで、なければドライコースや手洗いコースや弱水流コースで洗濯する。
- 洗濯表示で日向干し、日陰干しなのか確認して毛布を干す。
縦型洗濯機の場合は一番汚れている部分を洗濯機の底に入れると汚れが落ちやすくなります。洗濯ネットがない時は毛布を畳んで紐で縛って洗濯機に入れましょう。
洗濯機の水がたまってきたら途中で止めて毛布を押し込み、しばらく洗剤液につけると汚れが落ちやすくなります。
物干し竿に干す時は2本の物干し竿にM字になるように掛けて干すと乾きやすくなります。物干し竿が1本しかない時はハンガーを数本使って広げて干しましょう。乾燥機が使える毛布なら乾燥機を使っても大丈夫です。
毛布は月1回、少なくとも1シーズンに1回は毛布を洗濯しないと雑菌が繁殖します。洗うのが面倒な人や洗濯頻度が少ない人は、下記のいずれかの方法でお手入れして、汚れをためないように気をつけましょう。
- 起床したら毛布を畳んで片付ける
- 毛布にカバーをつけてカバーだけ洗う
- 除菌効果のある消臭スプレーをスプレーする
- 布団掃除機か通常の掃除機をゆっくり毛布にかける
- 天日干しして湿気を取る
毛布が洗濯機に入らない時の対処方法
毛布が大き過ぎて洗濯機に入らない時は手洗いやコインランドリー、クリーニングに出すなどで洗濯しましょう。
手洗いする
準備物
- 洗濯ネット
- 洗剤
- 柔軟剤
手洗いする手順
- 毛布に付いたホコリやシミを落として洗濯ネットに入れる。
- お風呂場の浴槽に30℃程度のぬるま湯を張り洗剤を投入する。
- 浴槽に毛布を入れて踏み洗いする。
- ひっくり返したり、湯を替えながらキレイになるまで洗う。
- 汚れが落ちたら洗剤がなくなるまですすぎ、柔軟剤を最後のすすぎで入れる。
- 手で絞ったり足で踏んで脱水するす。
- 毛布を干して完了。
水が絞り切れない時は浴槽の縁に掛けて、しばらく水をきりましょう。
クリーニングに出す
水洗い不可の毛布や、シルクなど家で洗えないデリケート素材はクリーニングに出しましょう。クリーニングに出すと業者が洗濯してくれるので楽で、頑固なシミもキレイに落としてもらえます。自分で店舗に持ち込めない人は宅配クリーニングを利用するという方法もあります。
デメリットは自宅で洗うよりコストが高いこと、仕上がりまで数日間かかってしまうことです。
コインランドリーで洗濯する
水洗い可で自宅の洗濯機に入らない場合は、コインランドリーを利用するといいでしょう。コインランドリーを利用すれば当日に仕上がり、大型の洗濯機で洗うので自宅よりキレイに毛布が洗い上がります。敷布団と掛け布団をコインランドリーで洗う方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
高温の乾燥機で乾かすので、ふんわりした肌触りになります。また、殺菌効果も期待できます。ダニは50℃で死滅するためダニ対策としても有効です。
まとめ
今回は自宅で毛布を洗濯する方法や、洗濯機に入らない時の対処方法を紹介しました。ほとんどの毛布は自宅で洗濯できますが、すべての毛布が自宅で洗える訳ではありません。事前に洗濯表示や素材、容量を確認してから洗濯しましょう。
毛布に汚れが蓄積すると臭くなったり、保温性が低下します。できれば月に1回、少なくとも1シーズンに1回は洗濯しましょう。忙しくて毛布を洗う時間がない人は、片付け・家事代行サービス業者に依頼するの一つの手ですよ。
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