洗濯機の水抜きは引っ越し前日にすませよう!縦型、ドラム式洗濯機の水抜き手順
洗濯機を移動させる時は洗濯機の中や、ホースに水が残っているので「水抜き」しないと運べません。そこで今回は縦型洗濯機とドラム式洗濯機の水抜きする方法を紹介します。
洗濯機の水抜きは引っ越し前日がベスト
引っ越しとなれば、もちろん洗濯機も運びます。しかし、洗濯機をそのまま運ぶと水が漏れてしまいます。
洗濯機の中や、排水ホースの内には水が残っています。この水を抜くことを「水抜き」と言います。洗濯機の水抜きをしておかないと、洗濯機を運んでいる途中に水が漏れます。
洗濯機の水抜きするのは、ズバリ「引越しの前日」です。前日であればいつでも大丈夫です。引越し当日は色々とバタバタすることも多いので、前日に洗濯もすませて水抜きも終わらせましょう。
水抜き作業は1時間程度で終わります。もし、どうしても前日までに水抜きできなかったという場合は、引越し当日でも大丈夫です。その場合はなるべく朝の早い時間にすませましょう。引越しが決まったら準備「やることリスト」や、引っ越しでやること(役所手続き)については下記の記事で詳しく紹介しています。
洗濯機の水抜きする前に確認する3つの事
引越し前はやることが多くて忙しいと思いますが、洗濯機の水抜きについて以下の3つのポイントは忘れずに確認しておきましょう。
新居に設置場所があるか確認する
引越し先によっては洗濯機を設置するスペースが無い場合もあります。洗濯機を置くスペースがあるか、必ず事前に確認するようにしましょう。スペースがあった場合は手持ちの洗濯機が入るかどうか、広さも確認しておくといいでしょう。
新居の給水栓の形を確認する
洗濯機付近の水道の蛇口には「万能ホーム水栓」「洗濯機用ワンタッチ水栓」「洗濯機用ストッパー付き水栓」の3種類があります。それぞれの蛇口によって使う給水栓が変わってくるので、手持ちの洗濯機の給水栓が使えるかどうか確認しておきましょう。
部品の紛失や破損に注意する
水抜きで部品を取り出す時は、1つ1つの部品を紛失しないように注意しましょう。新居に設置する時に部品が足りないと故障や水漏れなどトラブルの原因になります。部品の種類によっては傷付きやすいものもあるので、破損しないように丁寧に取り扱いましょう。
洗濯機の水抜きする手順動画
時間のある方は、以下の動画で手順をわかりやすく確認できます。
縦型洗濯機を水抜きする方法
洗濯機は縦型洗濯機(ドラム式以外)とドラム式洗濯機に分かれます。まずは、縦型洗濯機の水抜き方法から紹介します。
準備物
- 洗面器
- タオル
- ビニール袋
縦型洗濯機の水抜き手順
- 洗濯槽内に洗濯物などが残っていないか確認し、給水ホースがつながっている水道の蛇口を閉める。
- 洗濯機をいつも通り10~20秒まわして電源を切る。
- 給水ホースを水道の蛇口から外し、ホースから水が溢れるので洗面器で受ける。
- 洗濯機のフタを閉めて電源を入れて脱水を選択し、スタートボタンを押す。脱水の時間は1番短い時間で大丈夫です。
- 脱水が終了したらフタを開け洗濯槽内の水分をタオルで拭き取る。
- 洗剤投入ケース等も一度外しタオルで水分を拭き取り元に戻す。
- 排水口から排水ホースを抜き、排水ホースを外すと水が溢れてくるのでタオルと洗面器で受ける。
- 洗濯機の裏側も含め洗濯機全体を拭いて完了。
念のため給水ホースは洗濯機から外し、ビニール袋に入れて洗濯槽にて保管しましょう。排水ホースはビニール袋をかぶせてホース掛けにかけておきます。
洗濯機の運搬に備えて給水栓と給水ホースを繋ぐ金具やアースケーブルを外し、ビニール袋に入れて保管しておけば部品を紛失することはありません。
ドラム式洗濯機を水抜きする方法
ドラム式洗濯機の場合は糸くずフィルターやゴミ取りフィルター、排水フィルターの水抜きも必要です。
準備物
- 洗面器
- タオル
- ビニール袋
ドラム式洗濯機の水抜きする手順
- 洗濯槽内を確認して、給水ホースがつながっている水道の蛇口を閉める。
- 洗濯機をいつも通り10~20秒まわして電源を切る。
- 洗濯機の「脱水」を選択しスタートボタンを押す。脱水の時間は1番短い時間で大丈夫です。
- 糸くずフィルターやゴミ取りフィルター、排水フィルターつまみを少しずつ緩めて出てくる水を洗面器で受ける。
- 水が出なくなったらさらにつまみを回し糸くずフィルターやゴミ取りフィルター、排水フィルターを引き出しタオルで水分を拭き取り元に戻す。
- 排水口から排水ホースを抜く。排水ホースを外すと水が溢れてくるので、タオルと洗面器で受ける。
- 洗濯機の運搬に備えて給水栓と給水ホースを繋ぐ金具や、アースケーブルを外しビニール袋に入れて保管しておけば部品を紛失することはありません。
糸くずフィルターやゴミ取りフィルター、排水フィルターの水抜きするため、洗濯機のフタを閉めて電源を入れて脱水を選択します。
念のため給水ホースは洗濯機から外し、ビニール袋に入れて洗濯槽にて保管しましょう。排水ホースはビニール袋をかぶせてホース掛けにかけておきましょう。
水抜き後に洗濯機を移動させる時の2つの注意点
プロの引っ越し業者に作業してもらう場合は、洗濯機の移動も安心して任せられます。自分で引っ越し作業する場合は「新居に移動させたら洗濯機が使えなくなった…」というトラブルを予防するためにも、洗濯機の移動時は以下のことに気を付けて下さい。
縦型式洗濯機を移動する時の注意点
移動時に他の荷物にぶつかったり、倒れたりしないように気を付けましょう。縦型式は揺れには強いといわれているので多少の振動は問題ありません。心配な人は大きめのタオルで洗濯機を包むなどの対策しましょう。
ドラム式洗濯機を移動する時の注意点
ドラム式洗濯機は移動時にしっかりと固定する必要があります。洗濯機本体の側面や後部に、輸送用の固定ネジがあります。輸送用の固定ネジを使って確実に固定しましょう。
取扱説明書に固定方法が書いてあるので、移動前に必ず確認しておきましょう。ドラム式は縦型式に比べて揺れや振動、傾きに弱いといわれていますので慎重に移動させましょう。
まとめ
今回は縦型洗濯機とドラム式洗濯機の水抜きする方法を紹介しました。自分で洗濯機の水抜きするのが難しい時や自信がない人、そんな時は業者に依頼するといいでしょう。
専門業者にお願いすると自分でする時と違い、洗濯機の故障やトラブルなどのリスクがなく安心です。
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