脇汗の黄ばみを簡単に落とす3つの方法!ワキガによる頑固な黄ばみ落としや脇汗対策も紹介
脇汗が原因で衣類に付いた黄ばみは重曹やクレンジングオイルを使えばキレイに落とせます。ワキガによる黄ばみには酸素系漂白剤で洗濯しましょう。今回は衣類に付く黄ばみ原因やと落とし方、予防方法を紹介します。
ワイシャツ脇が黄ばむ原因は?
脇汗に含まれる色素成分
衣類などの脇に黄ばみが発生する最大の原因は、皮脂と(汗に含まれている)色素成分です。汗は汗腺という体内の器官から分泌されますが、この汗腺には2種類あります。身体のほとんどに分布し、成分の99%が水分であるエクリン汗腺です。エクリン汗腺は無味無臭のため、黄ばみの原因となることはありません。
もう一つがアポクリン汗線といい、脇の部分に多く分布します。成分は水分やタンパク質、脂質、アンモニアなどが含まれており、粘り気があり色素が含まれいます。それが黄ばみの原因になります。
他にも制汗剤を使うことで、黄ばみが増す原因になることもあります。制汗剤自体には黄ばみの原因となる成分や作用はありませんが、制汗剤のスプレーから出る粉末と汗や埃が混ざって蓄積し、酸化して黄ばみになる場合もあります。人それぞれ体質が異なり、制汗剤との相性もあるので制汗剤を利用することで黄ばみが強くなる時は、別の制汗剤を使うか、使用を中止しましょう。
脂溶性の皮脂汚れ
汗をかくと脇や襟、背中といった肌が直接触れる部分には皮脂汚れがついてきます。皮脂は脂溶性のため、衣類などの繊維の奥に入ると一度の洗濯ではすぐに落とすのが難しいです。
水に溶けづらいため、一度洗濯をしただけでは汚れを完全に落とせません。少しの汚れであればそこまで目立つこともありませんが、シャツなど何度も着用し汗をかくと少しずつ汚れが蓄積して黄ばみが目立つようになります。
脇の黄ばみを簡単に落とす3つの方法
黄ばみや黒ずみは食器用洗剤やクレンジングオイル、重曹が有効です。
重曹で脇の黄ばみを落とす
脇汗による黄ばみの原因となるアポクリン汗腺の成分にはタンパク質が入っています。重曹にはタンパク質を分解する効果があり、油を乳化させて浮き上がらせて黄ばみを取ります。
準備物
- 重曹
- 水
重曹で脇の黄ばみを落とす手順
- 重曹2:水1の割合で混ぜ、黄ばんでいる部分に直接塗りこみ、揉んで馴染ませる。
- 30分程度放置して、いつも通り洗濯機で洗濯する。
食器用洗剤やクレンジングオイルで脇の黄ばみを落とす
食器用洗剤(中性)やクレンジングオイルも皮脂汚れを落とすのに効果があります。
準備物
- ぬるま湯
- 洗面器
食器用洗剤やクレンジングオイルで脇の黄ばみを落とす手順
- 40度以上のぬるま湯を洗面器に入れて、黄ばんでいる部分をぬるま湯で軽く湿らせる。
- 食器用洗剤(中性)やクレンジングオイルを直接かけて揉み洗いする。
- いつも通り洗濯機で洗濯する。
漂白剤で脇の黄ばみを落とす
重曹や食器用洗剤では落とせない頑固な汚れは、洗濯洗剤と漂白剤を使ってつけ置き洗いしましょう。
準備物
- ぬるま湯
- 洗面器
- 漂白剤
漂白剤で脇の黄ばみを落とす手順
- 0度以上のぬるま湯を洗面器に入れて、黄ばんでいる部分をぬるま湯で軽く湿らせる。
- 食器用洗剤(中性)やクレンジングオイルを直接かけて揉み洗いする。
- 洗面器のぬるま湯に漂白剤を10ml入れてかき混ぜて30分~1時間程度つけ置きする。
- いつも通り洗濯機で洗濯する。
ワキガによる脇の黄ばみは酸素系漂白剤でつけ置き
黄ばみの原因の一つにワキガもあります。ワキガはアポクリン汗腺が多いく、リポフスチンという色素成分の分泌が多くなって黄ばみができやすくなります。
普通の脇汗による黄ばみと、ワキガによる黄ばみでは根本が異なるので、漂白剤やクレンジングオイルだけで落とすことは非常に難しいです。長期間にわたって衣類に蓄積したワキガによる頑固な黄ばみには、重曹に液体酸素系漂白剤を合わせると効果があります。
準備物
- 重曹
- 水
- 液体酸素系漂白剤
- スチームアイロンまたはドライヤー
重曹でつけ置きする手順
- 重曹と液体酸素系漂白剤を1:1の割合で混ぜて漂白液を作り、衣類の黄ばんでいる部分に直接塗る。
- 漂白剤の効果が高くなる温度は40〜50℃なので、スチームアイロンのスチームやドライヤーの温風を当てて温める。
- いつも通り洗濯機で洗濯する。
ワキガ臭のする服の洗濯方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
脇汗対策して脇の黄ばみを予防する2つの方法
ベビーパウダー
洋服などの衣類を着用する前に直接衣類に汗を染みこまないように肌着を着用したり、ベビーパウダーを塗っておくと汗の吸収を防げます。
他にも、脇汗パッドなどを脇の部分につけておけば、汗を素早く吸収するので汗ジミができることもありません。
予洗いする
温度が低いと低いと皮脂は固まるため、水を使っての洗濯は控えましょう。クリーニング店では60度のお湯で洗濯するそうですが、頻繁にクリーニングに出すことは難しいです。そこで洗濯前にお風呂の浴槽にある残り湯(40度前後)を使って予洗いすることで黄ばみを防げます。
また、洗濯物をそのまま放置しないことも大切です。皮脂汚れの蓄積は放置すればその時間に伴って落ちにくくなるのですぐに洗うようにしましょう。
まとめ
今回は衣類に付く黄ばみ原因やと落とし方、予防方法を紹介しました。衣類に付いた黄ばみは、汗と皮脂汚れの蓄積が原因です。皮脂は水に溶けづらいため、洗濯機に入れて洗濯をしただけで完全に落とすのは難しいです。
ワキガによる黄ばみにも重曹が効果あり、ワキガによる頑固な黄ばみには重曹と酸素系漂白剤を混ぜて直接塗りこむことで落とせます。
日頃の洗濯など家事が大変というゆ人は、家事代行業者に依頼するのも一つの手ですよ。一人で無理せずに相談してみましょう。
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