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雪かき・雪下ろし代行

屋根の雪下ろしは危険が多い!事故を未然に防ぐ雪下ろしのタイミングや道具と手順を紹介

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屋根の雪下ろしはとても危険で、毎年雪下ろしに関する事故が発生し死者も出ています。今回は雪下ろしする時のリスクや、事故を未然に防ぐポイントを紹介します。雪下ろしする手順と業者に依頼する料金相場も合わせて紹介します。

雪下ろしするタイミングはいつ?

雪下ろしするタイミングはいつ?
雪下ろしするタイミングはいつ?

雪の降り始めはサラサラとしたように見えますが、積もり始めると水分を含み重たくなります。どのくらい積もったら雪下ろししたらいいのでしょうか?

積雪が何cmになったら雪下ろしするといった適切な目安がありません。なぜなら、住宅の耐久性や築年数、構造によって左右されるからです。

一般的には積雪が50cm以上になると要注意、90cm以上だと危険だと言われています。金沢市のホームページに屋根雪下ろしの目安について詳しく記載がありますので、参考にしてみてください。

>>【参考】金沢市ホームページ

カーポートや倉庫などは住宅ほど耐久性がないので、車を守るためにも早めに雪下ろしすることをオススメします。

大量の雪が屋根から落ちそうな時は、大量の雪が滑り落ちる可能性があり大変危険です。雪が滑り落ちるタイミングは気温の上昇や風が原因です。落石は自分だけでなく通行人や車にも被害を与える可能性もあります。ご近所トラブルを避けるためにも早め雪下ろししましょう。

また、軒下にできる「つらら」も大変危険ですので、早めに取り除きましょう。雪が積もり過ぎると雪下ろしも大変な作業になるため、積もり過ぎる前に作業しましょう。ただし、強風などの天気が悪い時は危険ですので避けましょう。

屋根の雪下ろしする時は4つのリスクがある

屋根の雪下ろしする時は4つのリスクがある
屋根の雪下ろしする時は4つのリスクがある

屋根の雪下ろしする時は危険が潜んでいます。4つのリスクを紹介します。

屋根から転落する

屋根の雪下ろし中にもっとも多い事故が屋根からの転落事故です。屋根は勾配があり雪の上での作業になるので、どうしても足元が不安定になります。特に晴れた日に雪下ろしすると屋根にある雪が溶けだし滑りやすくなるので、天気がいい日はさらに注意しましょう。

雪で滑って転倒する

屋根の雪下ろし中に、玄関や家の前のアスファルトが凍結していて足を取られて転倒というケースもあります。転倒した時に腰や頭を強打したり、手をついて骨折してしまう危険があります。大けがしないためにも滑りにくい靴を履いたり、頭や手足を守るためにヘルメットやグローブを着用するなど準備を万全にして作業しましょう。

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落雪による事故

屋根の雪下ろし中の転落に次いで多いのが落雪による事故です。軒先の下にカーポートや車があったり、人通りの多い道路がある場合は落雪した時のリスクがはかり知れません。積もり過ぎて落ちてくる前に雪下ろしして、落雪によるリスクを回避しましょう。

落ちてきた雪の下敷きになり、身動きが取れないまま死亡してしまうケースも発生しています。その多くは「1人」で作業して事故に遭っています。1人で雪下ろししてしまうと万が一の時に発見が遅れてしまいます。最悪の場合命を落としてしまいかねません。

雪下ろしする時は2人以上で作業しましょう。1人しかいない場合は家族や近所の方に声を掛けてから作業に入るようにすると安心です。屋根に雪がたくさん積もっている時は軒先に近づかないようにして自分の身を守りましょう。

除雪機による事故

除雪機は積雪の多い地域において役立つアイテムですが、使い方を誤ると大変危険な事故を巻き起こしてしまう可能性があります。実際に除雪機による事故が多数発生しています。

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)にも冬の死亡事故として除雪機による事故防止についての注意喚起が掲載されています。

>>【参考】独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)

除雪機による事故の原因として、以下のように使用方法を正しく守っていないことが上げられます。

  • 雪のつまりを取り除く時にエンジンを切らずに作業してしまい手を負傷する
  • 安全装置を無効化したために止まらずに走行してしまう。そのせいで除雪機の下敷きになってひかれてしまった

除雪機による事故も最悪の場合死亡事故につながります。除雪機での事故を未然に防ぐためにも、シーズン前には除雪機の点検と動作確認しておきましょう。

また、使用前には除雪機の各箇所にゴミなどが詰まっていないか確認しておきましょう。異物が入ってしまうと故障や事故の原因になりかねません。

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雪下ろしするリスクを避ける4つのポイント

雪下ろしするリスクを避ける4つのポイント
雪下ろしするリスクを避ける4つのポイント
  • 安全な装備で雪下ろしする
  • 作業は2人以上でする
  • 携帯電話を身に付ける
  • 雪下ろしする天気や体調を確認する

一番重要なのは装備や道具の準備が万全かどうかです。安全な装備は屋根からの転落、転倒などのリスクを避けます。雪下ろしの作業中に起きる事故の多くは屋根からの転落です。転落事故を未然に防ぐためにヘルメットや命綱を使いましょう。

また、命綱を体に固定するため、高所で作業する時の安全帯を使用しましょう。命綱をアンカー(家屋に固定する金具のこと)にしっかりと固定しましょう。足元は滑り止めのついた長靴を準備しましょう。

携帯電話は万が一身動きが取れなくなった場合でも、連絡を取る手段を確保するため身につけて作業しましょう。雪下ろしは危険が伴う作業になるので、その日の天気や自分の体調を見て本当に必要かどうかを見極めましょう。

雪下ろし・除雪の流れが分かる手順動画

時間のある方は、以下の動画で手順をわかりやすく確認できます。

雪下ろしする手順と業者に依頼する料金相場

雪下ろしする手順と業者に依頼する料金相場
雪下ろしする手順と業者に依頼する料金相場

準備物

  • ハシゴ
  • 命綱
  • 雪下ろし道具

雪下ろしする手順

  1. 雪の積もり具合を確認し、雪を下す場所や屋根に上る位置を確認しはしごを固定する。
  2. 屋根に登り命綱とアンカーを繋ぎ長さに調節し安全帯を繋ぐ。
  3. 軒先の位置を確認してから作業する。すべて取り除いてしまうと滑って転落する恐れがあるため雪は10cm程度残して雪下ろしする。

はしごを固定して足場を確保する時は、1人で登らず補助してもらいましょう。

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雪下ろしはとても危険かつ重労働になります。屋根に上がって作業しなければならない場合、死亡事故につながりかねません。安全を第一に考えて雪下ろしに自信のない人や高齢者、1人暮らしの人は雪下ろし業者に依頼することを検討してみましょう。

除雪作業の料金は時間で設定されている業者がほとんどです。作業場所などによって料金設定が変わる事もありますが、1時間あたりの料金は5,000円~10,000円が料金相場です。詳しくは業者に問い合わせて見積もりを依頼してください。

まとめ

今回は雪下ろしする時のリスクや、事故を未然に防ぐポイントを紹介しました。雪下ろしする上で大事なのは万全の準備や、1人で作業しないようにしましょう。

事故に遭わないためにもしっかり準備してから雪下ろし作業しましょう。いざという時に慌てずに行動するためにも雪下ろしの知識を身に付けておくと安心です。また、自分では無理だと感じれば業者に依頼することをオススメします。

雪下ろしする道具は?
雪下ろしする時は、転落事故を未然に防ぐためにヘルメットや命綱を使いましょう。また、命綱をアンカー(家屋に固定する金具のこと)にしっかりと固定しましょう。足元は滑り止めのついた長靴を準備しましょう。「雪下ろしするリスクを避ける4つのポイント」で詳しく紹介しています。

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