自分で洗濯機を分解して掃除できる?失敗が不安なら洗濯機の分解はプロに任せよう
洗濯槽に残る黒カビや臭いが気になるなら、洗濯機の分解洗浄がオススメです。正しい分解手順を理解すれば自分でも洗濯機をキレイに掃除できます。今回は洗濯機の分解手順や、洗濯機をキレイに保つ4つのコツを紹介します。
洗濯機の分解洗浄とは?
洗濯機の分解洗浄とは、洗濯槽を取り外して洗浄することです。洗濯機を分解洗浄することで、通常の掃除では手の届かない箇所まできれいに洗浄できます。大掛かりな作業で時間がかかりますが、掃除後は洗濯物の仕上がりが一段とよくなるでしょう。
洗濯してもカビ臭かったり、洗濯物にワカメのような物が付着している場合は、洗濯槽の裏側や洗濯機の底にカビが生えている可能性が高いです。分解洗浄して隅々まで掃除することで、カビを取り除くけます。防臭効果やカビの発生を抑える効果も期待できます。
分解洗浄前にメーカーの洗濯槽クリーナーを試そう
オススメの商品は使用している洗濯機メーカー純正の洗濯槽クリーナーです。メーカー純正の洗濯槽クリーナーはインターネットショップや家電量販店などで購入できます。Amazon商品のレビューには「市販のものでキレイにならなかったカビが、メーカー純正洗濯槽クリーナーで撃退できた」といった投稿が多くあります。
メーカ純正の洗濯槽クリーナーはPanasonicや日立、東芝、シャープなど主な洗濯機メーカーから販売されています。
>>【参考】Panasonic_衣類につく黒いカスはカビ!洗濯槽を清潔に保つためのお手入れ方法
>>【参考】日立_洗濯槽のお手入れ方法(槽洗浄コース)について知りたいです。(ドラム式)
>>【参考】シャープ_槽のお手入れ(全自動洗濯機)
自分で洗濯機を分解洗浄するのをおすすめしない理由
洗濯機は自分でも分解可能なため業者を手配しない分、コスト削減になるというメリットがありますが、自分で作業する場合は注意があります。洗濯機を分解する前に必ず確認しましょう。
時間と労力がかかる
自分で洗濯機を分解洗浄する場合は分解、洗浄、組み立てのすべてする必要があります。かなりの時間と労力がかかるのは、念頭に置いておきましょう。
プロの仕上がりに劣る
プロの洗浄でクリーニングするのと自分で掃除するのでは、やはり仕上がりが違います。洗濯機クリーニング専門業者に依頼した場合は、隅々までキレイに掃除してもらえるのが魅力です。
故障のリスクがある
洗濯機の構造は複雑で分解できたとしても、元に戻せない可能性も考えられます。一見元通りにできたとしても、いざ運転してみると異音がして正常に動かないこともあります。
故障しても補償されない
自分で洗濯機を分解して故障したら補償はありません。一方、プロに頼んで作業中に洗濯機が壊れてしまった場合は、損害補償制度があるので安心です。
洗濯機を分解する手順
準備物
- マイナスドライバーまたはヘラ
- ギアプーラー
- 電動工具
- 除菌スプレー
洗濯機を分解する手順
- 電源プラグを抜き、水道のコックを閉じて配管を外す。
- 洗濯機の左右に1円玉くらいの大きさの丸があります。そこはネジ穴となっているので、上のシールカバーをはがしてネジを外す。
- 洗濯機の後ろを見ると上の方にネジ穴が左右対称にあります。このネジもクルクルっと回して外す。
- ネジを外したら一度洗濯機の正面側に戻り、カバーの手前の方に洗濯機に引っかけてあるフックがあます。この部分をヘラやマイナスドライバーで持ち上げるように外す。
- 洗剤投入部分もカバー同様にネジを外す。洗濯槽外周部分に5箇所ネジがあるので外す。ネジを外したらフックで止められている部分も外す。
- 洗濯槽内側を回転する軸(パルセーター)の中心ネジを外す。
- 洗濯槽中央にあるナットを外す。指でも取ることは可能ですが、電動工具を使用すれば簡単に外せます。ナットを外すと、その下にもナットがあるので外す。
- 洗濯槽を持ち上げて取り出す。力がある人は洗濯槽をそのまま持ち上げて問題ありません。力に自信がない人はギアプーラーなどを利用すれば簡単に洗濯槽を持ち上げられます。
- 丸裸になった洗濯槽の上部にナットがあります。このナットも外してさらに分解する。
- 洗濯機の分解後は外した部品をブラシなどを使って水洗いする。
- 分解した部品をタオルや布で水気を拭き取り、自然乾燥させ完全に乾ききったら洗濯機を組み立てて完了。
洗濯機を分解した後にキレイに保つ4つのコツ
洗濯機を分解してキレイにしたら、キレイな状態をキープしたいですよね。ちょっとしたコツを押さえれば洗濯機のカビや臭いを防げます。洗濯機を清潔に保つ5つのコツを紹介します。
汚れた衣類を洗濯機に入れて放置しない
汚れた衣類を洗濯機に入れて保管すると、汗や汚れが洗濯槽にカビを発生させる原因となります。
洗剤の入れすぎに注意する
洗剤や柔軟剤のパッケージに記載されている適量に従って使用しましょう。溶け残った洗剤や、柔軟剤はカビの原因になります。
洗濯機のフタを常に開けておく
使用後は洗濯機のフタを常に開けておくと、洗濯槽が自然乾燥してカビ予防となります。乾燥機能つきの洗濯機なら、衣類の乾燥機能を活用するのもオススメです。
月に1回は洗濯槽クリーニングする
月に1回は洗濯槽クリーナーなどを使ってお手入れしましょう。カビの繁殖をおさえられます。洗濯機を掃除できる洗剤と使い方については下記の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
今回は洗濯機を分解掃除する手順や、洗濯機をキレイに保つ4つのコツについて紹介しました。洗濯機の正しい分解手順を理解し必要な工具をそろえれば、自分でも分解掃除が可能です。
「完全に汚れを落としたい…」「自分で分解したら失敗しそう…」「手間かかりそう…」という人には業者に依頼することをオススメします。洗濯機を清潔に保つためには、日頃の正しい使い方やお手入れが欠かせません。洗濯槽を乾燥し湿気を防ぐことで不快な洗濯槽のカビや臭いを防げます。
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