雨樋修理
更新日:2019/07/18

【雨樋の修理】自分でする?業者に依頼?雨樋の修理に火災保険が使えるのはどんな時?

【雨樋の修理】自分でする?業者に依頼?雨樋の修理に火災保険が使えるのはどんな時?

雨樋の修理には、自分でできるレベルとそうではないレベルがあります。高い場所での作業になるので、怪我のリスクには十分をつけなくてはいけません。自分でする難しい場合は、業者に依頼しましょう。今回は、雨樋の修理についてプロが詳しく解説します。

雨樋から雨水がジャージャーとこぼれたり、雨水が漏れ出るようになってしまい、お困りになっていませんか?

そんな気はしているけど、面倒で放置のまま…というあなた!

雨水をちゃんと雨樋で受けられなくなると、建物にも悪影響を及ぼすようになり、放置しておくと家の寿命が縮まりかねないんです!

後回しにせず、できるだけ早急に対応しましょう。

>>雨樋修理業者の一覧

今回は雨樋の修理について、プロが詳しくお教えします。

雨樋の基本的な構造

雨樋の基本的な構造

北海道や南国の一部の離島を除き、ほぼ大体の日本の家屋には雨樋(あまどい)が付いています。

雨の日に屋根に降り注いだ雨水を軒先で受け、軒先で受けた雨水を数か所に設けた集水場所から縦に落とす、という仕組みになっています。

1.最初に雨を受け止める部分「軒樋(のきどい)」

屋根に降り注いだ雨水を、最初に受け止める部分のことを「軒樋(のきどい)」あるいは「横樋(よこどい)」といいます。

断面形状が四角くなっていれば「角樋(かくどい)」丸くなっていれば「丸樋」という呼び名で呼ばれています。

2.軒樋で受けた雨水を集める部分「集水器」

次に、軒樋で受けた雨水を集める部分を「集水器」または「漏斗(じょうご)」といいます。

一般的に、屋根の軒先の四隅と軒先のちょうど中間地点あたりに設けられているケースが多いです。

3.雨水を地面に向かって落とす部分「竪樋(たてどい)」

そして、漏斗で受けた雨水を地面に向かって落とす部分を「竪樋(たてどい)」といいます。

一般的には、円筒状の塩化ビニルパイプが使われます。最近の戸建て住宅ならば、最初から色が付いた製品を選ばれることが多いです。

雨樋の修理は自分でできる?

雨樋の修理は自分でできる?

雨樋の修理は、すべてプロにお願いしなければならない?と思いがちですよね。
いえいえ、そんなことはありません。

安全に注意さえすれば、ご自身で部分補修することは十分に可能です。

それが証拠に、ホームセンターには、雨樋部材の専用コーナーがあるんです。

例えば、平屋住宅の場合や2階建て住宅でも、下屋(げや)のほうがが大きく、1階の出っ張り部分にも屋根がかかっていて雨樋が付いている場合は、安全に注意しながら作業を行うことができます。

ただし、ご自身で修理なさるときは、必ず脚立や梯子の足場をガッチリ固定してから行って下さいね。

ちょっとしたヒビの補修は市販のテープや接着剤で修理できる

ちょっとしたヒビの場合は補修テープや接着剤で対応できますし、雨樋本体が固定金具から外れている場合は、脚立に立ち手が届く範囲であれば、はめ直すことができます。

雨水が流れてこない場合は掃除でゴミを取り除く

また、雨樋そのものが破損していなくても雨水が竪樋から流れてこない…そういう場合は、ひょっとしたら軒樋や漏斗に枯葉やカラスの落としたゴミ等が溜まっているだけかもしれません。

かなりの割合で、これが原因で雨水の流れが悪くなっています。

その際は、危険な状況にならないのであれば、ご自身で雨樋の掃除をなさった方が良いですね。

もし高所で怖い、あるいは面倒くさいという方は、町の便利屋にお願いしてみるという手もありですよ。

こんな時はDIYで雨樋修理できない

こんな時はDIYで雨樋修理できない

それでも、やはりDIYでは雨樋を修理できないケースがあります。

例えば、経年劣化で雨樋そのものが非常に脆くなっていて、手で掴んだだけでバキッとヒビが入る状態の場合は、雨樋そのものを交換するしかありません。

また、軒樋を支える金具が躯体から外れてしまっていたり、やはり竪樋を押さえる金具(デンデンと言います)が躯体から外れてしまっている場合は、ただ単純に付け直せばいいという訳ではありません。

躯体から外れてしまっているので同じ穴に付け直すと思いがちですが、元々の穴はもう使えません!

止めネジが抜けるとき、躯体の柱あるいは構造体をむしってしまっている可能性が高いです。

外れた穴をそのまま放置しておくと、その穴から雨水がどんどん染み込み、最悪は躯体を腐らせてしまうことだってあります。

金具を新たな位置にインパクトレンチにキリ先を付け下穴を開け、アンカービスで付け直し、元々の穴はシーリングやパテ埋めするなどして塞がなければなりません。

こうなってくると、ちょっと脚立に登って自分でやろう、というレベルの作業ではなくなってきますよね?

自分で修理が不可能なレベルだと感じたら、業者に修理を依頼するのが得策と言えます。

雨樋の修理には火災保険が使える?

雨樋の修理には火災保険が使える?

「雨樋の修理には火災保険が使えますよ!」と、こういう謳い文句で雨樋の修理を薦めてくる業者さんがいます。

が、気を付けなければならないのは、全ての雨樋の修理に対し火災保険が使えるという訳ではないことです。

風災・水災・雪災・雹災などの災害で住宅に損害を及ぼしたものに関しては、適応条件が満たされていれば火災保険の補償対象となります。

では、どのようなケースの場合に雨樋の修理に火災保険が使えるのでしょうか?

火災保険が使える場合の代表的な被害のケースは

  • 台風
  • 暴風雨による雨漏り
  • 強風や突風などによる屋根や雨樋の破損
  • 大雪による雨樋の反りや歪み
  • 大雪や雹によるカーポートの破損

などがあげられます。

逆に、保険適用が難しいケースは、経年劣化による雨樋の破損・雨樋の脱落等です。

雨樋の修理の場合、この経年劣化による雨樋の破損が大変多いです。

あり得ない話なのですが、悪徳リフォーム業者が「火災保険が使えるので工事代金は0円!この際ですから雨樋を全部取り換えましょう!」

と、まだ壊れていない箇所までフル交換を薦め、その場で強引に契約書にサインさせるという話しを聞いたことがあります。

保険調査員の査定の結果、「保険が下りません」となった場合でもこの契約は解除できず、無理やり高額なローンを組まされることに・・・

なんて恐ろしい話なのでしょうか!

そんな目にあわないよう、業者選びはとても重要ですね。そのポイントを次でご紹介します。

雨樋修理の業者を選ぶ際のポイント

雨樋修理の業者を選ぶ際のポイント

雨樋の修理をプロにお願いする際、どのような業者さんにお願いすればよいか迷いますよね。

依頼できる業者は

  • リフォーム業者
  • 屋根屋
  • 板金屋
  • 町の便利屋
  • 建設会社

など、沢山存在しています。

どの業者さんにお願いするにしても、気を付けなければならない大切なポイントがあります。

  • 見積明細をきちんと出してくれるかどうか
  • 現地調査に快く応じてくれるか
  • 工事中の近隣挨拶がちゃんとできるか

また、専門性が高い工事ですので、それなりの知識と経験がなければ、しっかりとした施工はできません。

軒樋は屋根材ならびに屋根回りの板金とセットで調査し、原因を特定してから工事に入らなければならないケースが多々あります。

全面取り換えとなるとそれなりに高価で専門性の高い工事になりますので、必ず3社以上の相見積を取り、その会社の施工実績などをしっかり調べましょう。

見積もりの内容が曖昧だったり、問い合わせに対する回答が遅い、適当な業者はいくら料金が安くても避けるべきといえます。

あなたが損しないように、安心できる業者を選んで下さいね。

まとめ

雨樋の修理についてご紹介しました。

雨水の処理は、建物の躯体を保護するという観点から非常に重要です。

雨樋の修理なんて面倒…と後回しにせず、なるべく早く修理を検討して下さいね。

今回の記事が、雨樋の修理でお困りの皆様のお役に立てば幸いです。

まとめ

  1. 雨樋の修理は、自分でできる場合とそうでない場合がある。
  2. 雨樋のちょっとしたヒビなら市販の補修テープや接着剤がおすすめ。
  3. 雨樋の交換が必要なときや、躯体から外れてしまっている場合は業者に修理を依頼する。
  4. 雨樋の修理に火災保険が適用されるかどうかは、保険会社にしっかり確認を!悪徳業者に騙されないように気を付けて。

雨樋修理業者を探す時は、ホットラインを使えば予約前に不安な事を無料で業者に質問ができ、もちろん作業予約することが可能です。
まずは、ご自身にあった安心な店舗を探してみてください。

雨樋修理をプロに依頼するなら

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