レンジフードの油汚れを掃除する方法!レンジフード掃除おすすめの洗剤も紹介
レンジフードの油汚れを放置すると、こびり付いて取れなくなりフィルターの換気力が落ちます。部屋中に油をまき散らす前に掃除しましょう。今回は自分でレンジフードを掃除する方法、おすすめの掃除時期や洗剤を紹介します。
レンジフードを掃除する理由
フィルター機能が低下する
レンジフードには調理中に出る蒸気や油がこびり付くため、定期的に掃除が必要です。掃除をせず放置すると、油汚れが溜まってフィルター機能が低下します。換気が悪くなり、吸いきれない油がキッチン周りや部屋のカーテンなどに付着するようになります。
溜まった油が料理に混入する
レンジフードの油汚れを放置すると溜まった油が垂れて料理の中に混入したり、火が燃え移ったりして危険です。
レンジフードは空気中のホコリも吸い込むため、油汚れにはホコリが混ざり合っています。こびり付いた油汚れは酸化すると悪臭を放ちます。こまめに掃除をしてキレイに安全に使用しましょう。
レンジフードの掃除頻度は?
レンジフードの理想の掃除頻度は、手の届きにくい部分だと2~3ヶ月に1回です。2月、4月、6月…というように「偶数月に掃除する!」など自分でルールを決めると定期的に掃除できます。3ヶ月以上の期間が空いてしまうと油汚れがベタベタして酷くなり、掃除するのが大変になります。
レンジフードの掃除は1年に1回というご家庭も多いと思いますが、しつこい汚れが付いて掃除が大変になる前に掃除するよう意識するといいでしょう。おすすめは3ヶ月に1回の掃除。1年に1回掃除していた時よりも汚れが軽く負担なく掃除を続けられます。揚げ物料理を頻繁にする場合は、1ヶ月に1回は掃除が必要です。
また、レンジフードの手の届く部分は日々の拭き掃除が大切です。その日のうちに、その日の汚れを取るのが鉄則です。頑固な汚れが付きづらくなってキレイな状態を保てます。サッと拭き掃除ができるように掃除グッズを近くにスタンバイさせておくのが掃除を続けるコツです。
レンジフードの掃除におすすめ洗剤
重曹
レンジフードの油汚れは、酸性の性質をもつため掃除にはアルカリ性の「重曹」がおすすめです。ベトベトした油を中和させて落としましょう。重曹は刺激臭がなく身体に害がありません。キッチンに常備しておくと便利に使えます。
重曹の使い方については下記の記事で詳しく紹介しています。
セスキ炭酸ソーダ
水に溶けやすい「セスキ炭酸ソーダ」は、重曹よりもアルカリ濃度が高いため、レンジフードの頑固な油汚れに効果的です。消臭作用もあり、手荒れの心配が少なく掃除におすすめの洗剤です。
オキシクリーン
オキシクリーンは、重曹やセスキ炭酸ソーダよりも強いアルカリ濃度をもっています。オキシクリーンの粉末を水に溶かし、レンジフードをつけ置きするだけで頑固な油汚れが落とせます。掃除だけでなく衣類に付いた油シミにも使える便利な洗剤です。
ウタマロクリーナー
中性洗剤の「ウタマロクリーナー」もレンジフード掃除におすすめの洗剤です。手肌にやさしいウタマロクリーナーは、水垢や石けんカスにも効果的ですが、コンロ周りのしつこい油汚れにも抜群の洗浄力を発揮します。気になる油汚れに吹きつけて、拭き取るだけでキレイに落とせます。
ウタマロクリーナーの使い方については下記の記事で詳しく紹介しています。
レンジフード掃除の下準備
ブレーカーを落とすか電源プラグを抜く
レンジフードを掃除する際は、掃除を始める前にブレーカーを落とすか電源プラグを抜きましょう。掃除中に誤って作動すると危険です。
足場を安定させる
レンジフードは、自分の身長よりも高い位置に設置されていることが多いです。椅子や脚立を使って掃除をする場合は、足場を安定させて転倒を防ぎましょう。
コンロを新聞でカバーする
レンジフードの下にはコンロがあります。掃除すると洗剤が垂れたりゴミが落ちたりするため、新聞紙やビニール袋でカバーして汚れが付かないようにします。
ゴム手袋をつける
レンジフードの部品は金属製で、でっぱりや尖った部分があります。掃除をする際はケガを防止するために必ずゴム手袋をつけましょう。
また、重曹やセスキ炭酸ソーダはたんぱく質を溶かす性質があり、ゴム手袋は手荒れ防止にも役立ちます。
重曹を使って自分でレンジフードを掃除する方法
油汚れが付いたレンジフードは、アルカリ性洗剤の「重曹」を使って掃除をします。重曹は沸騰することで強いアルカリ性になります。冷えて固まった油は、温めると落としやすいため、沸騰させた湯に重曹を溶かし、少し冷めてから部品をつけ置きしてキレイに落としましょう。
重曹水の作り方
準備物
- 重曹
- 大きめの鍋
- 水
重曹水の作り方
- 大きめの鍋に水1Lと重曹大さじ3杯を入れる。
- 鍋を火にかけ沸騰させて、重曹をしっかり溶かす。
- 沸騰してから10分ほど経過したら火から下ろす。
- お湯が50~60℃になるまで冷ます。
レンジフードの掃除方法
レンジフード掃除にかかる時間は2時間程度です。沸騰させたお湯が冷めるのを待っている間に、フィルターやファンを外すと手際よく進められます。つけ置き時間にレンジフード本体やコンロ周りの拭き掃除をするなど時間を有効的に使いましょう。
換気扇の外し方については下記の記事で詳しく紹介しています。
準備物
- 重曹水
- ゴミ袋
- ゴム手袋
- 新聞紙
- 古歯ブラシ
- 割り箸
- 雑巾
- 排水口ネット
レンジフードを掃除する手順
- 重曹水を作り、冷ましておく。
- レンジフードの電源を切って電源プラグを抜く。
- コンロの上やキッチンの床に新聞紙を敷き、排水口にネットを付ける。
- シンクにゴミ袋の口を広げて、つけ置きの準備をする。
- レンジフードからフィルターやファン、ネジを外す。
- 外した部品と重曹水を④のゴミ袋に入れる。
- 1~2時間そのまま部品をつけ置きする。
- レンジフードの本体や、コンロ周りを拭き掃除する。
- フィルターやファンに付いている頑固な汚れを割り箸や歯ブラシで擦り落とす。
- お湯で汚れと重曹水を洗い流す。
- 部品の水気を雑巾で拭き取り乾燥させて、元に戻して完了。
換気扇フィルターの掃除方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
重曹スプレーを使った掃除方法
レンジフードの本体や、つけ置きができない大きなカバーは重曹スプレーで掃除をしましょう。重曹水が乾燥しないように、キッチンペーパーとラップを貼り付けます。ゴシゴシ擦ると傷を付けてしまうため、柔らかいスポンジを使って汚れを擦ります。
準備物
- スプレーボトル
- 重曹
- ぬるま湯
- キッチンペーパー
- 食品用ラップ
- スポンジ
- 雑巾
重曹スプレーを使ったレンジフードの掃除手順
- スプレーボトルにぬるま湯250mLと、重曹大さじ1杯を入れてかき混ぜる。
- レンジフードの本体とカバーに重曹スプレーを吹き付けて、キッチンペーパーを貼り付けて上からラップをかぶせる。
- 10~20分程度放置する。
- 油汚れを柔らかいスポンジで優しくこする。
- 水で濡らして硬く絞った雑巾で丁寧に拭く。
- 乾いた雑巾で乾拭きする。
まとめ
今回は自分でレンジフードを掃除する方法、おすすめの掃除時期や洗剤を紹介しました。レンジフードの汚れを放置すると、フィルターの換気力低下や故障の原因になります。悪臭が発生することもあるため半年に1回ほど掃除が必要です。
しかし、レンジフード掃除は、フィルターやファンを外して頑固な油汚れを落とす必要があり、時間と手間のかかる作業です。自分でレンジフードの掃除が難しいと感じたら、レンジフード(換気扇)じ依頼しましょう。プロの手で蓄積された汚れをキレイに取り除いてくれます。
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