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浴室ドアの交換

浴室ドアの交換は自分でできる?浴室ドアの種類や交換方法、料金相場を解説(動画あり)

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浴室ドアが劣化して「開かない…」「取れないカビがビッシリ…」そんな時は交換しましょう。そこで今回は浴室ドアの種類や交換方法、業者に交換依頼する料金相場を紹介します。

浴室ドアの種類は?

浴室ドアの種類は?
浴室ドアの種類は?

浴室ドアは「開き戸」「引き戸」「折れ戸」の3種類あります。タイプによっては今とは違うものに交換することも可能ですが、基本は手間がかからない同じタイプを選んで交換することオススメします。

開き戸

開き戸タイプは、通常の部屋にもよく使われる一般的なタイプです。開き側に対してある程度のスペースが必要となります。

脱衣所側に開く場合には、洗濯機や洗面台が干渉しないか確認しましょう。浴室側に開く場合は中に人がいる時、扉との接触で転倒などの危険性を考慮する必要があります。

引き戸

引き戸タイプは横にスライドするタイプで、開き戸タイプのようにスペースを気にする必要がありません。大きな間口で開放的なので、高齢者でも出入りが自由になる点はメリットです。

他のタイプから引き戸にする場合は、大きな間口を確保するために壁を壊して新たに設置する必要があるため工事が大きくなります。

折れ戸

折れ戸タイプは、浴室ドアの中ほどが折れて開閉するタイプです。間口幅も可動域も狭くなるため、浴室側に対してもそれほど大きな干渉がないことが特徴となります。

他の浴室ドアと比較して開閉がしにくい構造で多少強引な動作が必要となり、そのことが故障の原因となることもあります。

新しい浴室ドアを選ぶ時のポイント

新しい浴室ドアを選ぶ時のポイント
新しい浴室ドアを選ぶ時のポイント

浴室ドアを交換する時は、新設するドアはどのような物を選べばいいのでしょうか?それは手入れが簡単であることがポイントです。

浴室ドアは構造的に複雑で湿気が高くなることから、非常にカビが発生しやすい部分です。カビの発生しにくい素材や、部材の取り外しが簡単で掃除がしやすい構造か確認しておきましょう。

掃除がしやすければお風呂上りにサッと拭いたり、こまめに手入れが可能です。面倒な掃除が必要だとつい億劫になるものです。

そして、家族が使いやすいかどうかもポイントになります。高齢者や幼い家族がいる場合は、使い勝手の悪い浴室ドアを設置すると転倒などの危険性が高まります。段差は大きくないか?指をはさむような危険性はないか?など確認しておきましょう。

浴室ドアを交換するには3つの方法がある

浴室ドアを交換するには3つの方法がある
浴室ドアを交換するには3つの方法がある

浴室ドアを交換する方法は大きく分けて3つの方法があり、その中から選択して検討することになります。

浴室ドアのみを交換する方法

浴室ドアのみを交換する方法は、最も簡単で費用も安い方法です。既存の浴室ドアと同じものを調査して入れ替えするだけなので、自分でも可能な作業です。同じ浴室ドアの在庫がない場合は、違う方法を検討する必要があります。

浴室ドアではなくドア枠が原因で不具合を発生している場合は、ドア枠の交換が必要になります。その場合は業者に相談した方がいいでしょう。

カバー工法で交換する方法

カバー工法とは既存のドア枠に新たなドア枠を設置して、新しいドア枠に合う浴室ドアを取り付ける方法です。工期も短く費用もそれほど高くはならないため、現状の浴室ドアのリフォームとしては一般的です。

既存のドア枠が著しく劣化して、取り付けが困難な状態であれば難しい場合もあります。また、ドア枠の下側には段差ができることなど注意点もあります。

浴室ドアとドア枠両方を交換する方法

浴室ドアだけでなくドア枠も交換する必要がある場合は、枠周辺の壁を解体する必要があります。浴室側と脱衣所側の両面で壁を解体してからドア枠を取り外し、防水処理したうえで復旧します。工事の規模が大きくなるため、工期もかかり費用も高額になります。

浴室ドアの交換にかかる料金相場は?

浴室ドアの交換にかかる料金相場は?
浴室ドアの交換にかかる料金相場は?

浴室ドアのみを交換する料金相場

浴室ドアのみ交換する場合は2万円~8万円程度が料金相場になります。浴室ドアのグレードによりますが、引き戸になると少し金額が高くなる傾向にあります。

カバー工法で浴室ドアを交換する料金相場

カバー工法で交換する場合は、5万円~10万円程度が料金相場になります。引き戸になると少し金額が高くなる傾向にあります。

浴室ドアとドア枠両方を交換する料金相場

浴室ドアとドア枠両方を交換する場合は、3つの中で一番高額で7万円~20万円程度が料金相場になります。浴室ドアだけでなく壁材のグレードも関連がでてきたり、解体した廃材の処分にも費用がかかります。場合によっては専門業者の数が増えることで、工期や金額が増えることも考えられます。

浴室ドアの交換の定番カバー工法の手順

浴室ドアの交換の定番カバー工法の手順
浴室ドアの交換の定番カバー工法の手順

浴室ドアを交換する必要がある場合は、交換する費用が比較的安く工期もわずか1日という短期での施工が可能なカバー工法が人気です。

サイズやスタイルが豊富に揃っているため非常に自由度が高く、あらゆるタイプの浴室ドアにも対応ができることが特徴です。どんな手順で作業するのかについて紹介します。

浴室ドアをカバー工法で交換する手順

  1. 既存のドア枠に対して施工可能か現地調査する。
  2. 既存の浴室ドアを取り外し、ドア枠を残した状態にする。
  3. 既存のドア枠に新しいリフォーム枠をビスで取り付けます。
  4. 水平、垂直を確認して、既存ドア枠と新設ドア枠の間にできた隙間に対しコーキングを充填する。
  5. 動作に問題はないか動作確認して完了。

既存のドア枠に対して、施工することが可能なのか確認してもらいましょう。可能と判断された場合は採寸と見積もりを出してもらう。工事金額にも納得できれば申し込みする。業者が必要な材料や部材を手配して、到着次第交換工事します。

施工時間は3時間程度が目安となりますが、条件しだいではそれ以上に及ぶ場合もあります。

コーキングは表面が硬化してくるのは1~2時間程度ですが、内部はまだやわらかいため翌日までは触らない方がいいでしょう。充填後、8時間程度でお風呂の利用が可能となります。多少の水がかかることは問題ありませんが、強めのシャワーを直接あてるようなことがないよう注意しながら入浴しましょう。

もし何かが接触して大きく変形した場合は、コーキングが固まってから除去し充填し直しが必要です。

LIXIL浴室ドアのカバー工法の手順動画

時間のある方は、以下の動画で手順をわかりやすく確認できます。

まとめ

今回は浴室ドアの種類や交換方法、業者に交換依頼する料金相場を紹介しました。浴室のドアは汚れやすく、扱い方によっては故障もおこりやすいです。全く同じものを交換して解決できるのであれば自分でもできますが、同じものがない場合や、ドア枠が原因である場合は交換工事が必要になります。

水回りの工事は施工不良によって万が一水漏れなどの不具合があると、カビの発生や木材の腐食などにつながり建物にも人体の健康にも影響を与えます。浴室ドアの交換は、慎重な工事が重要となる場所の1つです。経験豊富な業者に依頼する方が賢明です。

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