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室内コンセント増設・電気スイッチの修理(交換)

ヒューズが飛ぶとは?ヒューズが切れたら種類を確認して自分で交換できる

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車のヘッドライトやカーステレオなど、電源が入らなくなった時はヒューズ切れを疑いましょう。そこで今回は車のヒューズの特徴や、交換する時の注意点を紹介します。

ヒューズとは?

ヒューズとは?
ヒューズとは?

ヒューズといえば車に使われている電装部品のことです。

ヒューズは過電流を防ぐ

家の電気はブレーカーが過電流を防ぐ仕組みがあります。車にも同じように過電流を遮断するためのヒューズが組み込まれています。ヒューズには色々な種類がありますが、過電流による過熱で溶けて切れることが共通しています。過電流は接続されている電子機器を吹き飛ばし、出火の原因にもなります。

ヒューズの容量

車のヒューズはパソコンのメモリのような「板型」と「ガラス管型」の2種類あります。現在では板型が一般的で後付けできる電装品はガラス管型もあります。低背ヒューズ、ミニ平型ヒューズ、平型ヒューズがあります。低背ヒューズが国内の車種の大部分を占めています。

電気回路はそれぞれ容量が決められており、容量に合わせたヒューズを使用しなければなりません。容量の違いはヒューズの色や、ヒューズ自体に容量の記載があり見分けられます。

低背ヒューズ 車ブレードヒューズ
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ガラスヒューズ
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車のヒューズがある場所は?

車のヒューズがある場所は?
車のヒューズがある場所は?

ヒューズが車のどこにあるのか紹介します。ヒューズは繊細な部品だけに、取り扱いにも注意しましょう。

ヒューズボックスを探す

車のヒューズはヒューズボックスという専用の箱にまとめて入っています。助手席のグローブボックスの裏、運転席の足元のどちらかが定番です。人の目に触れにくく誤って触らない場所にあるため、安全な場所で車のドアを開けて奥まで覗き込みましょう。

ヒューズボックスには赤や青といったカラフルな色の小さなパーツが、同じ間隔で並んでいます。色とりどりの小さなパーツがヒューズです。切れたヒューズを取るのに必要な道具は、先端が細くなっているラジオペンチやヒューズクリップです。

ヒューズクリップ
ヒューズクリップ
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シガープラグの中にもある

車の電装部品を管理しているヒューズボックスの他に、シガープラグのヒューズもあります。シガープラグとは車のシガーソケットに差し込んで電源を取るものです。後付けの車内用の電装品はこのシガープラグを採用しています。

シガープラグにはガラス管型のヒューズが入っていることが多いです。車のヒューズよりも許容量が低く、先にこちらのヒューズが飛ぶように配慮されています。

シガーソケットに差し込む太い部分を開けると中にガラス管が入っていることが分かります。車のヒーズに異常がなさそうな場合は、シガープラグのヒューズを疑いましょう。

電源ソケット
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ヒューズのアンペアを確認して事故防止

ヒューズのアンペアを確認して事故防止
ヒューズのアンペアを確認して事故防止

電装部品(ヒューズ)は適当に選ぶと事故の原因になります。多くの種類があっても正解のヒューズは1つであることを覚えておきましょう。

ヒューズのアンペア数を確認する

車のヒューズにはA(アンペア)数の表示があります。低背ヒューズも10Aと15Aがあります。お店に並べられているパッケージなどでアンペア数を確認しましょう。

取り出したヒューズを見ると、差し込んだ時に見える部分などに数字が記入されています。この数字は基本的にアンペア数です。勘違いを避けるために10Aは赤、15 Aは青のような色分けも多いです。

アンペア数は正確に選ぶ

「どうせならアンペア数が大きめのヒューズを選ぼう」「安心したいからアンペア数が小さいヒューズにしよう」という考えはよくある失敗です。ヒューズの種類は必要だから存在しているわけで、消費者の好みで選ぶためではありません。

大きすぎるアンペア数のヒューズは、電装部品が壊れるぐらいの電気が流れてしまいます。想定外のエネルギーによって発熱からの出火もあり得るため要注意です。

小さすぎるアンペア数のヒューズにすると、適正な電流なのにどんどん切れます。走行中や停車中に切れたらロードサービスを呼ぶなどの手間が発生します。

まとめ

今回は車のヒューズの特徴や、交換する時の注意点を紹介しました。ヒューズの種類は形状やアンペア数によって区別できます。現在では車のヒューズを交換するぐらいで、インターネット通販やカーショップで販売されています。

車の電装部品が動かなくなったらヒューズ交換を考えましょう。ヒューズボックスの場所が分からない時はカーショップや業者に相談しましょう。

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電気工事士2種、一級塗装技能士 松浦 隆之介
監修者

電気工事士2種、一級塗装技能士

松浦 隆之介

元請け足場専門会社として誕生し、さまざまな施工現場で技術を取得しました。全工程を自社で一括施工できるように塗装工事を含む事業を展開中です。