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ヌートリアの駆除には資格が必要!?ヌートリアの特徴や予防対策を紹介

ヌートリアという動物を知っていますか?最近農家へ深刻な被害を与えている動物です。被害額は現在1億円以上にも上ると言われています。しかし、駆除するには法律上の注意点があります。そこで今回は、ヌートリアの特徴や、駆除の注意点について紹介します。

ヌートリアの駆除には資格が必要!?ヌートリアの特徴や予防対策を紹介

ヌートリアという動物の名前を聞いたことがありますか?
あまり耳なじみがない名前ですが、最近農家へ深刻な被害を与えている動物です。
ヌートリアによる被害額は現在1億円以上にも上ると言われています。

しかし、ヌートリアを駆除するには法律上の注意点があります。

そこで今回は、ヌートリアの特徴や、ヌートリア駆除の注意点について紹介します。

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ヌートリアとはどんな動物?

ヌートリアとはどんな動物?

ヌートリアはげっ歯目ヌートリア科に属する動物で、ネズミの仲間にあたります。
見た目はカピバラに似ていますが、体長は小さく40~70cm、体重4~5kgくらいの大きさです。
カピバラは体長120cmほどあり、ヌートリアはカピバラの半分以下の大きさです。

ヌートリアの住まいは河川や湖沼の流れのゆるやかな場所や土手に、横向きの巣穴を掘って住んでいます。
時には水草を集めて作ったプラットホームと呼ばれる浮き巣に住むこともあります。

ヌートリアの後ろ足には水かきあり、泳ぎや潜水が得意で危険を察知するとすぐ水の中に潜って逃げます。
夜行性で昼間は巣穴で休んでおり、朝や夕方になると活動します。

ヌートリアの主な食べ物は水生植物の葉、茎、地下茎などです。
草食動物に分類されていますが、ときには二枚貝や甲殻類を食べます。

ヌートリアの被害や増える原因

ヌートリアの被害や増える原因

ヌートリアによる最も大きな被害は農作物です。
水田の稲をヌートリアに食べられてしまったり、畑のニンジン、大根、さつまいも、キャベツ、白菜、トマトなどあらゆる野菜を食べられてしまったという被害が報告されています。

ヌートリアは生態系にも深刻な影響を与えています。
ヌートリアが住みつくと、その場所の食物連鎖が乱れます。
ヌートリアがとても大食いのため、昔からその場所に住んでいた水鳥などの食料がなくなってしまいます。
ヌートリアは植物だけでなく二枚貝も食べるため、タナゴのように二枚貝に産卵する生物が繁殖できなくなってしまう恐れもあります。

また、ヌートリアは水辺に巣を作るため水田の畝や、ため池、水路を破壊させてしまいます。
堤防が決壊してしまったり、落盤するなどの危険があります。

このように害獣であるヌートリアは自治体も駆除に力を入れていますが、なぜヌートリアが増え続けるのでしょうか?
ヌートリアはもともと南米原産の動物で、日本へは第二次世界大戦の頃に軍用服毛皮に使う動物として輸入されました。
しかし、終戦後毛皮の需要がなくなり価値が下がると、養殖されていたヌートリアが野に放たれて次第に野生化していきました。

ヌートリアは繁殖力が強くメスは生後4カ月から妊娠が可能で年に2~3回出産して、1年で平均6匹の子どもを産みます。
日本にはヌートリアの天敵であるワニがいないため、ヌートリアが襲われて数が減ることもありません。
また見た目の可愛いらしさからヌートリアを餌付けする人もいます。これらの理由がヌートリアが増えてしまった原因です。

ヌートリアの駆除は資格が必要です

ヌートリアの駆除は資格が必要です

ヌートリアを駆除したいと思っても特定外来動物に指定されており、一般人が駆除できません。
特定外来動物とは、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)で生態系等に係る被害を及ぼし、又は及ぼすおそれのある外来生物だと指定された動物のことです。
特定外来動物については一般人が飼養、保管、運搬、輸入することが規制されています。また、防除についても「国や自治体が必要に応じて行うこと」と定められています。

ヌートリアは鳥獣保護法(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)の保護対象動物に指定されています。
理由は「狩猟する際に使用する器具にかかわる危険を予防する」という鳥獣保護法の目的のためです。
ヌートリアを捕獲する時は餌のニンジンなどを入れた箱なわを設置して捕まえます。
箱なわはヌートリアが現れそうな水辺に設置しますが、水に流されないように固定したり、1日1回見回りしたり、餌は周辺の生態系を乱さない物を選んだり、冬だけしか設置できないなど様々な決まりがあります。

普段はおとなしいヌートリアですが、捕らえられた時は暴れて噛みついたり爪で引っかくことがあります。
そのため箱なわの使用者は手袋をはめて保護してから取り扱う、自分の体から離して持ちヌートリアに襲われないようにするなど適切な扱いができる人でなければなりません。
そして野生動物のヌートリアは、未知の病原菌を持っている可能性があります。
人間に感染しないよう衛生管理の知識も必要です。

このようなことからヌートリア駆除は「狩猟免許」、特定外来生物に関する動物の駆除について講習を受けて「捕獲従事者」の資格を持っている人でなければできません。

いろいろ難しいことを説明しましたが、結局筆者が言いたいことは下記の2つです。

  • 一般人はヌートリアを駆除できない
  • ヌートリアを駆除する時は自治体に相談するか、狩猟免許を持っている業者に依頼する

自分でできるヌートリアの予防対策

自分でできるヌートリアの予防対策

ヌートリアの駆除は自分ではできませんが、予防対策はできます。
自分でできる3つのヌートリア対策を紹介します。

柵を取り付けてヌートリアを予防する

高さ60cm以上の柵を取り付けてヌートリアの侵入を予防しましょう。
柵を取り付ける時は、柵のつなぎ目は完全にふさぎましょう。

電気柵もヌートリアを遠ざけるのに有効で、ヌートリアが電気柵に触れると電気が流れます。
感電死するほどの電流ではありませんが、何度も電気ショックを受けたヌートリアはだんだん電気柵に近寄らなくなります。

防獣ネットを取り付けてヌートリアを予防する

柵を取り付けても下からの侵入する可能性があるため、軽量で獣に噛み切られにくい防獣ネットを取り付けましょう。
柵の下からスカートのようにネットを広げて予防しましょう。

撮影カメラを設置してヌートリアを予防する

ヌートリアが出そうなところに自動撮影カメラを設置して、ヌートリアの行動を記録します。わなを仕掛けて駆除する時に役立ちます。

自分で駆除できなくとも、工夫次第でヌートリアの被害を最小限におさえることは可能です。

ヌートリアの駆除は業者に相談しよう

今回は、ヌートリアの特徴や、ヌートリア駆除の注意点について紹介しました。

ヌートリアは戦時中に南米から日本に入ってきた動物で、戦後生息数が増えてさまざまな被害が報告されています。
ハクビシンやアライグマやイタチなどと同じようにヌートリアは許可なく駆除することが禁止されています。

ヌートリアを駆除する時は自治体に相談するか、専門業者に依頼しましょう。
駆除が終わるまでの間は予防対策して、被害を最小限に食い止める努力しましょう。

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