お宮参りの写真撮影の服装は?お宮参りの写真を撮るポイントから料金相場を解説
お宮参りは神様に赤ちゃんの誕生を報告する行事です。そこで今回はお宮参りの写真撮影の時期や服装、写真撮影にかかる料金相場を紹介します。
お宮参りの時期と負担にならない写真撮影
お宮参りの時期
お宮参りに行く時期は地方によって違いがありますが、赤ちゃんの生後1ヶ月目が目安とされています。一般的なお宮参りの日は、男の子が生後31日目、女の子が生後32~33日目となります。
写真撮影とお参りを分ける
生後まもない赤ちゃんは、まだ抵抗力が弱いです。ちょっとした変化ですぐ熱を出したり、お腹をこわしてしまいます。
母親も産後1ヶ月目では、体調が完全に戻っていない時期です。お宮参りを1日ですませるのではなく写真を撮影する日と、神社にお参りする日で分けてもいいでしょう。
12月に生まれた赤ちゃんが1月の雪深い日にお宮参りをするよりは、3月に入って寒さが緩んできた時期にお宮参りする方が安心です。6月後半に産まれた赤ちゃんが、東京の35℃を超える夏に神社に行くのも負担が大きいです。身体の小さい赤ちゃんと母親の体調や気候を考えて、神社へ参拝するのは生後3ヶ月後や半年後などに日をずらしてもいいです。
しかし、赤ちゃんの成長は早いので、お宮参りの写真だけは先に撮影しておきたいものです。一般的に3000g程度で産まれた赤ちゃんは、3ヶ月目には5000g~6000gと2倍に体重が増えます。赤ちゃんの表情や服のサイズがかなり変わってしまいますので、お宮参りの日程をずらす時は注意しましょう。
お宮参りの写真撮影する時の服装
お宮参りする赤ちゃんの服装
正式な服装とされているのは男の子は熨斗目模様や黒羽二重の紋付、女の子は花柄の友禅模様の白羽二重です。手毬模様など可愛い模様の祝い着も人気があります。そして、これらの祝い着の上に掛け着を掛けます。
最近はオムツ替えがしやすいようにベビードレスや、きれいなロンパースの上に掛け着をかける家庭も多いです。掛け着は暑い日なら参拝して、写真を撮る時だけ掛ければ大丈夫です。
祝い着を汚さないためのスタイ(よだれかけ)、夏の日差しや冬の冷たい風から赤ちゃんの頭を守るための帽子も用意しておくといいでしょう。お宮参りの正式な帽子は「大黒帽子」という白い帽子です。刺繍が入っており、帽子の縁がひらひらして大変可愛い帽子です。
家族の服装は華美になりすぎないようにする
正式には母親は留袖や、訪問着の和装です。しかし、授乳中だったり帯がきつくて大変であれば、ワンピースや授乳しやすいブラウスとスーツという洋装でかまいません。父親の服装は、白シャツに黒い靴下とスーツが一般的です。最近、和装はほとんどみられません。和装洋装どちらにしろ、あくまで赤ちゃんが主役です。両親は華美になりすぎないフォーマルな服装を選べばいいでしょう。
兄弟は女の子はあまり派手すぎないワンピース、男の子はシンプルなジャケットやシャツがいいでしょう。
お宮参りの写真を撮る時に便利なグッズ
お宮参りの写真で、赤ちゃんの可愛い姿を撮る時の3つのポイントを紹介します。
授乳やおむつ替えのタイミングと便利グッズ
赤ちゃんは空腹だと確実に機嫌が悪いです。しかし、赤ちゃんが満腹すぎると寝入ってしまいます。お宮参りの写真を撮るなら、赤ちゃんが目を開いている姿を写真におさめたいですよね。そのためにはお宮参りの写真を撮る直前に授乳するのではなく、お宮参りの1時間くらい前に授乳をすませておきましょう。
タイミングがずれて、泣いている赤ちゃんを「お宮参りだから」と無理に授乳せず我慢させると、どんどん不機嫌になり写真を撮る時に機嫌をとるのが大変になることもあります。難しいとは思いますが、できる限り時間調整してみて下さい。
おむつ替えについても車の中で替えたり、おむつ替えの台が設置されているトイレを予め調べておくと安心です。神社によっては待ち時間におむつ替えをさせてもらえるので、問い合わせておくのもいいですね。
気に入っているおもちゃを用意する
赤ちゃんは、音の出るおもちゃが大好きです。鈴のついたおもちゃや、握ると音の出るおもちゃなど普段から赤ちゃんが大好きな小さなおもちゃを忘れずに持参しましょう。
赤ちゃんの写真だけでなく集合写真も撮る
可愛いからとついつい、赤ちゃんの写真だけたくさん撮りやすいです。それだと後で見返した時にちょっと物足りないことがあります。赤ちゃんが成長したあと、本人は自分の赤ちゃん時代の姿より当時の父親や母親の姿を感慨深く見つめていたりするものです。赤ちゃんと一緒に家族の写真を撮るのがオススメです。
お宮参りの写真撮影する3つの方法
お宮参りの写真撮影には写真館やスタジオ、出張カメラマン、自分で撮影するという3つの方法があります。
写真館やスタジオを利用する
お宮参りは、七五三のお祝いの次に写真館やスタジオで写真を撮影する家庭が多いそうです。お宮参りする神社の近くの写真館や、駅前やショッピングモールの大手スタジオを選びます。写真を使ってストラップや、バッジを作るオプションなども用意されているので、おじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントを作れます。
出張カメラマンに依頼する
お宮参りの日に出張カメラマンに来てもらい写真を撮影してもらいます。写真館やスタジオだと神社でのお参り後に撮影するための移動が必要ですが、出張カメラマンを依頼すると参拝中に写真を撮ってもらえるのがメリットです。
自分で撮影する
自分で撮影する1番のメリットはコストが安いことです。しかし、撮影している父親や母親は当然写真に入れません。
お宮参りの写真撮影の料金相場は?
お宮参りの写真撮影にかかる料金も気になります。写真館やスタジオ、出張カメラマンの料金相場を紹介します。
写真館やスタジオの料金相場
写真館やスタジオ撮影の料金相場は20,000~30,000円程度です。大手スタジオだと基本料金は3,000円~で、無料で衣装レンタルしているところもあります。しかし、写真撮影のみの衣装レンタルであり、外には着ていけないこともあるので確認が必要です。
商品代金に応じて追加料金が加算されるため撮影料金は3,000円でも、写真代は1枚約5,000円、自分達、両家、祖父母分の焼き増しを依頼すると最終的には20,000~30,000円くらいかかります。
出張カメラマンの料金相場
出張カメラマンの料金相場は20,000円程度です。写真館やスタジオのように衣装をレンタルしていない場合が多く、衣装は自分で揃えなければなりません。
写真館やスタジオでポーズする時は、一発勝負のような気分になって緊張し顔がこわばってしまう方も多いです。出張カメラマンなら参拝しながら何枚も撮影してくれるので、自然な表情を写真に残せます。写真をデータでもらえるのは嬉しい点です。
自分で撮影するとなると赤ちゃんにフラッシュをたくのはNGで、晴れの日は晴れモードで撮影するなど、それなりの写真技術が必要になります。業者に依頼すれば完全に写真のことはお任せして参拝できるので楽にお参りできます。
まとめ
今回はお宮参りの写真撮影の時期や服装、写真撮影にかかる料金相場を紹介しました。お宮参りは室町時代から続く日本の伝統行事です。神様に赤ちゃんの健やかな成長をお願いし、家族で赤ちゃんの誕生をお祝いします。
厳密に赤ちゃんの1ヶ月後にお宮参りをする必要はなく、赤ちゃんと母親の体調を優先してお宮参りの日程を決めて構いません。そして、家族皆が集まるいい機会でもあるので、素敵な写真を撮って下さいね。
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