失敗しない観葉植物の植え替え方法!植え替え時期や植え替え後の管理もまとめて紹介
観葉植物元気な状態で長く楽しむには、適切な時期に植替える必要があります。そこで今回は観葉植物を植え替えるタイミングや、自分で植え替える方法を紹介します。
観葉植物を植え替える4つのタイミング
観葉植物の植え替えする時タイミングはとても大切で、タイミングがずれると観葉植物が枯れてしまう原因にもなります。そこで4つの症状のどれか1つでも当てはまったら、できるだけ早く観葉植物を植え替えましょう。
鉢底の穴から根が出ている
鉢底の穴から根が出てくるのは「根詰まり」のサインです。観葉植物の根が生長しすぎると水や養分などを吸収できなくなります。できるだけ早く、ひとまわり大きな鉢に植え替えてあげましょう。
水やりしても土にしみ込まない
水やりしても土の表面に水がたまってしまったり、水の染み込みが遅かったりするのは土が固くなってしまうことが原因です。ふかふかの土に植え替えてあげる必要があります。
2~3年植え替えしていない
特に気になる症状がなくても購入して2~3年植え替えしていない場合は、観葉植物を植え替えてあげましょう。土は古くなると固くなり、水や養分を吸収できなくなってしまいます。
植え替えするのを忘れないために観葉植物を買った日や、植え替えした日を手帳やスマートフォンにメモしておくといいかもしれませんね。
鉢に対して株が大きくバランスが悪い
鉢に対して株が大きくなると急に植木鉢が倒れたり、根詰まりする原因になります。ひとまわり大きい鉢に植え替えてバランスよく育てられるようにしましょう。
観葉植物を植え替える時の3つの注意点
古い土を使わない
観葉植物の植え替えする時は、新しい土を使いましょう。古い土や、使用済みの土は土本来の力がほとんど残っておらず、観葉植物が上手く育ちません。園芸店やホームセンターなどで売られている「観葉植物用の土」などを使って植え替えしましょう。
適した時期に植え替えする
植え替えに適した気温は15℃以上だといわれています。5月中旬~9月中旬までに植え替えするようにしましょう。観葉植物の原産地は熱帯が多く、ほとんどの種類が寒さに弱いです。冬に観葉植物を植え替えすると負担がかかり、枯れてしまうこともあります。
観葉植物の植え替えに適した時期が過ぎている場合は、無理に植え替えせずに暖かくなってから植え替えましょう。
最適なサイズの鉢を選ぶ
根がしっかりと生長するように、ひとまわり~ふたまわり大きいサイズの鉢に植え替えます。しかし、大きすぎる鉢は根腐れの原因になるので注意しましょう。
大きな鉢に植え替えたから「5年は植え替えしなくて大丈夫!」ということはないので注意して下さい。大は小を兼ねるとは言いますが、観葉植物の植え替えは適切なサイズの鉢を選ぶことが大切です。
自分で観葉植物を植え替える方法
観葉植物の植え替えをスムーズにするためには、道具を準備することが大切です。作業途中で道具が足りなくて「植え替えできない…」とならないために、家に必要な道具があるかどうか一度確認してみましょう。
準備物
- 植え替える植物
- 土
- 鉢(今までよりもひとまわり大きなもの)
- 鉢底ネット
- 鉢底石または軽石
- ハサミ
- 支柱
- ゴム手袋または軍手
- ビニールシートまたは新聞紙
- ジョウロ
観葉植物を植え替える手順
- 古い鉢から観葉植物を抜き出し、観葉植物の根をほぐし3分の1程度の土を落とす。
- 新しい鉢を準備してネットや鉢底石を準備する。
- 新しい鉢に少し土を入れて、傾きがないように観葉植物を植える。
- 植え替えが終わったら、ジョウロを使ってまんべんなく水やりする。
古いプラスチック鉢から観葉植物を抜き出す時は、外側からもむようにすると簡単に抜けます。上手く抜けない場合はプラスチック鉢の時はハサミなどで切り、陶器の鉢の時はカナヅチなどでたたいて割ってしまうのもひとつの方法です。
新しい鉢はひとまわり大きな鉢を準備し、鉢底にネットを敷きましょう。排水がよくなるようにネットの上に鉢底石を入れます。鉢底石の量は鉢の深さの分の6分の1程度で大丈夫です。
鉢と観葉植物の間に土を足す時は、根の部分は細かく土が入り込みにくいので、鉢を軽く叩いたりして隙間がないように丁寧に土を入れましょう。土を入れる高さは鉢のふちより4cm以下がベストです。観葉植物の背丈が1m以上ある場合は支柱も使って植えましょう。
ガジュマルの植え替え方法、ポトスの植え替え方法、モンステラの植え替え方法、サンスベリアの植え替え方法、パキラの植え替え方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
観葉植物を植え替えせずに土を入れ替える方法
鉢植えは植え替えするのが一番ですが、鉢植えが大きすぎるなどの理由で植え替えできないときは「増し土」という方法で土を入れ替えます。
準備物
- 土
- ジョウロ
観葉植物を植え替えせずに土を入れ替える手順
- 観葉植物の土を7号であれ3cm、10号であれば4~5cmほど掻き出して取る。
- 土を取った部分に、新しい土を入れる。
- 最後に水やりして馴染ませて完了。
植え替えをせずに土を植え替える方法は植物の応急方法です。これでしばらくは植物が元気に育ちますが、根詰まりの解消にはなりません。最終的には自分で鉢植えの植え替えするか、専門業者に依頼しましょう。
観葉植物を植え替え後に管理する3つのポイント
観葉植物が枯れたり、弱ったりしないように植え替えた後に管理するのも大切です。具体的な管理するポイントを3つ紹介します。
風が当たらない明るい日陰に置く
植え替え後は、根の水の吸い上げが悪くなっています。風が当たらない、明るい日陰で水分が飛んでいくのを防ぎましょう。直射日光は特によくないので、レースのカーテン越しの明るい日陰に置くのがオススメです。
水やりは土の表面が乾いた時にする
植え替え後は根の部分がダメージを受けているので、こまめに水やりすると根腐れしてしまいます。水やりは土が乾いたのを確認してからするようにしましょう。
肥料はあげないようにする
植え替え直後の肥料は、肥料焼けの原因になるのでやめましょう。肥料焼けとは養分濃度が高くなりすぎて根から水分を吸収するのではなく、水分を奪われて植物が傷んでしまうことをいいます。そうなると枯れたり、元気がなくなってしまったりするので肥料は絶対にあげないようにしましょう。
1週間ほど様子を見て新しい芽が出始めたり、葉の生長が見られたら根が定着したサインです。根が定着したようであれば元の位置に戻しましょう。その後、通常の水やりの頻度に戻し液体肥料を与えます。丁寧に扱った観葉植物はきっと長く楽しめます。
まとめ
今回は観葉植物を植え替えるタイミングや、自分で植え替える方法を紹介しました。仕事や育児などで忙しかったり、自分で植え替えするのが難しい時もあります。お店のオーナーで観葉植物を置いている場合は、自分で全ての観葉植物を世話するのは大変かもしれません。
そんな時は専門業者に植え替えを依頼するといいでしょう。専門業者はその道のプロなので、観葉植物が傷まないように植え替えしてもらえます。自分でする時と違って、失敗する心配しなくてすみます。また、植え替えの準備から後片付けまで全てお願いできます。
地元の鉢の植え替え業者を探す
出張訪問サービスの検索予約サイトすまいのホットラインでは、高い技術を持った鉢の植え替えの専門業者が多数出店しています。
予約前に無料で質問ができ、作業料金や利用者の口コミも公開されているので、あなたの悩みを解決するピッタリの専門家を見つけることができます。
すまいのホットラインは、引越し・不用品回収・ハウスクリーニングなど、
200種以上の出張訪問サービスを予約できる、日本最大級の検索予約サイトです。
- 「相場」がわかる
- 総額料金や実際に利用した人の口コミで選べる
- 「人柄」で選べる
- スタッフの技術力や雰囲気・こだわりで選べる
- 「何でも」頼める
- どうすればいいかわからないお困りごとも解決