自分でドアを修理(交換)する方法から業者に依頼する料金相場までまとめて紹介
ドアの修理は本体の傷や凹み、ドアノブ、丁番、ドアクローザーと多岐にわたります。傷や凹みの度合いによっては自分で修理できます。そこで今回はドアを修理する方法や、業者にドアの修理を依頼した時の料金相場を紹介します。
自分でドア修理できるか確認しよう
ドアの傷は「やってしまった…」という時もあれば、知らない間についている場合もありますよね。軽度の傷なら自分で修理できますが、場合によっては自分でするは難しいです。直したいドアの傷の種類や、度合いを確認してみましょう。
擦れや引っ掻き傷
衣服の装飾品や鞄などが当たってできる擦れ傷や、ペットの爪で引っ掻くことで傷になります。また、ドアの角に掃除機が当たって擦れるのを日常的に繰り返していると傷になります。軽度なら自分で修理できる可能性があるので、できるだけ早く修理しましょう。
凹み傷
不注意で物を倒してしまいドアに凹みができたり、おもちゃやものが当たってできる傷です。軽度なら自分で修理できますが、悪化すると素人が直すのは難しいです。
穴あき傷
扉に物を強く当ててしまい穴があいてしまう場合があります。ペットが何度も同じ場所をガリガリしたり、噛み続けて穴になってしまうこともあります。小さな穴は埋めることで修理できますが、範囲が大きいと自分での修理は難しいでしょう。
屋外や室内ドアの種類については下記の記事で詳しく紹介しています。
ドアを修理する時に便利な5つのグッズ
ドアを修理する時に必要な道具はインターネットやホームセンターで購入できます。ドアの修理だけではなく、壁紙や床の修復にも使えるので購入してみてもいいでしょう。
雑巾やウエス
ドアの傷を修理する前に表面をキレイにしたり、修理した後の掃除に必要になります。普通の雑巾でもいいですが、ウエスは家庭内の掃除だけではなく自転車やバイクのチェーン掃除など幅広く使えます。「窓掃除にも便利~」という人も多いので、大掃除でも活躍してくれそうです。
ヘラ
ヘラは傷の凹みにパテなどをキレイに詰めるのに使います。
パテやボンド
パテやボンドはドアの傷を埋める材料です。様々な色があるので、自宅のドアにあうものを選びましょう。
ペイント
修理した箇所を更に目立たなくするためのにペイントで色を塗り、わかりにくくする道具です。扉の色を確認してから購入しましょう。ペイントは塗る範囲が広ければ広いほど難易度が高くなります。
ステッカーやシート
穴のあいた傷に上からステッカーやシートを貼って隠す時に使います。こちらも同じく扉の色合いを確認する必要がああります。思い切ってドア全体にステッカーを貼ると、部屋の雰囲気を変えられます。
自分でドアノブを修理する方法
ドア本体ではなくドアノブが壊れてしまう場合もあります。費用をおさえたい人は自分で修理できます。ドアノブの種類からドアノブを交換する方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
ドアノブを採寸する
壊れたドアノブを外して、新しいドアノブに付け替える必要があります。新しいドアノブは、サイズが合ったものを購入しないと取り付けられないためドアノブを採寸しましょう。ドアノブの4箇所を測りましょう。
- ドアの分厚さ
- ドアの側面に見える小さな金具(ラッチボルト)の幅
- ドアの側面からドアノブの中心までの長さ
- ドアノブを固定している円形の部品(丸座)の直径
ドアノブを修理(交換)する方法
一般的なケースロック付握り玉タイプのドアノブを外して、新しいドアノブに交換する方法を紹介します。ケースロックとはドアを施錠するための機構が収められている箱のことです。
準備物
- 新しいドアノブ
- つまようじ
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- ウォーターポンププライヤーまたはニッパー
ドアノブを修理(交換)する手順
- ドアノブの付け根にある小さい穴に爪楊枝を差し込みドアノブを外す。
- 丸座と座金のネジをプラスドライバーで緩めて、反対側のノブごと外す。
- ケースロックを引き抜く。
- 商品の説明書や購入店の指示に従ってドアノブを取り付けて完了。
新しいドアノブはインターネットでも購入できます。電話やメールなどで取り外しや設置フォローしてくれる親切なお店があるので、不安な人はそういったお店から購入しましょう。
玄関ドアの種類やリフォームの料金相場や、浴室ドアのリフォーム費用については下記の記事で詳しく紹介しています。
自分でドア修理(交換)しない方いい場合
丁番
丁番とはドア開閉に重要な金物で、ドアを開ける時のドアを支えている部材です。ドアを開けるときに「ギィー」と嫌な音がしたり、ドアを開閉する時に力を入れないと開かないのは、丁番が劣化したせいかもしれません。
丁番を交換すれば解決できますが、ドアの場合は自分で取り換えるのは難しいかもしれません。「費用をなるべくおさえたい!」という気持ちもわかりますが、ドアは重量もあり交換技術も思っている以上に必要といわれています。無理に自分で取り換えて「結局ダメだった…」となるよりは、最初から業者に依頼する方が無難です。
ドアクローザー
ドアクローザーとはドアをゆっくり自動的に閉めるために、ドアの上部に取付けられている部品のことです。これが劣化するとドアの閉まる速度が遅すぎたり、速すぎるといった不具合が生じます。
新しいドアクローザーに付け替えるには、同じメーカーのものを購入して交換作業が必要になります。自分で作業することもできますが、あまりオススメはできません。築年数が経過している場合は同じ型の商品がないこともあり、別の商品を取り付けることになりますが、取付穴の位置が変わることがあります。
また、ドアクローザー内部には油が使用されているため、素人が適当に扱って油漏れが起こるのも避けたいところです。作業は業者に依頼する方が断然安心です。
ドアの修理を業者に依頼する料金相場は?
ドアの修理は自分でできる場合と、業者に依頼した方がいい場合があります。業者に依頼するとなると、気になるのは費用の相場ですよね?業者によって多少開きがありますが目安となる価格を紹介します。
- 傷や穴の修理・・・30,000~50,000円
- ドアノブの交換・・・10,000~40,000円
- 丁番の交換・・・10,000~30,000円
- ドアクローザーの交換・・・15,000~20,000円
ドアの状態が悪く、再塗装などをする場合は最大で100,000円程度かかる場合もあるそうです。
業者にドア修理を依頼する時にかかる費用は下記の4つです。
- 作業費
- 出張費
- 部品代
- 駐車料金
業者に依頼する時は、この料金が全て含まれた金額なのかどうかを確認しましょう。あとで駐車場代が別途必要だったりするとトラブルのもとです。
まとめ
今回はドアを修理する方法や、業者にドアの修理を依頼した時の料金相場を紹介しました。ドアの傷の修理はある程度なら市販グッズを使って自分でできます。しかし、自分で修理できないレベルの破損は、業者に依頼することをオススメします。特に丁番やドアクローザーの交換は、素人には難しいので業者に依頼しましょう。
毎日過ごす自宅や仕事場のドアに大きな傷や不具合があるとストレスです。なるべく早く修理して、快適な毎日をお過ごしください。
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