パソコン修理を依頼する流れや料金相場は?パソコン修理業者を選ぶポイントも合わせて紹介
パソコンの故障した箇所により現れる症状に特徴があります。原因を特定して適切にパソコンを修理するには高いスキルが要求されます。今回はパソコン修理が必要になる故障や、頼れるパソコン修理業者を探すポイントを紹介します。
パソコンの修理が必要となる代表的な症状
一家に一台パソコンがあるのが普通になってきたこのご時世、パソコンを持っている人なら、一度はパソコンがおかしくなり困った経験があるはずです。コロナ禍以降定着しつつある在宅ワークや、プライベートでも仕事でもパソコンを使うのが普通になっています。パソコンの修理が必要になる代表的な症状を紹介します。
画面が映らない
パソコン本体、キーボード、モニターが別々になっているデスクトップ型や本体、キーボード、モニターが一体型になっているノートパソコン型でも画面が映らなくなるのはよくある症状です。画面が映らないと本当に何もできません。
電源が入らないまたは勝手に落ちる
電源ボタンを何度押しても電源が入らない、電源は入るものの途中で落ちてしまうのもよくある症状の一つです。
動きが遅いまたはフリーズする
パソコンを起動して操作はできるもののアプリケーションの起動が異常に遅かったり、操作している最中に画面が固まってしまい動かなくなったりします。勝手にシャットダウンしてしまう症状もよく見受けられます。
その他の症状
マウスが動かなくなってしまったり、USBポートに外部機器やマウスを差し込んでも起動しない、認識しないという症状もよくあります。
パソコンが故障する原因は外部要因とメカニカル要因
パソコンが故障する原因は「外部要因」と「メカニカル要因」に分かれます。
パソコンが故障する外部要因
- 液晶モニター画面割れ・・・外部の衝撃により液晶画面が割れてしまったり、ひびが入ってしまった
- 液晶モニター画面焼け・・・液晶モニターが日焼けにより変色してキレイに画像が出なくなる
- キーボード不良・・・キーボードのボタンが使い過ぎにより陥没し戻らなくなる。接触不良によりキーを打ち込んでも反応しなくなる
- ハードディスクの損傷・・・パソコン本体が衝撃を受けハードディスクが破損している。ノートパソコンの場合は衝撃を受け損傷証するケースが多いようです
- パソコンのハードが高熱により損傷・・・特にデスクトップ型パソコンの場合、本体の吸排気口にホコリがたまり熱が逃げない
パソコンが故障するメカニカル要因
- 電源が入らない・・・電源ダプタそのものの劣化や、マザーボードと呼ばれる内部基盤の不良が考えられる
- システムファイルの消失や破損・・・ハードディスクそのものの損傷が考えられます。プログラム更新中やプログラム起動中に強制終了するとシステムファイルの消失や破損が起きやすくなります
- USBの接続不良・・・端子のインターフェイスそのものの不良とマザーボードの損傷が原因の場合が多いです
パソコンは使い続けているうちに、何らかの故障が起きるのは致し方ありません。パソコンの周りは通風よくして定期的に不要なファイルを削除、ディスククリーニングしましょう。
また、キーボードを優しく押すように気を付けたり、パソコンを使わない時は電源を落としていればパソコンの寿命は長くなり故障の頻度も少なくなります。
パソコン修理を依頼する流れ
筆者が愛用していたノートパソコンが壊れた時の流れの実例を紹介します。
パソコンが故障して修理が必要になる
パソコンの電源が立ち上がるが文書作成ソフトを起動し作文しようとすると、途中で勝手にソフトが落ちる。電源も通常の操作でオフにできなくなってしまい、電源を落とす時はボタンを長押しして強制終了しかできなくなる。また、キーボードのenterボタンが陥没し押せなくなってしまった。
パソコン修理の専門店に電話で相談する
パソコン修理の専門店に連絡して症状を伝えるとすぐに直したいのであれば、最寄りのショップまで持参してパソコン診断した方がいいと言われる。とにかくすぐ直さないと仕事に支障が出るので、最寄りのショップに持ち込むことにする。
パソコン修理の専門店に持ち込む
ショップに持ち込み診断を受ける。原因はハードディスクの容量がフルに埋まっている状態で起動が遅くなり、砂時計表示の時に無理やり電源のシャットダウンを繰り返したことによるハードディスク損傷でした。また、ボタンの陥没は普段からキーボードを強打しすぎるためでした。キーは優しく押しましょうね、と店員さんにやんわりとお叱りを受ける(苦笑)診断は有料(500円)診断結果から見積もりを依頼する。見積は翌日に出ますとのことで、そのままパソコンを預けて帰宅する。
パソコン修理店から見積もりが出る
翌日ショップから連絡があり、ハードディスク自体はリカバリー可能でキーボードも修理部品があるのですぐ直せますとの回答でした。代金は合わせて10,000円、当日中に修理可能とのことで、すぐ直してほしいので電話でOKと返答して修理依頼する。
パソコン修理店に引き取りに行く
当日19時過ぎにパソコンを引き取りにショップへ行き、作業代金10,000円を支払い完了。依頼していないのにディスプレイやキーボードは新品同様にピッカピカになっていた。対応の早さときめ細やかなサービスに大満足でした。
筆者のパソコン故障の場合は、軽傷だったので比較的安価にすぐ直りました。部品取り寄せて交換が必要になった場合は、更に日数と作業代金がかかると思います。
パソコンの故障別の料金相場
パソコン修理の料金相場は「どれくらいなのでしょうか?」一番気になるところだと思います。お店や修理内容によって料金は異なるので一概には言えませんが、大手パソコン修理店の料金価格帯を参考までに紹介します。
液晶画面が映らない、液晶モニター画面焼け
- 料金相場は5,000円~
- デスクトップ型モニターの液晶交換、モニターの分解の難易度により代金が変わる
- 修理費が高額になる場合は液晶モニターを中古品または、新品に交換した方がいい場合がある
キーボード修理
- 料金相場は15,000円~
- 診断、分解、パーツ交換含む
- キーボードの修理は意外に費用がかかります
- ノートパソコンよりデスクトップの場合は修理費が高額になることもある。中古または、新品に買い替えるのも手です
電源が入らない
- 料金相場は15,000円~20,000円程度
- 診断、分解、パーツ交換含む
- ハードディスク交換の場合は別途費用が必要です
- 電源が入らない場合は基本的に分解して診断することが多い
- 分解、診断、部品取り寄せ、修理、リカバリーなど手間がかかるため高額です
電源が入らない場合やパソコンの内部の修理は、基本的に診断してから分解になります。そのため作業代金が高くなることはやむを得ません。
一方、モニターやキーボードの修理は、交換してもそれほど高価なものではありませんので、修理費がかさむようであれば買い替えた方が安上がりになる場合があります。
頼れるパソコン修理業者を選ぶポイント
大事なパソコンの修理は安心できる業者に依頼したいですよね?
- 全国ネットのパソコン修理専門店
- 家電量販店の修理受付
- パソコンに詳しい街の便利屋
最近は出張修理に来てくれる業者もいます。どこに依頼するにしても重視したいのが「作業経験の豊富さ」と「明朗な料金体系」です。問い合わせする時はホームページ等で作業実績、経験、お客様の声などを確認するといいかもしれませんね。
まとめ
今回はパソコン修理が必要になる故障や、頼れるパソコン修理業者を探すポイントを紹介しました。パソコンの修理は症状ごとに原因があり、それぞれ適切な修理方法があります。専門知識を持った業者に依頼して、大事なパソコンを直してもらいましょう。大手パソコンショップ持込や出張修理サービス、マッチングサイト等からあなたに合ったベストな方法を探しましょう。
地元のパソコン設定業者を探す
出張訪問サービスの検索予約サイトすまいのホットラインでは、高い技術を持ったパソコン設定の専門業者が多数出店しています。
予約前に無料で質問ができ、作業料金や利用者の口コミも公開されているので、あなたの悩みを解決するピッタリの専門家を見つけることができます。
すまいのホットラインは、引越し・不用品回収・ハウスクリーニングなど、
200種以上の出張訪問サービスを予約できる、日本最大級の検索予約サイトです。
- 「相場」がわかる
- 総額料金や実際に利用した人の口コミで選べる
- 「人柄」で選べる
- スタッフの技術力や雰囲気・こだわりで選べる
- 「何でも」頼める
- どうすればいいかわからないお困りごとも解決