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マットレスクリーニング

自宅で布団を洗濯する方法|羽毛布団の洗濯方法やコインランドリーでの洗い方

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布団の洗濯は年に2回が理想的です。こまめに干すだけではなくしっかり洗って清潔を保ちましょう。また、カビやダニの対策も欠かせません。今回は布団の洗濯頻度や、布団の洗濯方法や干し方を紹介します。

日本人はシーツの洗濯頻度が低い

日本人はシーツの洗濯頻度が低い
日本人はシーツの洗濯頻度が低い

睡眠時間が8時間とすれば、人は1日24時間のうち1/3を布団の中で過ごしていることになります。この間に髪の毛やフケ、垢が布団に落ちてしまいます。また、一晩の間に少なくてもコップ1杯200ml~多い人で1000ml程度の汗をかいているといわれています。想像すると布団の中は湿気に満ち溢れていますね。

布団は暖かく湿度も高いため髪の毛やフケ、垢が豊富にあるとなるとダニや雑菌にとってパラダイスになります。汚れた布団をそのまま使い続けると、ダニや雑菌が繁殖する可能性が高まります。そうならないために、布団は定期的に洗濯した方がいいようです。

しかし、1日でやらなくてはならないといけない家事は多いですよね?洗濯物も毎日たくさんあります。それに加えて布団カバーやシーツなどの大物まで「なかなか手がまわらないです…」思いっきり晴れた日じゃないと干すのにも困ります。

忙しさや天気以外にも、日本の洗濯事情にも原因があります。欧米では大抵のお宅に大型乾燥機があるので、だいたいのお宅で2~3日に1回は洗濯しているそうです。

日本の場合は家庭用の衣類洗濯機を使用している家が多いので、布団カバーやシーツを干すのは外に干す家が多いです。この結果、日本人の布団カバーやシーツの洗濯頻度は、外国に比べて少ないです。

布団を洗濯する頻度は?

布団を洗濯する頻度は?
布団を洗濯する頻度は?

布団はシーツや布団カバーをつけて使うのが一般的です。ということは、髪の毛やフケ、垢などが布団に直接つくこともありません。気にしなければいけないのは汗による湿気です。

定期的に天日干しするか、布団乾燥機を使って湿気を取ることが重要になります。全く洗わない布団をそのまま押し入れにしまうのも不衛生な話です。布団を入れ替えるタイミングで年に1~2回程度洗濯しましょう。

厚生労働省の旅館に関する通達の中でも、“布団及び枕にあっては、6月に1回以上その汚れ等を除去するため丸洗い(洗濯物に洗剤液及び水を直接吹きつけるなどして行う洗濯方法であり、もみ洗い処理工程がないものをいう。以下「布団丸洗い」という。)をすることが望ましい”とされています。

布団を入れ替えるタイミングで洗濯すれば、夏掛けとそれ以外のシーズンの布団、それぞれ1回ずつ洗濯できます。直接肌に触れるシーツや布団カバー、枕カバーには髪の毛やフケ、垢などがついてしまうので、そのまま放置していればダニや雑菌が繁殖してしまいます。

そのためシーツや布団カバー、枕カバーはこまめに洗濯しましょう。シーツや布団カバーは週1回、特に髪の毛やフケがつきやすい枕カバーは毎日洗濯したいですね。

自分で布団を洗濯する方法

自分で布団を洗濯する方法
自分で布団を洗濯する方法

羽毛布団を洗濯する4つの方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

羽毛布団 洗濯
羽毛布団を自宅やコインランドリーで洗濯する方法をまとめて紹介

準備物

  • 布団用洗濯ネット
  • 中性洗剤

布団を洗濯する手順

  1. 洗濯できるか布団の洗濯表示を確認する。
  2. 洗濯機と布団のサイズを確認する。
  3. 布団を折りたたみ布団用洗濯ネットに入れる。
  4. 洗濯機に洗剤を入れる。
  5. 洗濯コースを選ぶ。
  6. 洗濯機から布団を出し軽く揉みほぐして布団を干す。

洗濯機と布団のサイズを確認する。5㎏サイズの洗濯機が洗えるのはシングルサイズの布団までです。7~8㎏サイズの洗濯機はセミダブルサイズの布団が洗濯できます。洗濯機のキャパオーバーの布団を洗濯すると布団が傷んだり、洗濯機が故障する恐れがあるので注意しましょう。

洗濯表示が「洗濯機マークのみ」の場合は、標準コースまたは大物洗いコースを選ぶ。洗濯表示が「洗濯機マーク」+「弱水流マーク」の場合は、手洗い(ドライ)コースを選ぶ。洗濯表示が「手洗いマーク」の場合は、手洗い(ドライ)コースを選ぶ。

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洗濯機のサイズが小さくて洗濯機で洗濯できない場合は、少し大変ではありますが浴槽で押し洗いする方法もあります。

また、コインランドリーの大型洗濯機を利用する手もあります。コインランドリー大型洗濯機を使う場合、布団に対し大きすぎる洗濯機で洗濯すると、洗濯機内で布団が暴れてしまい洗濯機が止まってしまう場合があります。洗濯機の9割が布団で埋まるくらいのサイズがジャストサイズです。大きな洗濯機であれば、複数枚の布団をまとめて洗濯できます。

敷布団と掛け布団をコインランドリーで洗う方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

コインランドリー 布団
敷布団と掛け布団をコインランドリーで洗濯する方法や値段|洗える布団の種類も解説

布団を干す時の2つのポイント

布団を干す時の2つのポイント
布団を干す時の2つのポイント

布団を洗濯機で脱水することは難しいので、布団の中までしっかり乾かすのは時間がかかります。そこで布団の干し方や注意すべきポイントを紹介します。

天日干しで乾かす

風通しがいいところで竿を2本使い布団がM字になるように干すと、布団の中に風が通りやすくなり乾きが早くなります。

布団が中綿の場合は中までしっかり乾かすとなると非常に時間がかかります。晴れの日が続く日を選び数日かけてしっかり乾かしましょう。

コインランドリーの大型乾燥機で乾かす

コインランドリーの大型乾燥機なら1枚60分程度を目安に乾燥機にかけ、60分で乾かなければ乾燥時間を追加しましょう。しっかり中綿まで乾燥させましょう。

乾燥器を使う時は容量に対し布団を入れすぎないことがポイントです。乾燥機には必ず1枚ずつ入れましょう。また、布団と一緒にテニスボールを入れておくとテニスボールが布団を叩く役目でふんわりと仕上がります。

まとめ

今回は布団の洗濯頻度や、布団の洗濯方法や干し方を紹介しました。実際に自分で、布団を洗濯するのは大変です。布団は大きくて、洗うにも乾かすにも場所をとります。また、水を吸うと大変重くなり運ぶのが大変です。さらに、乾くのに非常に時間がかかります。

その点、クリーニング業者に任せれば楽でふっくら気持ちよく仕上げてくれます。有料にはなりますが、オフシーズンの布団を預かり保管してくれる業者もあります。

布団の洗濯頻度は?
布団を入れ替えるタイミングで年に1~2回程度洗濯しましょう。「布団を洗濯する頻度は?」で詳しく紹介しています。

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ハウスクリーニング技能士 小森 一輝
監修者

ハウスクリーニング技能士

小森 一輝

一部上場マンション・ハウスメーカーからの転身者という経歴を活かし、住宅設備を知り尽くしたお掃除マスター」として大手家電量販店のサービスセンター業務に従事。業務用家電ら水回りまで、すまいに特化した清掃コンサルティングを行う。主な資格は、ハウスクリーニング技能士、錠前技工士など。