PC(パソコン)でアンインストールできない4つの原因と3つの対処方法のまとめ
パソコンのプログラムや、アプリ(アプリケーションソフト)をアンインストールできない原因や対処方法は色々あります。そこで今回はアンインストールできない原因や、アンインストールする方法を紹介します。
アンインストールできないと再インストールできない?
パソコンを動かすには様々なプログラムやアプリが必要です。アプリをパソコンに入れて使用できるようにすることを「インストール」といいます。パソコンから削除することを「アンインストール」といいます。
用途や趣味に合わせて必要なアプリを増やし続けるとパソコンの空き容量が少なくなり、パソコンの動作が遅くなったり、パソコンが安定して動かなくなるなどの不具合が生じます。パソコンに最初から入っていたけど使わないアプリや、今は全く使っていないアプリはできるだけ減らしましょう。
アンインストールできないと不要なアプリを減らしたり、再インストールできません。新しいパソコンにアプリを移したい時も、古いパソコンで使っていたアプリをアンインストールできないと新しいパソコンに移せないこともあります。
通常のアンインストールは設定からする
通常のアンインストールは設定からします。今回はWindows10でアンインストール方法を紹介します。
通常のアンインストール手順
- パソコン画面左下にあるWindowsのロゴマーク(スタート)をクリックして、⚙(設定)をクリックする。
- 設定メニュー一覧から「アプリ」をクリックする。
- 「アプリと機能」の画面が表示されるので、アプリ一覧からアンインストールしたいアプリ名をクリックする。
- 「アンインストール」をクリックして完了。
パソコン画面左下にあるWindowsのロゴマークを右クリックして「アプリと機能」をクリックしても「アプリと機能」の画面に進めます。
通常のアンインストールする方法を紹介しましたが、何かの原因でアンインストールできないことがあります。
アンインストールできない4つの原因
常駐ソフトの影響が原因
常駐ソフトとはパソコンを起動すると自動的に起動して、バックグラウンド(操作画面の裏側)で動いているプログラムでセキュリティソフトなどが代表例です。
常駐ソフトの影響でアンインストール中に不具合が生じて、アンインストールできないことがあります。
アップデートやアップグレードが原因
Windowsの大型アップデートやWindows7、Windows8からWindows10にアップグレードした時にレジストリの情報が一致しなくなり、アンインストールできないことがあります。
レジストリとはWindowsの設定情報、アプリケーション情報、ハードウェア情報などパソコンに関するあらゆる情報が記録されている場所です。アプリをインストールするとアプリの様々な情報がレジストリに保存されます。大型アップデートやアップグレードにより、インストールした時のレジストリの情報とアンインストールする時のレジストリの情報が一致しなくなると、削除する対象が見つからずアンインストールできません。
他のアプリの影響が原因
他のアプリのインストールによる影響で既存アプリのレジストリの情報が書き換わってしまうことがあり、この場合もアンインストールできないことがあります。特にバージョンが異なる同一アプリをインストールする時は注意しましょう。
レジストリクリーナーの利用が原因
レジストリクリーナーはパソコンが遅くなった時に不要なレジストリを削除して、パソコンの空き容量を増やすアプリです。レジストリクリーナーが不要なレジストリを正しく識別せず、必要なレジストリを削除してしまいアンインストールできないことがあります。
アンインストールできない時の3つの対処方法
再起動してからアンインストールする
起動中のアプリはアンインストールできないので、一度再起動して直後にアンインストールしてみましょう。
コントロールパネルからアンインストールする
コントロールパネルからアンインストールする手順
- パソコンを再起動する。
- パソコン画面左下にあるWindowsのロゴマーク(スタート)をクリックする。
- プログラム一覧から「Windowsシステムツール」をクリックして、「コントロールパネル」をクリックする。
- コントロールパネルが表示されたら右上の「表示方法」を確認する。「カテゴリ」になっていればOKです。別の表示方法が指定されている場合はクリックして「カテゴリ」に変更する。
- 「プログラムのアンインストール」をクリックする。「プログラムのアンインストールまたは変更」画面が表示されるので、アンインストールしたいプログラム名を右クリックする。「アンインストール」または「アンインストールと変更」をクリックする。「修復」がある場合は、まず「修復」をクリックして修復が完了してから「アンインストール」をクリックする。
プログラムを再インストールする
プログラムを再インストールするとレジストリ情報が上書きされて、最初にインストールした状態に戻ります。プログラムを最初にインストールした時と同様の手順で再インストールしてから、アンインストールしてみましょう。
「セーフモード」とは必要最低限のファイルだけでパソコンを起動するモードで、余計なレジストリ情報に邪魔されることなくアンインストールできる可能性があります。「セーフモード」の起動手順は次の通りです。
プログラムを再インストールする手順
- パソコン画面左下にあるWindowsのロゴマーク(スタート)をクリックして、⚙(設定)をクリックする。
- 設定メニュー一覧から「更新とセキュリティ」をクリックして、左側にあるメニューから「回復」をクリックする。
- 「PCの起動をカスタマイズする」の下にある「今すぐ再起動」をクリックして、「オプションの選択」画面から「続行」をクリックする。
- 「トラブルシューティング」画面から「詳細オプション」をクリックして、「詳細オプション」画面から「スタートアップ設定」をクリックする。
- 「再起動」をクリックする。
- パソコンが再起動し「スタートアップ設定」画面が表示されたら、キーボードの「4」または「F4」を押して「セーフモードを有効にする」を選択する。セーフモードで起動したら、アンインストールしてみましょう。
どうしてもアンインストールできない時は?
アンインストールできない時の対処方法を試してもアンインストールできない時は「トラブルシューティングツール」を使用してみるのも一つの手です。
アンインストールできない場合に備えて、Microsoftでは「トラブルシューティングツール」を提供しています。「トラブルシューティングツール」を使用すると、レジストリを修復できる、アンインストールできない問題を解決できる可能性があります。Microsoftのサポートページからダウンロードして使用してみましょう。
それでもアンインストールできない場合にも方法はありますが、パソコンに関する知識がある人向けになるため、パソコンがあまり得意ではない人にはオススメできません。プロにお任せするのが得策といえるでしょう。
まとめ
今回はパソコンでアンインストールできない原因や、アンインストールする方法について紹介しました。アンインストールできない原因や対処方法は様々です。パソコンは使えても問題を解決するのは苦手という人はプロに依頼することをオススメします。
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