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引っ越し費用はだいたいいくら?引っ越し費用は時期や曜日、作業費用によって変わる

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引っ越し費用は時期や荷物の量、引っ越し先までの距離、どこまで業者に任せるのかによって大きく違います。そこで今回は引っ越し費用の相場や、オプション費用について紹介します。

引っ越し費用の相場は?

引っ越し費用の相場は?
引っ越し費用の相場は?

引っ越しにはどんな費用がかかるのか知ることで、引っ越しに対するイメージが明確になります。引っ越しにかかる費用は大きく分けて4種類あります。

引っ越し作業にかかる費用

基本的な引っ越し料金に加えて、業者や選ぶプランによっては段ボール代が必要です。

希梱包もお任せできるオプションサービスを利用する場合は、その料金がかかります。不用品を処分する業者に依頼すると別途料金が必要です。引っ越し当日に作業して下さる方への謝礼も必要です。

物件の退去にかかる費用

敷金を超える修繕費用や、クリーニング費用がかかる場合もあります。退去した部屋に次の人が住むために整える費用です。もちろん解約するまでの家賃も必要です。

賃貸物件の契約にかかる費用

賃貸物件を契約するためには「敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、管理費、共益費」といった費用が必要です。また、賃貸保証料が必要な物件もあります。

火災保険料や入居前の部屋を消毒するための消毒料がかかります。防犯のために鍵の交換費用も必要です。

その他の費用

住所変更手続きの手数料や近隣へ挨拶する時の手土産代が必要です。新しい家具や家電製品、ガスコンロを購入する費用も含みます。

引っ越しには、さまざまな費用がかかることが分かります。頭に思い浮かばなかった項目があれば、この機会に押さえておきましょう。

引っ越しの手続きや、引っ越しの挨拶については下記の記事で詳しく紹介しています。

引っ越し 手続き リスト
引っ越し手続きチェックリスト! 区役所や住民票の引っ越し手続き一覧
引っ越し 挨拶
引っ越しの挨拶はコレを読めば完璧!引っ越しの挨拶で喜ばれる粗品(手土産)も紹介

引っ越し費用を左右するのは「作業費用」

引っ越し費用を左右するのは「作業費用」
引っ越し費用を左右するのは「作業費用」

引っ越しにかかる費用には4種類あることが分かりました。この中で「物件の退去にかかる費用」と「そのほかの費用」は大きく変わることはありません。

自分で努力して費用をおえるのは、新しい家具や家電の購入費用くらいですよね。入居時にどうしても揃えないと生活できないもの以外は一旦後回しにしましょう。

引っ越しにかかる総額に大きく影響を与えるのは、引っ越しの作業にかかる費用です。

各社様々なプランがあるので、シンプルで価格の安いプランを選んで「自分でできそうなことは自力で頑張るか?」「ちょっと価格が上がっても、負担が少なく楽なプランを選ぶか?」ここで随分費用は変わります。

仕事や子育てもある中での引っ越しは、自分に無理のない引っ越しのプランを選ぶのも必要なことです。

安いからいいというわけでもありません。プラン内容や引っ越し費用は業者によって違うので、インターネットで一括見積をとったり口コミを見たり、電話で問い合わせたり、自分が希望する値段とサービス内容が合う引っ越し業者を選びましょう。

引っ越し費用は時期や曜日によって違う

引っ越し費用は時期や曜日によって違う
引っ越し費用は時期や曜日によって違う

3月、4月は進学や転勤などにより引っ越しが多い時期です。そのため繁忙期と呼ばれ引っ越し料金は高くなります。

それに対して5月~2月は通常期と呼ばれ、引っ越し料金が安い時期です。どのくらい違いがあるのか引っ越し料金の相場を紹介します。

1人暮らしで県内に引っ越しする場合の引っ越し費用

【通常期】

通常期は20,000円程度で、荷物が多い場合は5,000円~10,000円程度追加費用がかかります。

【繁忙期】

繁忙期は30,000円程度と通常期と比べて10,000円高くなり、荷物が多い場合は40,000円を超えることが多いです。

2人暮らしで県内での引っ越しの場合は、上記の約2倍の費用がかかります。

2人または3人以上で県外への引っ越しする場合の引っ越し費用

【通常期】

通常期は150,000円程度、3人以上だと150,000~200,000円程度必要です。

【繁忙期】

繁忙期は200,000円程度、3人以上で200,000~300,000円程度かかります。

繁忙期は引っ越し費用が1.3~1.5倍くらいに上昇してしまいます。3月の最後の週と4月前半の土日は、特に引っ越しが多くなります。そのためさらに費用が上昇することもあるため、避けられるようなら避けたい時期です。

引っ越し料金は、曜日によっても変わります。仕事や学校が休みの日に引っ越しを依頼する方が多いため、平日の方が土日よりも引っ越し料金が安くなります。

実際に引っ越しをした方のデータを参考にすると、家族の場合は県内の引っ越しだと2,000円程度、県外の引っ越しでは7,000円程度料金が安くなるようです。引っ越しの繁忙期(3月~4月)には、平日でも料金が高いため注意しましょう。

月末よりは月の始めの方が引っ越し料金は安くなるそうです。さらに部屋の間取りによって荷物の量も異なり、引っ越し料金も変わります。

通常期(5月~2月)に同じ県内に、引っ越しをした場合の料金を一覧で紹介します。

  • 通常期に同じ県内のワンルーム、1K、1DKへの引っ越し費用・・・30,000円程度
  • 通常期に1LDK、2K、2DK、2LDKへの引っ越し費用・・・50,000円程度
  • 通常期に3K、3DK、3LDKへの引っ越し費用・・・65,000円程
  • 通常期に4K以上への引っ越し費用・・・70,000円程度

繁忙期だと費用は上記の1.3~1.5倍くらいになってしまいます。あくまでも相場のお話になりますが、参考にしてみて下さいね。

赤口の引っ越しについては下記の記事で詳しく紹介しています。

赤口 引っ越し
赤口の引っ越しは気にしないでいい?赤口の引っ越しでも縁起が良くなる方法

引っ越し費用のオプションの相場

引っ越し費用のオプションの相場
引っ越し費用のオプションの相場

引っ越し業者がしてくれる基本的な作業は大きく分けて3つです。

  • 大きな家具や家電の梱包
  • 荷物の搬入や搬出
  • 引っ越し先までの荷物の運搬

これ以外の作業には別途料金が必要です。別途料金が必要な作業をオプションサービスといいます。

  • エアコンの移設
  • 乗用車やピアノの運送
  • 不用品の処分
  • 家財の梱包や開梱

これらのサービスを依頼すると引っ越し料金がさらに高くなります。参考までにオプションサービスの費用相場を紹介します。

エアコンの移設サービス

取り外し工事で5,000円~15,000円程度、取り付け工事で15,000円~25,000円程度です。

ピアノの運送費用

100kmほどの距離で40,000円~50,000円程度です。ピアノの重さによって運ぶための人員が増減するため料金が変わります。

また、搬入する時にクレーン車が必要な場合は費用が追加され、階段や段差エレベーターの有無なども料金に影響するようです。

乗用車の運送費用

100kmほどの運送距離で25,000円~35,000円程度が相場のようです。オプション料金が必要とはいえ、大切なピアノや車を手放すわけにはいかないので「オプションの相場はこのくらいはかかるんだ」ということを頭に入れておいて下さい。

他にも不用品の回収は引っ越し業者ではなく不用品回収業者にお願いしたり、自分で自治体に依頼する方が安くすむ場合もあるため事前に調べておくといいでしょう。

家財の梱包や開梱は引っ越し業者によってはプランの中に最初から入っていることもあります。

筆者はもう何年も前ですが、子供が3歳、共働きで忙しい時に引っ越しをした際に梱包だけが入っているプランを利用しました。荷ほどきは自分でやりましたが、梱包だけでもしてもらえるととても助かりました。

引っ越し費用をおえる2つのポイント

引っ越し費用をおえる2つのポイント
引っ越し費用をおえる2つのポイント

引っ越しの費用をおえるポイントは大きく分けて2つあります。

新しく住む物件の契約費用をおえるポイント

【敷金が無料の物件を選ぶ】

<不動産会社によっては同じ物件でも敷金を無料にしている場合があるので、複数の会社に確認してみるといいでしょう。

空き室を埋めたいと大家が考えている場合は、敷金を無料にする交渉に応じてくれることもあります。「敷金が無料ならこの部屋に決めます!」と、伝えるのも交渉術のひとつです。

【礼金なしの物件を選ぶ】

大家が空き室を埋めるために「礼金なし」にしている物件もあります。家賃に礼金を上乗せしている場合もあるため、お金がないからといって安易に即決しないように注意が必要です。

【仲介手数料をおえる工夫する】

格安の仲介手数料で物件を紹介しているサイトもあるため、活用してみるのもひとつの方法です。また同じ物件を複数の不動産会社が扱っていることがあります。その時は仲介手数料の安い会社を選ぶと費用をおえられます。

不動産会社が管理している物件については仲介手数料がかかりません。

【フリーレントの物件を選ぶ】

家賃が一定期間無料になるフリーレントの物件を選ぶのも費用をおえるために有効です。

引っ越し業者に払う費用をおえるポイント

【運んでもらう荷物を減らす】

引っ越し前に荷物を減らすことで運賃や作業スタッフの人件費を減らせます。不用品の処分は前もって自治体に依頼するか、不用品回収業者に依頼しておきましょう。

【引っ越し料金が安い時期や安い曜日を選ぶ】

繁忙期は引っ越し費用が高くなるため、5月~2月の通常期に引っ越すのがオススメです。仕事の都合でどうしても繁忙期になる場合も「土日よりは平日」「月末よりは月の始め」に引っ越しをした方が費用をおえられるかもしれないので業者に確認しましょう。

また、引っ越し作業は午後よりも午前中から依頼したい人が多いので、時間を指定しないことで安く引っ越しができる場合があります。早めに引っ越しを予約することで費用をおえられる場合もあり、タイミングによっては値引きの交渉に応じてくれることもあるそうです。

筆者の知人は12月の上旬の引っ越しで随分とおまけをしてもらっていました。値引き交渉が苦手すぎる筆者は目がテンになりましたが、言ってみるのもアリかもしれませんね。

【複数の業者に見積もりを依頼して選ぶ】

引っ越しの日程や荷物の量が一緒でも、料金は引っ越し料金は業者によって違います。引っ越し業者ごとに規模も違うので、引っ越ししたいと考えている日程が業者が忙しくないともわかりません。トラックによる運送費用や作業員の人件費、オプションサービスの費用なども違うため引っ越し料金に差が出るようです。

業者によっては単身引っ越しが得意だったり、長距離の引っ越しの方が得意だったりします。業者の得意分野が引っ越し料金に影響を与えるため、1社ではなく複数の業者に見積もりを依頼し自分の希望にあった業者を見つけましょう。

まとめ

今回は引っ越し費用の相場や、オプション費用について紹介しました。引っ越しの費用に関する情報をたっぷりとお伝えしてきましたが、大体のイメージを掴んでいただけたら幸いです。

引っ越し費用をおえるために最も大切なのは、引っ越し業者選びです。大手以外の引っ越し業者でも、安心安全で信頼できる業者もたくさんいますが、「どうやって調べたらいいのかわからない…」「色々調べるのが面倒…」といいう方必見です。ほっとラインはそんなあなたの引っ越し業者選びをサポートします。

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