お風呂の浴槽は毎日しっかり掃除していれば、なかなかカビは生えませんが、お風呂の床はいつの間にか、黒ずんでいませんか?
風呂の扉しまらんくなってるしなんか床黒くなってる
— 音又、 (@otomatak) 2018年8月11日
これはカビに違いない!と思い塩素系のカビ取り剤で落とそうとしても、塩素系のカビ取り剤を床一面にスプレーするのも面倒ですよね…。
風呂場の床の黒ずみが何を使っても取れない(TT)どうすれば綺麗になるの? https://t.co/2nOszOwliH
— 十枝内 幸一郎 (@1977kou) 2018年9月24日
お風呂の床をキレイにするには、汚れに合わせた洗剤で掃除するのが正解なんです。
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今回は、お風呂の床の黒ずみを自分で掃除したいけど、やり方がわからない…。と困っている人の助けになりたいと思っています!
今回は、お風呂の床の黒ずみをキレイにする方法をまとめてみました。
ご自宅にある物でも簡単に掃除できるので、お風呂の床の汚れに合わせて、掃除しやすい方法を選んで試してみてくださいね。
お風呂の床の黒ずみは3種類あった!

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僕の家のお風呂の床も、すぐに黒ずみ汚れができるよ…。
掃除も大変でだよ…(泣) -
そうだよね。お風呂の床を頑張ってこすっても落ちないのが、お風呂の床の黒ずみだよね…。
床の黒ずみにも3種類あるから、どの汚れか確認しよう!
1.白っぽい汚れ
お風呂の床に白っぽい汚れがある場合は、水道水の中に含まれるカルシウムなどが原因です。
水道水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムなどが固まり、床に残ってできた汚れで水垢と呼ばれます。
水垢はアルカリ性の汚れで、水垢に酸性汚れの皮脂の汚れや、石けんカスが混ざり合い頑固な黒ずみになります。
水垢はアルカリ性の汚れです。アルカリ性の汚れには、酸性の洗剤を使って中和させてあげると汚れが落ちます。
2.茶色の汚れ
お風呂の床に茶色の汚れがある場合は、皮脂の汚れや石けんカスといった酸性の汚れが原因です。
お風呂場で石けんを使って身体を洗ったり、シャンプーで頭を洗ったりすることで、皮脂や垢などの汚れで湯垢と呼ばれます。
湯垢が蓄積することで、頑固な黒ずみになっていきます。
石けんカスなどの湯垢汚れは、酸性の汚れです。酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使って中和させてあげると汚れが落ちます。
3.黒色の汚れ
お風呂の床に黒色の汚れがある場合は、2パターン原因があります。
1つ目が、皮脂の汚れや石けんカスといった汚れが蓄積した、黒ずみ汚れです。
2つ目が、黒カビです。
1つ目の湯垢汚れが蓄積されてできた黒ずみ汚れは、アルカリ性の洗剤を使えば落とせます。黒カビには、塩素系漂白剤が一番効果的です。
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例えるならこんな感じかな~!
水垢+石けんカス+皮脂汚れ+黒カビ=お風呂の床の黒ずみ
黒ずみ汚れにあった洗剤を知ろう

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お風呂の床の黒ずみは、いろんな汚れがあるのを知ったよ!
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床の汚れは水垢、湯垢、黒カビが混ざった汚れだよ!
汚れの種類に合わせて掃除をしないと、黒ずみは落とせないよ…。
水垢、湯垢、黒カビの3種類の、掃除する時の洗剤を紹介するね♬
1.アルカリ性の汚れ(水垢)
水垢のアルカリ性汚れは、酸性の洗剤で汚れが落とせます。ナチュラル洗剤のクエン酸を使って掃除するのがオススメです。
クエン酸を使ったお風呂の掃除方法は、下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてくださいね。
2.酸性の汚れ(湯垢)
皮脂の汚れや石けんカスといった酸性の汚れには、アルカリ性の洗剤で汚れを落とします。ナチュラル洗剤で、弱アルカリ性の重曹を使って掃除するのがオススメです。
重曹を使ったお風呂の掃除方法は、下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてくださいね。
3.黒カビ
黒カビは、塩素系のカビ取り剤で落としましょう。塩素系のカビ取り剤を使用する際は、他の洗剤と一緒の使用は避けましょう。
酸性の洗剤や製品や食酢やアルコールと混ざると有毒ガスを発生させて危険なため、使用には注意が必要です。
床の黒ずみの掃除1【アルカリ性汚れ】

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お風呂の床の、白っぽい汚れの水垢に効果的な、掃除方法を紹介するね~♬
- ゴム手袋
- クエン酸(粉末)
- 空のスプレーボトル
- ラップ
- スポンジ
- 古歯ブラシ
手順1. クエン酸スプレーを作る
空のスプレーボトルに水400mlと、クエン酸(粉末)小さじ2杯を入れてフタをし、よく振ってクエン酸を溶かすとクエン酸スプレーの完成です。
手順2. クエン酸スプレーを吹きかける
お風呂の床にある、白色の水垢にクエン酸スプレーをたっぷり吹きかけて、ラップでパックし1時間程度放置する。
手順3. こすり洗をする
ラップを外し、スポンジや古歯ブラシでこすり洗いをする。最後にシャワーでしっかり洗い流し完了。
床の黒ずみの掃除2【酸性汚れ】

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お風呂の床の、茶色の汚れの湯垢に効果的な、掃除方法を紹介するね~♬
- ゴム手袋
- 重曹(粉末)
- ぬるま湯(60℃程度)
- 食器用中性洗剤
- 空のスプレーボトル
- ラップ
- スポンジ
- 古歯ブラシ
手順1. 重曹スプレーを作る
空のスプレーボトルにぬるま湯(60℃程度)を50mlと、重曹(粉末)50gと、食器用中性洗剤を50ml入れて、フタをしてよく振って混ぜると重曹スプレーの完成です。
手順2. 重曹スプレーを吹きかける
お風呂の床にある、茶色い汚れの湯垢に重曹スプレーをたっぷり吹きかけて、ラップでパックし1時間程度放置する。
手順3. こすり洗をする
ラップを外し、スポンジや古歯ブラシでこすり洗いをする。最後にシャワーでしっかり洗い流し完了。
床の黒ずみの掃除3【黒カビ汚れ】

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お風呂の床の、黒色の汚れの黒ずみ汚れと、黒カビに効果的な掃除方法を紹介するね~♬
1.水垢、湯垢などの複合の黒ずみ汚れ
- ゴム手袋
- クエン酸スプレー(作り方は上記参照)
- 重曹スプレー(作り方は上記参照)
- ラップ
- スポンジ
- 古歯ブラシ
手順1. 重曹スプレーとクエン酸スプレーを吹きかける
重曹スプレーとクエン酸スプレーを床にたっぷり吹きかけて、ラップでパックし1時間程度放置する。
手順2. こすり洗をする
ラップを外し、スポンジや古歯ブラシでこすり洗いをする。最後にシャワーでしっかり洗い流し完了。
2.黒カビが原因の黒ずみ汚れ
- ゴム手袋
- 塩素系漂白剤(液体)
- 片栗粉
- 容器
- スプーン
- ラップ
手順1. 換気する
塩素系漂白剤を使用する時は、必ず窓を開け、窓を開けて換気する。
手順2. 塩素系漂白剤のペーストを作る
塩素系漂白剤(液体)100mlと片栗粉100gを容器に入れ、スプーンで粘りが出るまでかき混ぜる。
手順3. ペーストを床に塗る
床の黒カビに塩素系漂白剤ペーストを塗って、ラップでパックし20分~20分程度放置する。
手順4. シャワーで流す
ラップを外し、シャワーで洗い流して完了。
お湯で流すと片栗粉が固まってしまうので、必ず水で流す。一度で落ちない場合は、何度か繰り返してみましょう。
《番外編》床の黒ずみを落とす洗剤

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重曹やクエン酸以外を使っても、お風呂の床の黒ずみはキレイにできます♬
家の中にあるもので、お風呂の床を掃除する方法を紹介するね~♪
1.キッチンの油汚れ用の洗剤
台所掃除用として常備しているご家庭も多いので、持っていれば実践してみてくださいね。
- キッチンの油汚れ用の洗剤
- ラップ
- スポンジ
手順1. 洗剤を吹きかける
お風呂の床全体に洗剤を吹きかけて、ラップでパックし30分程度放置する。
手順2. スポンジで洗う
スポンジでこすり洗いをし、最後にシャワーで流して完了。
2.シール剥がしスプレー
- シール剥がしスプレー(100円均一で購入可能)
- スポンジ
手順1. 換気する
シール剥がしスプレーの臭いがするので、窓を開けるか換気扇をまわす。
手順2. スプレーする
床の汚れている場所にシール剥がしスプレーを吹き付け5~15分程度放置する。
手順3. スポンジでこする
スポンジでこすり洗いをし、最後にシャワーで流して完了。
放置する時間が短く、汚れを落とす時に力もほとんどいらないのが嬉しいポイントです。
広範囲を掃除する時にはそれなりの量が必要になりますが、ちょっと気になる汚れを「すぐに落としたい!」という時にはオススメの方法です。
3.サンポール
ここまで紹介した方法で、どうしても汚れが落ちない時にはサンポールを使うのもひとつの方法です。
サンポールは言わずと知れたトイレ掃除用の強力な酸性洗剤です。
お風呂の床の素材によっては、サンポールを使うと、傷んでしまう可能性もあるので使うかどうかは、お風呂の床の目立たない場所で、少量試してみてからにしましょう。
- サンポール
- ラップ
- スポンジ
手順1. サンポールをかける
お風呂の床の黒ずみにサンポールをたっぷりかけて、ラップでパックし15分程度放置する。
手順2. スポンジで洗う
スポンジでこすり洗いをし、最後にシャワーで流して完了。
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サンポールを使った方法は強力ですが、あくまでも最後の手段として考えておきましょうね!
床の黒ずみを予防する方法

気になっていた、お風呂の床の黒ずみをキレイに掃除すると、気持ちよくバスタイムを過ごせますね。
しかし、毎日お風呂を使っていれば、黒ずみの原因となる皮脂汚れや、石けんカスは溜まり、床についてしまいます。
せっかく掃除したキレイな床を保つために3つのポイントを紹介します。
1.入浴後はお湯で流す
入浴後は45℃以上のお湯で汚れを流しましょう。お湯の温度が45℃以上あれば、カビ菌を死滅させることができます。熱いお湯を使って床全体を流し、水垢、湯垢、黒カビの元になるものを洗い流しましょう。
2.こまめに水分を拭き取る
入浴後は、体を拭いたバスタオルでもいいので、床の水分をしっかり拭き取りましょう。スクイージーを使って水切りしてもいいですね。
3.換気を徹底する
お風呂の換気をよくすることが黒カビ、汚れ予防につながります。換気を徹底しましょう。
空気の出入口を確保することが重要なので、ドアの下に通気口が付いている場合は、ドアを閉めたまま換気扇をまわします。
通気口がない場合は、ドアを少しだけ開けて換気をしてあげるといいですよ。
毎日やろう!簡単なお風呂の掃除方法

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今までは、毎日お風呂掃除をしていなかったけど、やっぱりお風呂は毎日掃除するべきなの??
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そうだね~やっぱり毎日掃除すれば、お風呂をキレイ保てるよ!
でも、毎日する掃除は簡単で大丈夫だよ~♬
- マイクロファイバークロスや、バスタオル
手順1. 熱めのシャワーで洗い流す
熱めのシャワーで、皮脂汚れや石けんカスを洗い流す。床だけでなく石けんカスが付着していそうな壁なども流す。
手順2. 冷たいシャワーで床を流す
冷たいシャワーで浴室内の温度を下げ、カビが繁殖しにくい環境にする。
手順3. 浴室内の水分を拭き取る
大きめのマイクロファイバークロスやバスタオルなどで、水滴を拭き取る。湿気をなくすことでカビ対策になり、水垢の予防になります。最後に換気扇をまわして完了。
毎日の入浴後の掃除はこのくらいで十分です。
ちょっと大変そうだなと感じる方は、熱いシャワーで皮脂汚れや石けんカスなどを洗い流し、スクイージーで水分を切っておくだけでも効果があります。
少しずつ毎日の習慣に、取り入れていければいいですね。
まとめ
お風呂の床の黒ずみは、水垢、湯垢、黒カビ汚れが原因です。水垢、湯垢、黒カビ汚れに効果的な洗剤は、バラバラです。
汚れにあった洗剤を使って、お風呂の床の黒ずみ汚れを落としましょう。
しかし、長年蓄積したお風呂の床の黒ずみは、なかなかキレイにできないかもしれません。そんな時は専門のクリーニング業者に依頼しておとしてもらいましょう。
家事をサボりすぎたツケが来たよ、風呂でチョウバエ発生。駆除できないwww
— ゆうか /リリーKlee (@takigizayo) 2018年10月3日
排水溝は掃除したけど
浴室のエプロンは水垢でガチガチに固まっててもはや私の力では外せない。…プロ呼びました。
あとね、エアコンのクリーニングと換気扇のクリーニングもお願いしなきゃ。
業務用の洗剤や掃除道具などで、お風呂の床だけではなく、お風呂まるごとキレイにしてもらえますよ。
一度プロに掃除してもらえば、その後のお掃除もラクになりますよ。
お風呂の床の黒ずみをキレイにして、楽しいバスタイムを過ごしてくださいね。
お風呂(浴室)クリーニング業者を探す時は、ほっとラインを使えば予約前に不安な事を無料で業者に質問ができ、もちろん作業予約することが可能です。
まずは、ご自身にあった安心な店舗を探してみてください。