トイレの黒ずみを落とす5つの掃除方法!落ちないサボったリングともサヨナラできる
トイレには見えない場所に黒ずみ汚れが付きやすいです。そこで今回は頑固なトイレの黒ずみの落とし方や、カビキラーを使った掃除方法を紹介します。これでもダメならプロだっています。諦める前にやれることをしましょう。
トイレの黒ずみができる原因は?
トイレの水たまりにつく黒ずみ…いわゆる「さぼったリング」は、一体どうしてつくのでしょう?
水垢とは水道水に含まれるケイ酸、カルシウム、マグネシウム、鉄分などが蓄積してできるザラザラした白っぽい汚れです。ということは、もともと水垢の白っぽい汚れが、ホコリやカビなどの微生物と結びついて黒ずみになってしまったという事です。
この3つが「水垢、ホコリ、カビ」などがタッグを組むと大変です。便器にくっつき、なかなか落とせない頑固な汚れになります。
こまめに掃除していれば黒ずみ汚れは付きにくいですが、今ある黒ずみをなんとかしなくてはいけません。
軽度なトイレの黒ずみを掃除する方法
トイレの黒ずみを取る前には、まずはトイレの水たまりを抜いて空(から)にしましょう。
掃除する前に止水栓を止める
準備物
- ドライバー
止水栓を止める手順
- トイレの止水栓はマイナスドライバーを使用するか、手締めで止水栓を閉める。
- トイレの水を流すレバーを回して、数回水を流せば便器の水がなくなり完了。
この作業はトイレの黒ずみを取る時には、必ずやることなので覚えておきましょう。トイレに水がなくなったら黒ずみを落としましょう。
クエン酸でトイレの黒ずみを掃除する方法
軽度で日が浅い黒ずみなら、これで十分キレイになるでしょう。
準備物
- ビニール手袋
- クエン酸
- トイレットペーパー
- トイレブラシ
クエン酸でトイレの黒ずみを掃除する手順
- クエン酸に水を少しずつ入れて混ぜてクエン酸ペーストを作る。
- クエン酸ペーストを黒ずみに塗る。
- 塗ったクエン酸ペーストの上からトイレットペーパーをかぶせて1~2時間放置する。
- 時間が経ったらトイレットペーパーをはがして、トイレブラシでこすり洗いする。
- 止水栓を開けて、水を流して完了。
クエン酸ペーストは水が多いとペーストが緩くなってしまうので、水の量は少なめにしましょう。
頑固なトイレの黒ずみ汚れを掃除する4つの方法
トイレの黒ずみ汚れは、こすり落とすのが手っとり早い方法です。しかし、硬い研磨剤でこすってしまうと便器に細かい傷がつきます。傷に汚れが入り、逆に汚れやすくなります。そこで適度な硬さで洗浄力がある重曹がオススメです。
重曹でトイレの黒ずみ汚れを掃除する方法
準備物
- ビニール手袋
- 重曹
- トイレブラシ
重曹でトイレの黒ずみ汚れを掃除する手順
- トイレの止水栓を閉めて、トイレの水を流すレバーを回して数回水を流して水をなくす。
- トイレの黒ずみ汚れに重曹を振りかけてトイレブラシでひたすらこする。
- トイレの止水栓を開けて、水を流して完了。
これで落ちなければ下の方法で掃除してみましょう。重曹の洗浄力を上げるには、クエン酸と一緒に使うのが効果的です。
重曹とクエン酸で黒ずみ汚れを掃除する方法
準備物
- ビニール手袋
- 重曹
- クエン酸
- 空のスプレーボトル
- トイレブラシ
重曹とクエン酸で黒ずみ汚れを掃除する手順
- ビニール手袋を装着し、重曹をそのまま黒ずみ部分にたぷり振りかける。
- クエン酸水スプレーを作る。作り方は空のスプレーボトルにクエン酸を小さじ1~2杯と、水を500mlを入れてよく混ぜる。
- 重曹の上からクエン酸水スプレーを吹きかけて、科学反応で発砲させる。
- 発砲したらトイレットペーパーをかぶせて1~2時間程度放置する。
- 時間が経ったらトイレットペーパーをはがして、トイレブラシでこすり洗いする。
カビが原因の黒ずみはカビキラーで掃除する
カビが原因の黒ずみにはカビキラーや、トイレハイターなど市販の塩素系漂白剤を使って落としましょう。
準備物
- 塩素系漂白剤(カビキラーなど)
カビが原因の黒ずみはカビキラーで掃除する手順
- 黒ずみが隠れるくらい漂白剤を吹きかけて2~3分放置する。
- トイレブラシを使ってこすり洗いして洗い流して完了。
この方法で落ちない黒ずみ汚れは、業者に相談することをオススメします。
便器のふち裏や便座裏の黒ずみは酸性洗剤で掃除する
トイレの見落としがちな箇所といえば、便器のふち裏や便座の裏側です。長年蓄積された頑固な汚れが多く、黒ずみはもちろん尿などの飛び跳ねによる尿石などもありなかなか手ごわい汚れです。
重曹とクエン酸でパックする方法で掃除するのもいいですが、年季の入った黒ずみ汚れだと正直厳しいかもしれません。そこで年季が入った頑固な黒ずみには、トイレ用酸性洗剤パックがオススメです。
準備物
- ビニール手袋
- トイレ用の酸性洗剤
- トイレットペーパー
- トイレブラシ
- 雑巾
酸性洗剤で掃除する手順
- ビニール手袋を装着し、トイレの水を空にしてからトイレ用酸性洗剤を汚れにかける。
- 洗剤をかけた上にトイレットペーパーをかぶせ、その上から再度洗剤をかけて30分~1時間程度放置する。
- トイレブラシでこすり洗いし、フチ裏はキレイに流れにくいので雑巾で何度も拭き取る。
- トイレの止水栓を開けて、水を流して完了。
掃除しても黒ずみが落ちない時は最終手段
トイレの黒ずみ汚れや尿石が石のように固くなっていて落ちない場合は、自分では落とせないことがあります。そんな時は最終手段として、サンドペーパーで削り取る方法があります。
サンドペーパーでこすってしまうと、汚れと共に便器も削ることになり便器に細かい傷がつき汚れがたまりやすくなってしまいます。もちろんプラスチック製の便座などには、この方法は使えません。あくまで最終手段として考えた方がいいでしょう。
サンドペーパーで削りとる前に、自分では落とせないトイレの汚れは業者に依頼してみるのが得策です。
トイレの黒ずみを予防する4つの方法
トイレの黒ずみ掃除は意外に簡単にできますが、面倒であることは変わりありません。また、黒ずみができたら見た目的にも不快です。そこで、日常的にできるトイレの黒ずみ予防法を紹介します。掃除を楽にするためにも、ぜひ試してみましょう。
置型のトイレ洗浄剤を置く
置型のトイレ洗浄剤を設置すれば、水を流すだけで黒ずみを防止できるため手間もかかりません。除菌効果があるものを選べば雑菌の繁殖も抑えられます。
トイレスタンプを便器に貼る
便器に直接貼り付けるトイレスタンプを使えば、届きにくいトイレのフチ裏まで流すたびに抗菌でき、黒ずみ予防できます。1回分のスタンプで約12日間使えます。また、トイレスタンプはトイレタンクの有無に関係なく使えます。
トイレタンクに重曹を入れる
トイレタンクに1杯の重曹を入れることで、黒ずみの主な原因の「カビ」を防げます。やり方は簡単で重曹(粉末)カップ1杯をタンクに入れて6時間放置し、水を流して終了です。これなら定期的にタンクを洗浄できますよね。
6時間放置するため就寝前や外出前にするといいでしょう。1ヶ月に1度の頻度で洗浄して黒ずみを予防するのがおすすめです。トイレタンクを開けずに(開けて)掃除する方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
トイレクリーナーで拭き掃除する
トイレクリーナーで拭き掃除して、汚れを拭き取っておくのも黒ずみ予防に効果的です。目に見える汚れが気になった時はもちろん、寝る前などのタイミングで1日1回拭き掃除しましょう。雑菌も防げるため、トイレのイヤな臭いを抑えることもでますよ。
まとめ
今回は頑固なトイレの黒ずみの落とし方や、カビキラーを使った掃除方法を紹介しました。紹介した掃除方法で落ちないトイレの黒ずみは、業者に相談しましょう。
プロの掃除は一味違います。技術、経験、洗剤、道具などを駆使して仕上げる掃除は、やはりお金を払うだけの価値があります。
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