ダクト掃除は定期的に業者に依頼しよう!放置するとこんなキケンが…

ダクト内部の掃除、定期的に行っていますか?長期間、掃除をせずに放置していると火災が起こる危険性や害虫などによる健康被害を引き起こすこともあるんです。今回は、ダクト掃除について必要性・掃除方法や失敗しない業者の選び方を実例付きでプロが解説します。

更新日:2018/11/02
 
ダクト掃除は定期的に業者に依頼しよう!放置するとこんなキケンが…

普段、皆さんはダクトの掃除ってあまり気にしたことがないですよね?
実は、放置しておくと非常に危険なんです!

ん???
そもそもダクトって何?
聞いたことはあるけど、どんなものなのかイマイチよくわかってない…
というあなた。

わかりやすくいうとダクトとは、ビルや飲食店、家屋などに設置された「空気を運ぶ管」のことです。

このダクト掃除をせずに放置しておくと、健康被害や火災を引き起こす原因になってしまうんです。

  • ほっとくん
    ほっとくん

    はじめまして。
    プロの技で、あなたを笑顔に!を本気で目指しているほっとクンと申します!
    今回はダクトの掃除ってどうしたらいいのかわからない…と困っている人の助けになりたいと思っています!

今回は、ダクト掃除のプロがその方法と手順を詳しく解説します。

ダクトにはさまざまな種類がある

ダクトにはさまざまな種類がある
  • こまるちゃん
    こまる

    やっぱりダクトってよくわからない。
    もうちょっと詳しく教えて、ほっとくん。


  • ほっとくん

    了解!ダクトの役割と種類を見ていこう。

冒頭では簡単に「空気を運ぶ管のこと」とご説明したダクト。

気体を運ぶ管のことを総称してダクトといい、実はさまざまな種類があります。

おもに、大型ビルや工場、飲食店などに設置されている大型の物から、一般家庭で使われている小口径のものまで存在します。

用途により実に様々な種類のダクトがありますが、おもな役割は「空気を逃がす」ことと「空気を吸い込む」ことです。

例えば、排気ダクトは、スーパー銭湯の大量の湯気を逃がしたり、飲食店の厨房の煙を逃がしたりするのに使われている、大型の排気ファンとセットで使われるものや、一般家庭のトイレや台所の換気扇とセットで使われるものが代表的です。

また、排気ファン等で外に逃がす空気の量と同じ量の空気を吸い込むために、吸気ファンとセットで使われている吸気ダクトがあります。

換気扇やシロッコファン等、機械の力で空気を吸い込んだり排気したりする設備は「機械換気設備」と一般的に言われています。

反対に、機械の力を使わずに気体の自然的な流動により空気を吸い込んだり排気したりする設備を「自然換気設備」と言います。

昔の一軒家の基礎などによくみられる「風窓」を使った床下換気も、この自然換気設備の一種です。

ダクト掃除を怠るとこんな危険性が!

ダクト掃除を怠るとこんな危険性が!(実例)
  • こまるちゃん
    こまる

    ダクト掃除って考えたことがなかったよ~。放置していたらどうなるの?


  • ほっとくん

    あまり意識したことがない人が多いみたいだよね。
    でも、長期間ダクト掃除をしていないと、火災や健康被害の危険性があるんだ。

なかなかダクトの掃除の意識が行き届かない人も多いようですが、ダクトの掃除はとても重要です。

ダクト掃除を怠るとどうなるのか、実例をご紹介します。

  • ほっとくん
    ほっとくん

    まる8年もダクト掃除をしていなかった、とあるお店のお話だよ。

先日、まる8年ダクト掃除を怠っていた中華料理屋さんから

「外のダクトカバーから油がしたたり落ちて通行人に垂れてしまい、大クレームになったので大至急何とかして欲しい」

との依頼を受け、その中華料理屋さんにお伺いしました。

まずは、外から問題のダクト(ウェザーカバー)を見ると…なるほど!

ダクトの出口には油がこびり付き、つらら状に垂れさがって、お店の外壁にまで油汚れがビッシリこびりついていました。

今度は厨房にお邪魔し、問題の排煙ダクトと大型の換気扇を見てみました。

換気扇はもはや取付ねじが見えないくらい油で固まり、換気扇の先に通じるダクトにも油がビッシリ!
直径300Φ(30センチ)ある筒形のダクトは内径に2センチも油の塊がこびりついていました。

いたるところにネズミの足跡やゴキブリの死骸が見られ、部分的に油の塊が焼け焦げていました。
いつ火事になってもおかしくない状態(怖)

これだけダクトに害虫の痕跡がある厨房だと、厨房内や店内の掃除状態も推して知るべし、と言ったところでしょうか。

ダクト掃除を怠ることにより、せまる危険は

  • 火災の危険性
  • 害虫による健康被害
  • 不衛生な環境

どれも、お店にとって深刻な問題ですよね。

因みにこの中華料理店の名物は「五目チャーハン」なのですが…。
このお店のダクト掃除を行った後、筆者は大好物であるチャーハンをしばらく食べられなくなってしまいました(涙)。

ダクト掃除は自分でできる?

ダクト掃除は自分でできる?
  • こまるちゃん
    こまる

    うわぁ。ダクト掃除って大切なんだね。
    それって自分でするものなの?


  • ほっとくん

    ダクト内部の掃除は業者に依頼するしかないんだ。でも、自分でできる範囲の手入れはしよう!

ダクト掃除の大切さはわかったけど、どうしたらいいの?と頭をひねりますよね。

ダクト内部にこびり付いた油汚れや粉塵を掃除するのは、素人には非常に難しいものがあります。

しかし、ダクト内部の汚れを少しでも軽減させる為に、ご自身でもできることはあります。

  • ダクトの吸い込み口についているホコリを定期的に掃除機で吸い取る
  • フィルターを外して洗剤などを使って油汚れを洗い流す

これだけでもダクトの汚れを軽減させる効果は大です。

フィルターが詰まった状態のままにしておくと、空気の流れが悪くなり、室内の空気が常に滞留した状態になります。

それだけではなく、換気扇等の機械設備には余計な負荷がかかり、モーターが過熱し、火災を引き起こしてしまう恐れがでてきます。

こうならない為にも、フィルター掃除等をご自身でマメに行い、少しでも空気の流れが良くなるようにしましょう。

このように自分でできることをしておいて、ダクト内部の掃除はプロに依頼します。プロが行うダクト掃除の例を次でご紹介します。

ダクト掃除の手順・飲食店のダクト掃除例

ダクト掃除の手順・飲食店のダクト掃除例
  • こまるちゃん
    こまる

    ダクトの掃除ってどうやって行われるの?


  • ほっとくん

    さっきの中華屋さんの掃除例を紹介するね。

ご自身では掃除が難しいダクトの掃除、プロはどのようにしているのでしょうか?参考までに、筆者が中華料理屋さんで行ったダクト掃除の例をご紹介します。

STEP1

まずは、換気扇とフィルターを外し、アルカリ性の洗剤が入ったバケツに漬け置き。

この時、洗剤が入った液体の温度を高めに保つことがポイントです(油汚れにはお湯が一番効き目があります!)。

筆者は、バケツに投げ込めるヒーターを用意し、60度に設定します。
(これ以上高い温度だと漬け置きした部品に触れたときヤケドします。)

STEP2

ダクトの入り口と出口にこびり付いた油の塊を、金ヘラでこそぎ落とします。

このお店は8年分の油の塊がこびりついていた為、出口(屋外側)のウエザーカバーと入口のフード(厨房側)の油の塊をこそぎ落とすのに5時間かかりました(汗)。

STEP3

手が届かないダクト内部は、強アルカリ性の洗剤を混ぜた洗浄液を60度位以上の温度に保ち、高圧洗浄機で根気よく洗い流します。

アルカリと油分の化学反応により油の塊が分解され、ドロドロになった汚水が勢いよく出口のウェザーカバーから流れ出ます。

このとき、流れ出た汚水が垂れ流しにならないように、ウェザーカバーの出口には厚手のビニルシートで大きな囲いを作り、大きな「プラフネ」という業務用のたらいを出口にセットします。

溜まった汚水はその辺に放流せず、きちんと持ち帰り、適切に処理します。

STEP4

ウェザーカバーの内側と、フードの内側を手が届く範囲できれいにアルカリ性洗剤を使って掃除します。

STEP5

さきほど洗剤に漬け置きしておいた換気扇とフィルターをきれいに洗います。

STEP6

換気扇とフィルターを付け直し、試運転を行います。

  • ほっとくん
    ほっとくん

    なんと、この作業は結局まる1日かかったんだって!放置していた分、掃除にかかる時間も長くなるんだね。

余計な汚れがなくなった換気扇は、以前よりも勢いよく空気を吸い込むようになり、ファンが回る音も以前よりはっきり聞こえるようになりました。

いかにもちゃんと空気を吸い込んでいる音が聞こえて、無事に作業終了です。

ここがポイント!ダクト掃除の業者選び

ここがポイント!ダクト掃除をプロに依頼
  • こまるちゃん
    こまる

    ダクト掃除を業者に依頼する時、どんな業者を選べばいいの?


  • ほっとくん

    業者選びはとても重要なポイントだね。価格だけに飛びつかず、慎重に業者を決めよう!

ダクト内部の掃除をプロに依頼する際、どんな業者を選ぶのかも重要なポイントになります。

作業自体はそれほど難しいものではありませんが、洗浄で発生した汚水の処理や近隣住民や通行人への配慮が非常に重要です。

ここに業者さんの良し悪しがはっきりと表れるといっても過言ではありません。

たまに、価格の安さを売りにしている業者がいます。

依頼する側としては、費用が安くすむ方が助かる!という気持ちもわからなくはないですが、筆者の知る限り、このような業者は価格が安いぶん複数の現場を短時間で回らなければなりません。

その結果、どうしても1件1件の現場に対する細やかな心配りが欠如しているような気がします。

また、同業の方(便利屋)が、厨房の中から勢いよく高圧洗浄機でダクト目がけて洗剤を噴射し、ウェザーカバーからこげ茶色の洗浄液が勢いよくお店の壁伝いに地上に流出!

歩道が汚水まみれになっているのを目撃したことがあります。

このような業者にダクトの掃除を頼みたくなりますか?
残念ながら、なりませんよね。

ダクト掃除はそれなりに高額な費用が発生します。業者選びで後悔しないために、面倒でも必ず3社以上の相見積を取りましょう。

作業をお願いする前に現地調査を依頼して、作業内容も詳しく説明してくれる業者が安心です。

掃除作業のみならず、近隣への配慮や汚水の処理をきちんと行っている業者にお願いする方が間違いないので、そのあたりも聞いてみましょう。

まとめ

ダクト掃除についてご紹介しました。

ダクト掃除は、火災予防や健康被害防止の観点から、必ず定期的に行わなければなりません。

フィルターや換気扇等、ご自身で掃除できる箇所は極力ご自身で行うことをオススメします。

プロにお願いするしかないダクト内部の掃除は、業者選びが重要です。

ダクト掃除の実績やノウハウが豊富で、作業中に細やかな気配りができるプロにお願いしましょう。

ダクトの掃除業者を探す時は、ほっとラインを使えば予約前に不安な事を無料で業者に質問ができ、もちろん作業予約することが可能です。まずは、ご自身にあった安心な店舗を探してみてください。

※この記事に含まれる情報はお客様の責任でご利用ください

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