可愛い愛犬や、愛猫ちゃんとの暮らしは、癒されますよね?
お座りしているだけで「可愛い。」
寝てるだけで「可愛い。」
というか、も「う生きてくれてるだけで可愛い。」
もう、「とにかく可愛すぎる~!」
という飼い主の皆さま、ペットによるフローリングのキズ(傷)は、どのように対処されていますか?
気になるけど、そのままにしているという方や、ラグやカーペットなどを敷いて予防している方もおられると思います。
ちなみに筆者宅は滑り止め対策も兼ねて、ラグとジョイントマットを併用しています。
何も対策していないので、「フローリングが傷だらけです~」という方、今すぐできる対処法はたくさんありますよ。
フローリングの傷は、度合いによっては自分で補修でき、必要に応じて業者にメンテナンスを依頼する方法もあります。
-
今回はペットによるフローリングの傷対策を、どうしたらいいのかわからない…と困っている人の助けになりたいと思っています!
今回は、ペットによるフローリングの傷対策について紹介します。
フローリングの種類

-
愛犬の爪でフローリングが傷だらけ…(泣)
モップ、何かいい方法はないかな? -
自分でできる対処法は、たくさんあるよ~♫
まずは、フローリングの種類からチェックしよう!
ペットによるフローリングの傷について触れる前に、まずは住宅に使われているフローリングの種類を見ておきましょう。
フローリングの素材はいろいろありますが、住宅で使われるフローリングは大まかに無垢(単層)と、合板(複合)の2種類に分かれます。
1.無垢フローリング
無垢フローリングは広葉樹や、針葉樹などのいずれかを使って切り出し、1枚板にしたものです。
木をそのまま使うので、切り口から年輪が見えます。水やワックスに弱いですが、お手入れの時は削って直せます。
もともと木には水分や、湿気の量を調節できる「調湿機能」が備わっています。
夏特有の湿気によるべたつきや、冬ならではの冷たさを感じないメリットがありますが、その分反りや縮みもしやすく隙間ができることもあります。
2.合板フローリング
合板フローリングは、基材を複数重ねた板の上に仕上げとして化粧板を貼ったフローリングで、さまざまな木材を使用しています。
無垢と比べると安価な物が多く、施行に手間も時間もかかりません。
さらに傷もつきにくく滑りにくく、防音性や耐久性にも優れています。
ただ何枚も重なっているので、一度剥がれたり傷ができたりしてしまうと、直すのが難しいところが難点です。
-
ペットと暮らすのには、合板が適しているよ~♪
あなたのご自宅のフローリングの種類は、どちらでしょうか?
「う~ん…フローリングの種類なんて気にしたことがないから、わからないな…」と、いう方も多いかもしれませんね。
この機会に、どちらが使われているか調べてみたり、次にフローリングを張替える際の参考にしてみて下さいね。
フローリングの補修に役立つアイテム

-
フローリングの傷って、自分で補修できるのかな~?
-
うんうん!意外と簡単にできるんだよ!
オススメのアイテムを紹介するね~♪
ペットに限らず、フローリングには傷がつくものですよね?
小さなお子様がオモチャで遊んだり、うっかり重いものを落としてしまったりと、毎日の生活の中でフローリングに傷がつくのはある程度仕方がないと思います。
そんなフローリングの修復、実は自分で簡単にできるってご存知でしたか?
ホームセンターやインターネットで販売されているフローリングの補修に役立つアイテムを3つ紹介します。
1.フローリング補修材
フローリング補修用のクレヨンです。
クレヨンを塗った後からワックスがけや、掃除ができる優れものです。
色はフローリングの色に近いものを選びましょう。ない場合はいくつかの色を調合して使って下さいね。
2.ニス
ニスは木材の表面を保護する用いられる塗料なので、木材でできている物はフローリングや家具でも使用できます。
ニスを使うときは一気にドバっとではなく薄く重ねて塗りましょう。
また、ニスには水性ニス、水性ウレタンニス、油性ニスの3種類があります。
種類の違うニスを使うと、乾くスピードが違ったり、ニスを弾いたりするので注意が必要です。
どれか1種類に絞って使用して下さい。
3.ウッドパテ
木材のひび割れ、当て傷に使われる補修用木工ボンドです。
傷に穴埋めするだけで、はみ出しても固まる前に水で落とせます。
乾かした後は固くなっているので、削ったりその上からワックスを塗ることもできます。
-
とても便利なアイテムだけど、使用する際の注意点もあるからよく確認してね!
- 自宅のフローリングの素材に使えるかどうか確認
- 自宅のフローリングの色と一致した色を選ぶ
- ペットや子供が口に入れないようにする
商品の注意書きをよく読んだり、店員さんに聞いたり、口コミを参考に購入しましょう。
ペットによるフローリングの傷の補修方法

-
特にひっかき傷と凹みが気になるんだけど…。
-
OK!僕が具体的な修復方法を説明するね~♬
ペットによるフローリングの傷は、引っかき傷や凹みが多いですよね。
軽度なら、先ほど紹介した便利グッズを使って自分で補修できますよ。
具体的な手順を紹介します。
1.引っかき傷の修復方法
- フローリング補修材
- ドライヤー
- ヘラ
- 布巾
- スチールウール
手順1. フローリング補修材を塗る
フローリング補修材をドライヤーで温めて柔らかくし、傷を埋め込むように直角に塗る。
手順2. 凹みを平らにする
傷の凹みと補修材の部分を平らにするようにヘラで平行にする。削りかすは布巾で拭き取る。
手順3. ツヤを抑える
補修部分が目立たないように、スチールウールで軽く滑らせるように撫でてツヤをおさえて完了。
2.凹みの修復方法
- 画鋲
- 水
- 濡れタオル
- アイロン
- ニス
- ウッドパテ
手順1.凹み部分を膨らませる
凹み部分に画鋲を刺し、水をかけて膨らませる。無垢フローリングの場合は少しずつ水をかけ、濡れタオルを当ててその上からアイロンをかける。
手順2. ひび部分にはニスを染み込ませる
表面にひびが入っている場合は、ニスを染み込ませて拭き取る。
手順3. 深い凹みをウッドパテで修復する
更に深い凹みがある場合は、ウッドパテを塗り込む。しっかり乾燥させてからニスで表面をなじませて完了。
ペットがフローリングを傷つけないために

-
これ以上傷がつかない為に、予防した方がいいよね??
-
そのとおり!5つの予防策を紹介するね~♬
できることからやってみてね~♪
先ほど紹介したとおり、フローリングの傷は軽度なら市販のグッズを使って、自分で簡単に修復できます。
でも、できれば傷がなるべくつかない対策をしておのが1番です!
フローリングの傷を何度補修してもおいつかない~(泣)なんて嘆かなくて済みますし、ペットを叱る必要もありません。
ある程度、しつけのお勉強をされている方ならご存知かと思いますが、最近のペットのしつけは叱ることが美徳ではないですよね。
飼い主さんもペットも、心身ともにストレスなく幸せに暮らすために、フローリングに傷をつけない対策もしておきましょう。
1.カーペットやラグを敷く
カーペットやラグを敷くことで、フローリングの傷を防ぎます。
また、フローリングでペットが滑ったり、ジャンプして着地する時もクッションの役割を果たしてくれるので、足腰の負担をも減らします。
ペットがカーペットを噛んだり爪で引っかいたり、臭いや汚れが付いてしまったりすることもありますが、なるべく手入れをしやすいものを選んでメンテナンスしながら使いましょう。
ちなみに、筆者宅ではリビングにラグ、廊下はタイルカーペットを敷いています。
廊下でボール遊びをするので、防音対策や滑り防止のためにも、ある意味リビングより気を使っています。
どちらも洗えるものを使用し、かつあまり高価なものは控えています。
古くなったら気軽に買い替えられるレベルのものがオススメです。
最近、新しいものに買い替えましたが、これのおかげでフローリングの傷は全く気になりません。
2.フローリングにワックスをかける
ワックスをかけることで、傷や汚れがつきにくくなります。
最近はペット用のワックスも販売されており、防臭や滑り止め効果もあります。
使うワックスの種類によりますが、半年~年に1回程度塗りなおすのが理想的です。
ラグやカーペットを使えない廊下や階段にもオススメです。
3.ペット用の靴下をはかせる
外出用によく使われるペット用の靴下ですが、引っかき傷が気になるようなら室内でも使ってみるのもひとつの方法です。
アスファルト火傷対策や防寒効果などがありますが、フローリングを滑ってけがをすることもあるので、滑り止め効果としても使用できます。
とはいえ、これは嫌がる子が多い気がしますよね。筆者宅の愛犬は、断固拒否るはずです(笑)愛犬のストレスになりすぎないよう、様子を見ながら試してみて下さい。
4.ペットの爪切りをこまめにする
爪が伸びたままだと、フローリングも傷つきやすくなります。
ペットによって爪の伸び具合は違ってきますが、月に1回を目途に爪の手入れをしてあげましょう。
毎月トリミングに行くワンちゃんの場合、サービスの中に含まれていますよね。
ただ、シャンプーを自宅で行うワンちゃんや、ネコちゃんの場合は爪切りしなきゃと思っていてもつい放置…。というお話もよく聞きます。
嫌がって飼い主さんが自分でできない場合は、定期的に動物病院やペットサロンで爪切りだけでもしてもらいましょう。
お店によりますが、1回500円程度で短時間で済みますよ。
5.基本的なしつけ
ペットによるフローリングの傷を予防するのに、基本的なしつけは欠かせません。
爪による傷は多少仕方ありませんが、ガリガリいたずらされまくったのでは、飼い主さんも参ってしまいますよね。
昔は叱ってしつけたり、「あくまでも人が上であることを教え込む」というのが当たり前だったようですが、今のしつけは「ほめて育てる」が基本といわれています。
ただ、この「ほめるタイミング」というのが、初めて犬を飼う人には難しい!筆者も、子犬の頃はプロのトレーナーさんに何度もきてもらいました。
うちの場合は、いたずらはしなかったのですが、知らない人がきたらワンワンギャンギャン(泣)こわがりなので、ある程度仕方ないとは思いますが、マンションなので非常に気を使いました。
いたずらで悩む、吠えで悩む、お留守番ができなくて悩む等、愛犬のタイプによってしつけの悩みもさまざまですね。
飼い主さんが、どのように向き合っていくのかで、愛犬との幸せな暮らしが劇的に変化するはずです。
せっかく我が家を選んでやってきてくれた子。
間違っても「いたずらが酷いから!」なんていう理由で虐待したり、飼育放棄なんてしないで下さいね。
自分でしつけるのが難しい場合は、プロに相談することも視野にいれましょう。
フローリングのメンテナンスを業者に依頼

-
ワックスをかけてみたいけど、自分でやるのは面倒でイヤだなぁ…。
-
自分でできない時は、業者に依頼するのがオススメだよ~♪
ペットによるフローリングの傷の修復や、予防法を紹介してきました。
ただ、傷や汚れの度合いによっては、自分では対処できそうにない場合や、忙しくてなかなか時間がとれない、面倒でやりたくない、なんてこともありますよね?
そんな時は、プロに依頼するのが1番です。
費用はかかりますが、仕上がりも素人が行うのとは話が違います。
人とペットが快適に暮らすためには、清潔で安全な暮らしやすい空間づくりが必要不可欠です。
検討してみて下さいね。
フローリングの掃除とワックスがけ
ハウスクリーニング業者や、便利屋に依頼します。
ペットを飼っていることを事前に伝え、ペット対応のコーティングをしてもらうのがオススメです。
定期的に行うことで、フローリングに傷がつくのを防げます。
カーペットの場合も、自分で外して丸洗いできないようなカーペットを業者が、自宅にきてクリーニングしてくれます。
フローリングの貼り替え
広範囲による傷や、長期間の酷い汚れやカビがもう取れない場合、フローリングを張替えてキレイにしてもらう方法もあります。
リフォーム会社に依頼するのが、オススメです。
プロの知識で、ペットと暮らすのに最適なフローリングを選ぶお手伝いもしてもらえますよ。
まとめ
ペットによるフローリングの傷対策について紹介しました。
- フローリングの傷を自分で簡単に直す
- フローリングが傷つかないように予防する
- 自分でできないメンテナンスは業者に依頼
この3つをすることで、キレイなフローリングを保つことができます。
最近は、ペット可の分譲マンションも多く、中には賃貸でもペットと暮らすことを前提に建てられた集合住宅もあります。
人と動物が一緒に暮らすためにさまざまな工夫がされており、フローリングも滑りにくく傷に強い材質が使われていたりして、愛犬や愛猫がいる人にとってはとても嬉しいですね。
ただ、周囲への配慮も必要ですし、自宅の中も清潔で安全な空間を保つ責任が飼い主さんにはあります。
大きく傷がついたり、汚れが酷いフローリングは、業者に適切にメンテナンスしてもらいましょう。
今回の記事が、何か1つでもあなたとペットの幸せな毎日のお役に立てば幸いです。
フロアクリーニング業者を探す時は、ほっとラインを使えば予約前に不安な事を無料で業者に質問ができ、もちろん作業予約することが可能です。
まずは、ご自身にあった安心な店舗を探してみてください。