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グラボの補助電源とは?高画質に欠かせないグラボに補助電源を接続しよう

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コンピュータの画像をキレイに、スムーズに映し出すためにグラボ性能を上げることがよくあります。そこで今回はグラボの補助電源の種類や、電気供給について紹介します。

グラボとは?

グラボとは?
グラボとは?

パソコンを使うときによく聞くグラボとは「グラフィックボード」の略称で、GPUと呼ばれることもあります。グラフィックボードとは、ディスプレイに画像や映像をよりキレイに映すために必要な部品です。

コンピュータでオンラインゲームする時や、映画、YouTubeなどの動画コンテンツを再生する時など、より鮮明でスムーズな動きの画像を見るために必要な部品の一つです。最近のパソコンには、このグラフィックボードが最初から搭載されています。

2種類のグラボの特徴

2種類のグラボの特徴
2種類のグラボの特徴

パソコンの画像を鮮明にしたり、スムーズに表示するため必要なグラボにも種類があります。通常はパソコンに内蔵されているグラボを作動していますが、よりよい画質でスムーズな動きを実現するためには高性能なグラボが必須になります。

製品によっては消費電力が高いものがあり、通常通りに使うとすぐバッテリー切れを起こします。そのような時はグラボに補助電源を接続して給電できます。グラボには一般的に「リファレンスモデル」と「オリジナルモデル」の2種類あります。

リファレンスモデル

「リファレンスモデル」とはGPUのチップを製造しているNVIDIA、AMD社が設計した物をそのまま使用しているモデルのことです。

リファレンスモデルはよくも悪くも標準仕様となるグラボであり、性能と品質が一定で安心感があります。高い負荷がかかると熱による性能低下が起こりやすいデメリットがあります。

オリジナルモデル

「オリジナルモデル」はリファレンスモデルに他社が独自のデザインや構想を織り交ぜて販売されているモデルのことです。オリジナルモデルはリファレンスモデルの弱点を解消するため、独自の冷却ファンが内蔵されているモデルが多いです。高い負荷がかかっても熱による性能低下が起きにくいと言われています。

メーカーにより仕様が違うため性能の単純比較がしにくいのと、後付け部品などが増えるためどうしてもリファレンスモデルより大きめのサイズになります。価格もリファレンスモデルより割高な製品が多いです。

NVIDIA GeForce RTX3060Ti 搭載 グラフィックボード
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NVIDIA GeForce GT 710 搭載 グラフィックボード
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グラボの補助電源のコネクター

グラボの補助電源のコネクター
グラボの補助電源のコネクター

パソコンを電気の力で動かすには電源ユニットが不可欠です。電源ユニットとは、パソコンに備え付けられている電力供給装置のことです。

パソコンの充電器から家庭用の交流電気を受け、その交流の電気を直流に変換しパソコンの電気が必要なあらゆる部品に電気を供給します。グラボをはじめとした拡張子の場合、まずは電源ユニットから送られた電気をマザーボードが受電て、そのマザーボードが受電した電気でグラボは作動しています。

では、グラボの補助電源はどこから電気を取ってくるのでしょうか?グラボの補助電源は電源ユニットから直接電気を調達します。消費電力が高いグラボはマザーボードから受電する電力だけでは電気の力が弱すぎて、すぐに電力切れになります。そのためマザーボードから送られる電気とは別に、電源ユニットから直接電力をもらうことでマザーボードからの少ない電力供給を補います。

グラボの補助電源を接続するには補助電源の種類によって、コネクターにも違うものを使用します。補助電源に付けるコネクターは以下の通りです。

6ピン

6ピンは名前の通り、コネクターに6つの出っ張りがあるコネクターのことです。供給できる電力は最大で75Wです。

 PCI-E(6ピン)電源変換ケーブル IDEP-PCIE6P
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8ピン

8つの出っ張りがあるコネクターを8ピンと呼びます。8ピンで最大150Wの電力供給が可能です。一般的に多くのグラボで採用されているコネクターです。

8ピン PCIe Molex電源ケーブル
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パソコンの種類によってはグラボ用の補助電源端子がついていなかったり、グラボそのものが搭載されていない機種もあります。そのような時は変換ケーブルを使い、使用可能な端子を用いてグラボに電気を供給します。

グラボの補助電源の接続は難しい

グラボの補助電源の接続は難しい
グラボの補助電源の接続は難しい

自分でグラボに補助電源を接続するのは、パソコンに詳しくない人にはハードルが高い作業です。補助電源を繋ぐケーブルの種類や端子選び、グラボの消費電力を考えてパーツを揃えないといけません。

また、パソコンの基盤を触ることになり、基本的な手順がわかっていないと難しいです。

パソコンの電源コンセントを刺したまま端子を触るとショートしてパソコン本体が損傷してしまったり、グラボも使用不能になってしまうリスクがあります。パソコンは精密機器のため、取り扱いは細心の注意が必要です。少しでも不安だったり、一つでもわからないことがある場合は迷わず業者に相談や依頼した方が安心です。

まとめ

今回はグラボの補助電源の種類や、電気供給について紹介しました。パソコンでより鮮明にスムーズに画像を見たいならグラボの処理能力を高いものにして、補助電源を必要とするタイプにする必要があります。補助電源の接続はパソコンに詳しくない人には難しいので、信頼できる業者に依頼しましょう。

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