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カレーを冷凍保存する方法と解凍方法!カレーは冷凍すると日持ちする?じゃがいもは?容器は?

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一晩寝かせるとカレーは美味しくなるといわれていますが、常温でカレーを放置すると食中毒になるリスクが高くなります。食中毒のリスクを減らすためには常温よりも冷凍保存することをオススメします。今回はカレーを冷凍する方法や解凍方法を紹介します。

カレーを保存する時は食中毒に注意

カレーを保存する時は食中毒に注意
カレーを保存する時は食中毒に注意

みんなが大好きなカレーは一度にたくさん作る人も多いと思います。鍋いっぱいにできたカレーを見ると幸せな気持ちになりますよね。

しかし、カレーが原因で食中毒になることがあります。カレーで食中毒をおこす原因はウェルシュ菌という細菌が原因です。ウェルシュ菌は熱に強く、100℃でも6時間耐えられると言われています。ウェルシュ菌を常温30℃で放置しておくと6時間で1000個~10万個、24時間後には1000万個に増えます。ウェルシュ菌が10万個いると食中毒になるといわれており、半日放置すると食中毒になる恐れがあります。

細菌が繁殖する温度は10℃~55℃の間です。カレーを保存する時は、この温度にならないように気をつけて保存しなければなりません。

  • 常温の保存期限…1日
  • 冷蔵の保存期限…2~3日
  • 冷凍の保存期限…2週間~1ヶ月

常温でカレーを保存できる期限は1日です。常温でカレーを保存する場合は、食中毒のリスクを減らすために1日4回6時間を超える前に60℃以上になるように再加熱するか、常に60℃以上で保温しなければなりません。

冷蔵保存する場合は、常温より少し長く保存できます。冷蔵庫は10℃以下なので2~3日程度保存可能です。

最もいい保存方法は冷凍保存です。冷凍庫内の温度は-15℃以下という低温で1ヶ月程度保存できます。しかし、酸化してだんだん味が落ちるので、カレーを美味しく食べたいのであれば2週間程度で食べきってしまう方がいいでしょう。

カレーを冷凍保存する時の5つのポイント

カレーを冷凍保存する時の5つのポイント
カレーを冷凍保存する時の5つのポイント

カレーを冷凍保存する時の5つのポイントを紹介します。

小分けで冷凍する

カレーを冷凍する時は一人分(約200g)ずつ小分けにして冷凍します。まとめて冷凍すると冷えるのに時間がかかるため、凍る前に菌が繁殖してしまいます。冷凍する時は急速冷凍することがポイントです。

冷凍したら日付を記入する

冷凍したら日付を記入してから冷凍しましょう。日付を記入しておけばいつまでに食べればいいのかが分かりやすいです。

ガラスやホーローの容器で保存する

ジツプロック袋などにカレーを入れると、カレーの色やニオイが残ってしまいます。筆者は「カレーの冷凍保存容器は使い捨てでいいや!」と割り切ってしまっているので、100均のジツプロック袋を使っています。

使い捨てがもったいないと思う人は、カレーのニオイや色が残らないガラスやホーローのタッパー容器を選べば繰り返し使えます。

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ラップを敷くと色やニオイが移らない

ガラスやホーローのタッパー容器に比べて、どこででも安く購入でき入手しやすいのがプラスチックのタッパー容器です。家にあるプラスチックのタッパー容器で「カレーを保存したい…」という人は、タッパー容器にラップを敷いてカレーを保存すれば容器に色やニオイが移りません。

ニオイが取れない時は、乾燥したコーヒーかすをしばらく入れて置いておくとニオイが取れます。コーヒーかすの15の活用方については下記の記事で詳しく紹介しています。

コーヒーかす 再利用
コーヒーかすを再利用する15選!コーヒーかすは消臭剤、肥料、除草になる

冷凍する時はじゃがいもを取り除く

カレーのじゃがいもを冷凍するとスカスカになってしまいます。煮込み料理に含まれる水分が凍る時にじゃがいものデンプンを壊すためです。

カレーを冷凍する時はじゃがいもを取り除くか、つぶしてから冷凍しましょう。どうしても「カレーにじゃがいもを入れたい…」とい人は、じゃがいもだけ別に分けて冷凍しましょう。

冷凍する手順

  1. じゃがいもなしのカレーを作り冷凍する。
  2. じゃがいもは茹でるか電子レンジで加熱した後に、ペーパータオルなどでよく水分を拭き取る。くっつかないようにバラバラにして冷凍する。
  3. カレーを温めたあと、凍ったままのじゃがいもを入れて加熱する。じゃがいもを解凍すると水分が抜けてしまうので解凍せずに使う。

ジップロック袋とタッパー容器で冷凍保存する方法

ジップロック袋とタッパー容器で冷凍保存する方法
ジップロック袋とタッパー容器で冷凍保存する方法

カレーをジップロック袋で、冷凍する方法を紹介します。

ジップロック袋で冷凍保存する方法

準備物

  • 大きな容器
  • 氷または保冷剤
  • ジップロック袋

ジップロック袋で冷凍保存する手順

  1. 鍋を自然に冷ますと時間がかかって菌が繁殖するので、大きな容器に水をはって氷か保冷剤を入れて、その中にカレーの入った鍋を浸けて鍋の中のカレーをぐるぐるかき混ぜて素早く冷ます。
  2. ジップロック袋に一人分のカレーを入れます。なるべく空気を抜いて平らにする。
  3. 冷凍庫に入れて保存して完了。
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カレーが空気に触れないように、できるだけ空気を抜いてから冷凍しましょう。ジツプロック袋は平らにするとたくさん冷凍庫に入り、狭いスペースでも有効活用できます。

タッパー容器で保存する方法

カレーをタッパー容器で、冷凍する方法を紹介します。

準備物

  • 大きな容器
  • 氷または保冷剤
  • ラップ
  • タッパー容器

タッパー容器で冷凍保存する手順

  1. 鍋を自然に冷ますと時間がかかって菌が繁殖するので、大きな容器に水をはって氷か保冷剤を入れて、その中にカレーの入った鍋を浸けて、鍋の中のカレーをぐるぐるかき混ぜて素早く冷ます。
  2. ラップを敷いたタッパー容器にカレーを入れます。カレーは冷凍すると膨張するので、容器いっぱいに入れるのではなく8分目程度までにする。
  3. 冷凍庫に入れて保存して完了。
耐熱ガラス Kitsure 保存容器
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冷凍カレーを電子レンジや湯煎で解凍する方法

冷凍カレーを電子レンジや湯煎で解凍する方法
冷凍カレーを電子レンジや湯煎で解凍する方法

冷凍したカレーを解凍する方法を紹介します。

ジップロック袋のカレーを電子レンジで解凍

ジップロック袋に入れたカレーは凍ったまま電子レンジで解凍すると、袋が破れてしまいます。冷蔵庫に一晩置いて解凍してから電子レンジで温めてください。

ジップロック袋のカレーを湯煎で解凍

ジップロック袋のカレーを湯煎で解凍する時は、鍋底に袋が付くと袋が溶けてしまいます。鍋底に付かないように箸やトングで持ち上げたまま湯煎しましょう。

タッパー容器のカレーを電子レンジで解凍

タッパー容器のカレーを解凍する時は、ラップに包んだままカレーを皿に移して解凍します。そうするとタッパー容器を洗う時にサッと洗うだけですみます。

解凍したカレーは、色々な料理にアレンジできます。筆者のおすすめはカレードリアとカレーパイです。耐熱容器にご飯を入れて、その上にカレーをかけて真ん中に生卵を落とし、チーズを散らしてオーブンかトースターで焼けばカレードリアのでき上がりです。

カレーパイは冷凍パイシートでカレーを包み、焼き色がつくまでオーブンで焼けば完成です。

ドリアやパイ以外にも、カレーを出汁で伸ばしてうどんを入れるとカレーうどんになり、ギョウザの皮でカレーを包んで揚げるとラビオリになります。どれも手軽にできて美味しいので、ぜひ試してみてください。

まとめ

今回はカレーを冷凍保存する方法や解凍する方法について紹介しました。カレーを冷凍する時は、小分けにしてから急速冷凍するのがポイントです。そして用途に合った容器で冷凍して2週間~1ヵ月で食べきりましょう。解凍したカレーは色々な料理にアレンジできるので忙しい時に重宝します。

忙しい人にオススメなのが片付け・家事代行サービスです。仕事や育児で片付けや家事ができない時は、業者に依頼すると楽になり便利ですよ。

カレーの保存期間は?
カレーの保存期間は常温で1日、冷蔵2~3日、冷凍2週間~1ヶ月です。「カレーを保存する時は食中毒に注意」で詳しく紹介しています。

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