屋根塗装
更新日:2019/07/23

【屋根の塗装で大切なこと】屋根塗装の時期の決め方と工事費用の目安

【屋根の塗装で大切なこと】屋根塗装の時期の決め方と工事費用の目安

屋根の塗装は、あなたの大切な家を守るために必要です。メンテナンス時期や工事費用の相場の目安を学び、信頼できる業者に依頼して、トラブルや失敗なく終えましょう。今回は、【屋根の塗装】についてプロが詳しく解説します。

ご自宅の屋根の塗装が必要なことはわかっているし、築年数的にもそろそろかなぁ…。

とは思っているけど、どのタイミングでどこの業者さんに頼めばよいかお困りではありませんか?

費用もかかりそうだし、専門的なことになるので何かと不安もありますよね。

屋根の塗装は、屋根材の種類により、塗装する時期と施工方法が変わります。

気になる工事代金のことや業者選びも、ポイントをおさえておけば失敗しなくて済みますよ。

今回は、屋根の塗装に関する基礎知識を、屋根塗装のプロが詳しくお教えします!

屋根塗装の時期は10年に1度が目安

屋根塗装の時期は10年に1度が目安

「屋根」と一言でいっても、その種類によってメンテナンスのタイミングが異なります。

業者によっては7~8年に一度は塗装が必要と言っていますが、よほど気にならない限りは、屋根の施工がちゃんとなされていれば、10年に1度でよいのでは?と筆者は考えています。

瓦屋根

日本家屋の伝統的な屋根材の1つですが、瓦にも種類があります。

  • 陶器瓦
  • セメント瓦
  • コンクリート瓦
  • その他

陶器瓦の場合は基本的に塗装は不要ですが、約20年に一度全面補修や場合によっては葺き替えが必要になります。

セメント瓦やコンクリート瓦の場合は、約10年に1度塗装が必要です。

スレート屋根

最近の新築戸建て住宅に多く見られる屋根材です。

こちらも約10年に1度は塗装が必要です。

板金屋根

北海道や積雪地帯によくみられる屋根材です。

こちらも約10年に一度は塗装が必要です。

屋根塗装の前に確認しておくこと

屋根塗装の前に確認しておくこと

屋根の塗装は、あなたのお住まいを長持ちさせるうえで非常に重要な工事です。

だからといって、いきなり塗装を業者に依頼すればいい!というわけではありません。

先ほどご紹介したとおり、屋根の種類を把握したら、次は現在の屋根の状況がどうなっているかをきちんと確認する必要があります。

  • 屋根に穴が開いてしまっていないか
  • 外部からの飛来物等により屋根材にヒビが入っていないか
  • 屋根材が変形していないか

など、塗装に入る前に目視確認してみましょう。

また、可能であれば、屋根材の下地となる

  • 瓦桟(かわらざん)
  • ルーフィング材
  • 野地板
  • 垂木
  • 破風(はふ)板

といった、屋根材の下地となる木材の状態を確認することができれば更に良いです。

もしそれらの下地材に漏水による腐れやカビがあった場合は、屋根塗装より先に補修が必要になるケースがあるからです。

最悪の場合は塗装ではなく、屋根そのものの下地を全面やり替え、葺き替えが必要になります。

ただ、そこまでは自分たちで状態を確認するのが難しい場合もあると思うので、屋根塗装を依頼する業者にしっかりと現地調査をしてもらうと良いでしょう。

業者選びのポイントについては、記事の最後で詳しくご紹介しますね。

屋根塗装の手順(板金屋根の場合)

屋根塗装の手順(板金屋根の場合)

屋根塗装がどのような手順で行われるのかも、あらかじめ知っておくといいですね。

工事を依頼したものの、よくわからない説明で頭の中がはてなだらけ…。

業者に任せるしかないけど、本当に正しいのか不安。という状態を回避することができます。

ここで、実際に筆者が行った板金屋根の塗装工事の一連の流れをご紹介します。

STEP1.現状を確認する

3連梯子をかけ屋根の上に登り、屋根材の状況を確認します。

このお宅は築13年。板金自体に大きな損傷はありませんでしたが、ところどころサビていました。

また、台風の影響だと思いますが、破風板(屋根のいちばん下の部分に付く垂直な板金)の端が一部めくれ上がり、下地が一部水分を含み腐食がみられました。

幸い、一部だけでしたので、その部分の板金をめくり、破風板の下地の木材を取り換えました。

ほか、大きな損傷や穴が開いている箇所はありませんでした。

STEP2.足場を設置する

作業の安全を確保する為、建物の外部に足場を設置します。作業中の職人さんの昇降や荷揚げの為には欠かせません。

たまに足場なしで梯子で屋根に上り下りしている職人さんをみかけます。

片手にペンキや刷毛を持ったまま片手で上り下りしている方もいて、見ているだけで非常に鳥肌が立ちます。

STEP3.丁寧に養生する

ペイント剤が垂れたり、刷毛・ローラー・ペール缶などの道具が万が一落下しても家の周りに被害が及ばないようにします。

養生用のビニール(マスカー)を外壁全体、敷地内の家財にかけていきます。

STEP4.屋根を洗浄する

屋根にこびり付いた汚れや古い塗膜を洗い流します。この洗浄が不十分だと塗料の乗りが悪くなり、耐用年数が短くなってしまいます。

STEP5.ケレン(塗装部分の劣化やサビを除去)

屋根洗浄で落としきれない汚れやサビを、ヤスリや金ヘラでキレイにこそぎ落とします。

STEP6.サビ止め塗装

板金屋根はサビが発生しやすいので、サビ止め塗料を屋根全体にローラーや刷毛を使って丁寧に塗ります。

STEP7.下塗り

シーラーと呼ばれる接着剤的な役割を持つ下地材を、ローラーや刷毛を使って丁寧に塗っていきます。

STEP8.中塗り

いよいよペイント剤を塗ります。

ローラーや刷毛で塗りムラが出ないよう、厚すぎず薄すぎずの絶妙な加減でペイント剤を塗ります。

季節によりペイント剤の乾燥スピードが変わりますので、塗装用シンナー等で粘度を調整します。

STEP9.上塗り

中塗りが乾いたら、仕上げとして上塗りを行います。

この工程が最後になる為、中塗りのとき以上に丁寧にペイント剤を塗っていきます。

わずかな隙間にもきちんとペイント剤が行き届くよう、ローラーだけではなく刷毛も何種類か使いながら仕上げていきます。

STEP10.足場解体・養生剥がし

上塗り剤がきちんと乾き、問題なければ足場を解体します。

養生の為に張ったマスカーを剥がして作業終了です。

屋根塗装の工事費用の相場と差が出る項目

屋根塗装の工事費用の相場と差が出る項目

屋根塗装にかかる費用がいくらくらいか、とても気になりますよね。

できるだけ明確な相場を知りたい!というお気持ちもわからなくはないのですが…。

屋根塗装工事の相場は、業者や施工環境、屋根の損傷や汚れ具合により大きく異なります。

そのため、一概に屋根材の種類と面積により金額が標準化されている訳ではないんです。

しかし!

筆者の経験から、屋根塗装にかかる費用が心配なあなたにアドバイスできることはあります。

それは、同じ屋根材で同じ環境下で工事を行うとしたら、工事価格に差が出る項目は「塗料の種類」だということです。

塗料にもさまざまな種類があり、選ぶもので費用と耐用年数が変わります。

シリコン系

現在は一般的に「シリコン系」の塗料を用いることが多く、寿命は約10年といったところでしょうか。

筆者は約2,500円~3,000円/㎡でお請けしています。おおよその目安にしてみて下さい。

フッ素系

お値段はシリコン系と比較すると、あたり約500~1,000円㎡ほど上がりますが、寿命が約5年~10年延びます。

遮熱・断熱性塗料

さらにお値段は上がりますが、シリコン系と比較し寿命が約5年~10年延びます。

なおかつ遮熱・断熱効果が大幅に上がる為、屋根からの熱や冷気を大幅にシャットアウトすることが可能になります。

とある工場での実証実験では、夏場の屋根裏の温度が約10度下がったという結果が出ており、冷暖房コストを抑えることが可能になるのではないでしょうか。

最近は地球温暖化のせいか、断熱・遮熱塗料をチョイスされるお客様が増えてきましたね。

屋根塗装を業者に依頼する時のポイント

屋根塗装を業者に依頼する時のポイント

屋根塗装を業者に頼む場合、どこにお願いすれば良いのか悩みますよね。

屋根塗装を依頼できる業者は沢山あり、リフォーム会社から町の塗装屋、はたまた便利屋でも施工してくれます。

最近では、家電量販店やホームセンターでも屋根塗装を受け付けてくれることもあります。

数ある選択肢の中からベストな選択をするには

  • 費用項目や工事内容、使う塗料の種類を明確に説明してくれる
  • 屋根塗装の実績が豊富である
  • 建築に詳しい
  • 現地調査をきちんと行い、現状を報告してくれる

この4点に注目することが大切です。

筆者は、この4項目の中でも特に「建築に詳しい」ことと「現地調査をきちんと行い、現状を報告してくれる」ことに重きを置くべきではないかと考えます。

建築に詳しい方なら、ただ単に屋根を塗り替えるだけではなく、屋根材やその下地の状況まで把握できます。

その結果、多少追加費用が発生しても補修した上で屋根を塗装し、建物を長持ちさせる提案をしてくれるはずです。

知識のない会社さんや営業っ気あふれる営業会社は、少しでも補修箇所があろうものなら、より高額な屋根葺き替え工事に強引に話を持っていきがちです。

営業マンの勢いに騙され後悔している方が大勢いらっしゃるようですので、ここは非常に重要だと思います。

また、金額もそれなりに高額になりますので、必ず3社以上の相見積を取って比較して下さいね。

屋根の塗装は10年に一度を目安に依頼しよう

今回は、屋根の塗装についてご紹介しました。

ここまでのお話をまとめると、屋根塗装を行うには、以下の4つのことが必要です。

  • あなたのご自宅の屋根材の種類を把握する
  • 屋根下地にまでダメージが及んでいないか確認する
  • 予算に応じて塗料の種類を決める
  • 必ず3社以上の相見積を取り、信頼できる業者を選ぶ

屋根のメンテナンスは、あなたの大切な家屋を長持ちさせるために、とても大切なことです。

お仕事や家事、子育ての合間を縫って色々検討するのは大変かもしれませんが、焦らずに予算や時期、依頼する業者を探してみて下さい。

今回の記事が、何か1つでもあなたの快適な暮らしのお役に立てれば幸いです。

まとめ

  1. 屋根塗装は10年に1度を目安に行いましょう。
  2. 屋根塗装を業者に依頼する前に、自分で現状をチェックしましょう。
  3. 屋根塗装の工事費用は、選ぶ塗料によって変わる。
  4. 依頼する時は、知識豊富で説明が丁寧、見積もりの内容が明確な業者を選ぼう。

屋根塗装業者を探す時は、ホットラインを使えば予約前に不安な事を無料で業者に質問ができ、もちろん作業予約することが可能です。
まずは、ご自身にあった安心な店舗を探してみてください。

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