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エアコン取り付け

エアコン移設の費用は?業者にエアコンの移設を依頼する料金相場や依頼ポイントを紹介

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「引越ししても使い続けたい…」「費用はどれくらい…」とエアコン移設に悩んでいませんか?エアコン移設は移設先の部屋の状況によって違います。そこで今回はエアコンを移設する費用相場や、業者選びのポイントを紹介します。

エアコンを移設する費用相場は?

エアコンを移設する費用相場は?
エアコンを移設する費用相場は?

業者に依頼する費用相場

エアコン移設を業者に依頼した時の費用相場は15,000円~3,0000円程度です。これは取り外しと取り付けの料金ですが、移設作業を依頼する業者によっても違いがあります。エアコン移設を依頼できる業者は、以下のとおりです。

  • 引越し業者
  • エアコン専門業者
  • 電気工事業者

引越し業者の場合は、引越しの時にオプションで依頼する流れです。料金相場は14,000~20,000円程度です。引越し業者は重い荷物を運んだり、運搬に慣れているので遠隔地にも故障なく運んでもらえます。

しかし、エアコンの取り外しなどは提携業者となります。エアコン専門業者や、電気工事業者に依頼する料金相場は10,000~15,000円程度です。

状況により発生する追加料金

移設先の状況によって、追加料金が発生する場合があります。

  • 追加の配管取り付け・・・1mあたり2,000円程度
  • 壁穴あけ(壁の素材による)・・・5,000円〜20,000円程度
  • 電圧変換工事・・・6,000円程度
  • コンセントの交換・・・3,000円程度

移設先が現在の設置状況と大きく違う場合は、追加工事が必要になる可能性が高いです。

筆者は以前、移設工事を依頼した業者に言われたのが「エアコン移設工事の場合、大体追加で何かしらの料金はかかります」との事でした。そのあたりも見積書の内訳を見て確認したいところですね。

購入して間もないエアコンや、高機能で価格も高いエアコンは費用がかかっても移設するメリットがあります。しかし、購入してから年数が経っているエアコンの場合は買取りが難しいため、無理に移設するより新品を買った方がいいでしょう。エアコンには10年という標準使用年数があり、5年以上のエアコンはほぼ買取りできません。かかる費用を考えて移設するか決めましょう。エアコンの寿命については下記の記事で詳しく紹介しています。

エアコン 寿命
エアコンの寿命は?エアコンの寿命を知らせる5つのサインやおすすめエアコン

自分でエアコン移設するリスク

自分でエアコン移設するリスク
自分でエアコン移設するリスク

エアコンの移設は手順通りに専用道具を使って作業しないと、エアコン本体が故障する恐れがあります。取り外し作業だけを例にすれば、

  • ポンプダウン作業
  • 配管、配線を外す
  • 室外機、室内機を外す

という工程です。

ポンプダウン作業とは、エアコン内部に冷媒ガスを閉じ込める作業です。作業中は配線を再利用することも考えて、折ったりしないように気を付けましょう。自分でエアコンの取り外しすれば、自好きな時に作業できて費用がかかりません。

しかし、正しい作業しないとエアコンだけでなく、室外機も故障してしまう可能性があります。エアコン内に冷媒ガスを閉じ込めるポンプダウン作業は重要です。冷媒ガスは漏れてしまうと、エアコン本体の機能低下をまねくだけでなく、環境にもよくありません。ポンプダウンのやり方や注意点については下記の記事で詳しく紹介しています。

ポンプダウン
ポンプダウンとは?エアコン取り外し時のポンプダウンのやり方や注意点を解説

また、エアコンの取り付け作業はエアコン用コンセントの新設が必要になる可能性があり、この場合は電気工事士の資格が必要になります。一人では難しいと思ったら、すぐに業者に依頼しましょう。

エアコンを移設する前に考る事は?

エアコンを移設する前に考る事は?
エアコンを移設する前に考る事は?

エアコン移設するより、新しいエアコンを買ってしまった方がいいケースもあります。

  • エアコン移設先の部屋が広くなる場合
  • 購入してから10年近く経っているエアコンの場合
  • そもそもそこまで高くないエアコンの場合

エアコンは部屋の大きさに合わせて使用します。移設先の部屋が今より広くなりすぎると、性能が合わなくなります。

筆者も引っ越し先にエアコンを移設しましたが、部屋の間取りが広くなったため、エアコンの効きが悪くなり、結局買い換えました。エアコンの状態も考えて、移設するかどうか決めましょう。

エアコンの移設を業者に依頼するポイント

エアコンの移設を業者に依頼するポイント
エアコンの移設を業者に依頼するポイント

エアコン移設業者を選ぶポイントは3つあります。

  • 相場より安すぎる料金を掲載している業者は選ばない
  • 見積もりを出してくれる業者を選ぶ
  • 作業後のアフターフォローがある業者を選ぶ

相場より安い業者は、追加で費用がかかるケースがあります。そうならないために見積もりを出してくれる業者を選びましょう。

また、エアコン移設後に不具合があった場合は、期間限定で無償対応してくれるといった保証を設けている業者もいます。

エアコン移設の見積り内容は業者ごとに違います。業者が出す見積りは大雑把な見積りや、追加費用がかかることを想定した上での見積りなどさまざまです。一方の業者で見積書の内訳に書いてある作業が、もう一方の業者にない場合は確認する必要があります。

筆者の知人の場合は、エアコン移設工事に関係ない作業が含まれており「費用を取られてしまった…」ということがありました。インターネットで評判のいい会社の見積りを何社も取り内訳と費用を確認しましょう。

まとめ

今回はエアコンを移設する費用相場や、業者選びのポイントを紹介しました。エアコンを移設する時は移設先の状況や、エアコンの劣化を判断して移設するか、新しいものを買うかを決めましょう。移設すると決まったら、業者に依頼しましょう。

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電気工事士2種、一級塗装技能士 松浦 隆之介
監修者

電気工事士2種、一級塗装技能士

松浦 隆之介

元請け足場専門会社として誕生し、さまざまな施工現場で技術を取得しました。全工程を自社で一括施工できるように塗装工事を含む事業を展開中です。