グリストラップ清掃
更新日:2019/07/12

グリストラップの清掃できてますか?飲食店オーナー必見!油まみれのグリストラップの清掃方法

グリストラップの清掃できてますか?飲食店オーナー必見!油まみれのグリストラップの清掃方法

飲食店で設置が義務付けられているグリストラップ。オーナーさんの中には、このグリストラップの清掃が面倒で面倒で…という方も多いですよね。でも、定期的に掃除をしておかないと大変なことになります!今回はグリストラップの清掃についてプロの便利屋が解説します

飲食店をされているあなた、グリストラップの清掃はどうされていますか?

面倒で放置した結果…水口から油まみれの排水が逆流し、お店の厨房が悪臭漂う油混じりの汚水まみれに!!!

どうしたらいいのがわからず、お困りになったことはありませんか?

グリストラップは、日常の清掃・メンテナンスが非常に重要です。

準備するものや手順はそんなに難しいものではないので、定期的に行って清潔を保ちましょう。

今回は、プロ(便利屋)がグリストラップの清掃について詳しく解説します。

グリストラップって何をするもの???

グリストラップって何をするもの???

グリストラップの役目と設置義務

グリストラップとは、油水分離阻集器(ゆすいぶんりそしゅうき)のことをいいます。

主に飲食店の厨房の排水設備に設置されています。油脂を含む汚水が、排水管設備に直接流れ込まないようにするための装置です。

各自治体により細かな要件に多少の違いはありますが、加熱調理した食品をお客様に提供する飲食施設・調理加工施設であれば、ほぼ例外なく設置が義務付けられています。

グリストラップの構造

一般的にグリストラップは、一つの大きな受け皿に2枚の仕切り板を入れ、3つの水槽に仕切られるようになっています。

【第1槽】
厨房のシンク(流し台)から流れてくる排水は、まずはこの第1槽に流れてきます。

この第1槽には大きなステンレス製のザル(バスケット)が付いており、野菜クズや肉片等の大きな固形物をキャッチします。

【第2槽】
第1槽で固形物をすくい取った排水が流れ込みます。そしてここで、油と水を分離します。

油は水より比重が軽いため、第2槽の表面に浮かび上がります。

【第3槽】
第2槽で油分を取り除いた排水が流れ込みます。

ここに排水トラップが付いており、排水はトラップを経由して施設内の排水管に流れ、最終的には公共下水(下水未整備の地区は合併浄化槽)に排出されます。

衝撃の事例!グリストラップ清掃を怠るとどうなるか

衝撃の事例!グリストラップ清掃を怠るとどうなるか

グリストラップは長期間掃除をしないことにより、食材のクズや油が水槽にどんどん溜まっていきます。

そうなると、起こる問題もなんとなく想像はできますよね?

飲食店にとっては、致命的となる不衛生な状態を作ることになるんです。

  • 不衛生で雑菌が繁殖
  • ネズミ・ゴキブリが棲み処を作る
  • 悪臭

ここで、グリストラップの清掃・メンテナンスをきちんとしていなかったせいで大変だったあるお店のお話をご紹介します。

つい先日、とある焼肉屋さんから
「厨房の排水口から汚水があふれて店中がとんでもない臭いになっている!早く来て!」
と連絡があり、その焼肉屋さんに行ってみました。

行ってみると、厨房の床が油まみれ!
ヌルヌルした酸味がかった汚水まみれ!
になっていました。

グリストラップの蓋を開けてみると…。

案の定、第1槽のバスケットにはカルビ肉の切れ端やナムル・カクテキのカスがこんもりと溜まっていました。

第2槽は、油が固まり膜を張った状態。第3槽もトラップ周りに油の塊がこびりつき、完全にトラップを塞いでいる状態でした。

さらにCCDカメラで排水管を覗いてみると、スラッジ(油の塊)がびっしり付着しているではありませんか!
とてもこのままお店の営業を続けられる状態ではありませんでした。

最終的には
排水パイプの高圧洗浄とグリストラップの清掃に半日、費用も軽く10万円を超える高額なものに!

もちろん、お店中の悪臭が抜けるまで営業はできず、17時オープン予定が22時オープンになってしまいました。

  • モップ
    モップ

    グリストラップの清掃の大切さを痛感する事例だよね。

グリストラップの清掃を怠ると、このようなことになってしまいます。

不衛生で雑菌が繁殖、ネズミやゴキブリなどが棲みつく格好の条件が揃ってしまうなんて、お客様に食事を提供するお店としては大問題ですよね。

また、店内にも何となくドブ臭いような悪臭が漂うようになり、お客さまが楽しくお食事を楽しめる空間ではなくなってしまいます。

お店の評価サイト等にも「店内がドブ臭い」というコメントが書き込まれていることがあり、集客にも大きなマイナスになってしまいます。

グリストラップ清掃に必要なものと手順

グリストラップ清掃に必要なものと手順

グリストラップの清掃って面倒くさい…。と思っている飲食店のオーナーさんが大変多いと思います。

お気持ちもわからなくはないですが、基本的にはオーナーご自身または従業員の方でも簡単にできるんです。

用意するもの

必須
ゴム手袋
網じゃくし
ゴミ袋
キッチンペーパーか雑巾
柄の付いたタワシ
金ヘラ
1

第1槽のゴミを取り除く

第1槽のバスケットに溜まった固形物を回収し、ゴミ袋に入れます。(産業廃棄物の可燃ゴミとして出せます。)バスケットに専用の水切りネットをかけておくと、次回から固形物の回収がしやすいですよ。

2

第2槽の油を取り除く

表面に浮いた油(スカム)を網じゃくしですくい取り、ゴミ袋に入れる。
スカムを吸い取る便利な吸着グッズも市販されていて、おすすめです。

3

第3槽の油をこすり落とす

トラップの周りにこびり付いた油の塊(スラッジ)を、タワシでこすり落とします。
タワシで取れない頑固な塊は、金ヘラを使ってこそげ落としましょう。

完了!

定期的なグリストラップの清掃はこれだけでOKなんです!そんなに難しくないですよね。

これにあわせて、月に1度は洗剤を使ってキレイに清掃するとベストです。

  • モップ
    モップ

    グリストラップの掃除に便利なグッズをご紹介するよ♪

グリストラップ用水切りネット

サイズや枚数を考慮して、あなたのお店でにあったものを選びましょう。

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グリストラップ用 油吸着シート

最初からカットされているシートと、好きなサイズにカットして使えるシートがあります。

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グリストラップ清掃に便利な網じゃくし

網じゃくしも、グリストラップ清掃専用のものも販売されています。持ち手が長くて使いやすそうですね。

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グリストラップ クリーナー

濃縮タイプなので、薄めて使用できてコスパも良さそうです。

グリストラップの清掃の頻度はどのくらい?

グリストラップの清掃の頻度はどのくらい?

グリストラップの清掃は、どの程度の頻度で行えばよいでしょうか?
場所別にメンテナンスの目安をみてきましょう。

第1槽のバスケット

できれば毎日、少なくとも2日に1回は掃除しましょう。

厨房内は基本的に火を使う為、冬場でも非常に高温になります。そのため、ゴキブリやネズミが繁殖しやすくなってしまいます。できるだけ餌となるものはバスケットに残さないようにしましょう。

余談ですが、某研究機関の発表によると、ゴキブリの大好物はビーフと玉ねぎの匂いだそうです。

第2槽の油(スカム)取り

最低週1回は行いましょう。
油をよく使う飲食店の方は、季節やお客様の数により変動がありますが、できれば毎日行いたいところです。

第3槽のトラップ管

第1槽・第2槽をきちんと定期的に清掃していれば、2~3ヶ月に1回行えばよいでしょう。
但し、前述の通り、油をよく使うお店の厨房内では、毎月1回行って下さい。

グリストラップ清掃をプロに依頼する時の注意点

グリストラップ清掃をプロに依頼する時の注意点

とはいいながらも、グリストラップの清掃はやっぱり面倒くさい、と言う方が多いのは事実です。気が付けば手に負えない状態になってしまったケースも非常に多いです。

そういう場合は、プロにグリストラップの清掃をお願いすることになりますが、どのような業者さんにお願いすればよいか悩みますよね。

選択肢としては、おそうじ専門の業者、町の便利屋が一般的なようです。

汚れがひどい場合は、排水管の洗浄まで含めて丸一日かかるものと覚悟しなければなりません。おそうじ専門の業者にしても、町の便利屋にしても、まずは現状を確認してもらいましょう。

信頼できる業者なら、現地を確認して

  • グリストラップのみの清掃で済むか
  • 排水管の洗浄まで必要になるのか

ここを明確に教えてくれます。その上で、作業手順や使用する機材や薬剤の種類も教えてくれます。

中には、事前確認なしにいきなり配管の高圧洗浄まではじめ、最後に高い金額を請求してくる酷い業者もいます。

必ず、3社以上の相見積を取り、作業内容と金額を予めきちんと説明してくれる業者を選びましょう。

きちんとグリストラップの清掃をして清潔なお店を保ちましょう

今回は、グリストラップの清掃についてご紹介しました。

グリストラップの清掃は、基本的にはご自身で定期的に行うべきものです。適切な頻度で清掃を行っていれば、それほど大きな手間はかかりません。

オーナーであるあなたが毎日イキイキと働き、お店に来てくれるお客様の笑顔が見られる快適なお店作りのために、グリストラップの清掃・メンテナンスもきちんと行いましょう。

まとめ

  1. グリストラップとは、飲食店の厨房に設置してある油水分離阻集器(ゆすいぶんりそしゅうき)のこと。
  2. 3つの水槽に仕切られた構造で、水槽ごとに清掃が必要。
  3. グリストラップの清掃は、基本的には自分でできる。
  4. 水槽ごとに清掃の頻度が違う。毎日清掃する箇所、月1回の箇所とわけて清掃しよう。
  5. グリストラップの清掃を業者に依頼するなら、しっかり業者比較して納得のいく業者に依頼しよう。

グリストラップの清掃業者を探す時は、ほっとラインを使えば予約前に不安な事を無料で業者に質問ができ、もちろん作業予約することが可能です。まずは、ご自身にあった安心な店舗を探してみてください。

グリストラップ清掃をプロに依頼するなら

グリストラップ清掃を専門家に相談しようと思っても、各社から資料請求する必要があったり、見積をもらって料金比較したりと、面倒ですよね…。すまいのほっとラインなら、簡単にグリストラップ清掃の業者を探すことができます。

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