【イチジクの育て方】イチジクの基本知識や剪定方法をまとめて紹介

イチジクの剪定は、夏果、秋果、夏秋果のいずれか、また鉢植えと庭植えで方法が異なります。適した時期にして、美味しい果実をたくさん収穫しましょう。今回は、イチジクの剪定方法や、基礎知識、育て方(水やり、肥料の与え方など)について紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。

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【イチジクの育て方】イチジクの基本知識や剪定方法をまとめて紹介

一般家庭の庭でも簡単に育てられるイチジクは、ジャムやドライフルーツとして楽しめます。

和菓子にも洋菓子にも合うイチジクは、できればたくさんの実を収穫したいですよね。

そのためには、イチジクの枝を適切な時期に、適切な方法で剪定する必要があります。

イチジクの剪定は正しい方法で剪定しないと、イチジクの実がつかなくなったり、枯れたりしてしまいます。

そこで今回は、イチジクの基礎知識や、イチジクの育て方や、イチジクの剪定方法について紹介します。

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【イチジクの育て方】イチジクの基礎知識について知ろう!

【イチジクの育て方】イチジクの基礎知識について知ろう!

イチジクはクワ科イチジク属で、古代エジプトの時代から親しまれている果樹です。

イチジクは漢字では「無花果」と書きますが、ちゃんと花が咲きます。

しかし、実の内側に隠れて見えず、いつ咲いたか分からないため、花が無い果樹だと思われたようです。

イチジクは育てやすい果樹で、植えつけ時期は12月~3月、休眠期終わりの3月に植えれば、翌年の夏には庭植えでも鉢植えでもおいしい実がつきます。

イチジクの種類により、実がなる時期が異なります。

  • 夏に実がなる夏果専用種
  • 秋に実がなる秋果専用種
  • 夏と秋のどちらにも実がなる夏秋果専用種

系統は大きく4つに分かれており、普通系、サンペドロ系、スミルナ系、カプリネ系があります。

日本で一般的に植えられているイチジクは普通系で、この系統は受粉せずに実がなります。

日本で多く栽培されている品種は、蓬莱柿(ほうらいし)と桝井ドーフィン(ますいドーフィン)の2種類です。

イチジクの原産地は小アジアまたはアラビア半島南部で、耐寒性に弱く、関東地方より北ではあまり育たないとされています。

しかし、蓬莱柿は耐寒性に強い品種のイチジクで、東北地方でも育てられます。

一方、桝井ドーフィンは寒さに弱い品種ですが、蓬莱柿に比べて大きな実がなります。

夏秋果兼用種で、収穫量が多く、市販されているイチジクのほとんどは桝井ドーフィンだといわれています。

【イチジクの育て方】イチジクを育てる方法のまとめ

【イチジクの育て方】イチジクを育てる方法のまとめ

イチジクの育て方についてまとめましたので、参考にしてください。

【イチジクの育て方】イチジクに適した土

イチジクは水はけがよく、水持ちのいい土が適しています。

果実専用土を使用するか、赤玉土と腐葉土を5:5(7:3または8;2など状態によって変える)にブレンドして使います。

【イチジクの育て方】イチジクの水やり

鉢植えのイチジクの水やりは、表面の土が乾いたらたっぷりと水をやります。

庭植えのイチジクの水やりは、基本的に必要ありません。

しかし、夏で晴天が続く場合は水を与えましょう。

日頃から土の状態を観察して、湿った状態になっていれば大丈夫です。

【イチジクの育て方】イチジクの肥料

12月~1月と6月~8月に肥料を与えます。

12月~1月に与える肥料を寒肥または元肥といいます。

この時期には、油カスが入っている有機質肥料を与えます。

家庭の生ごみや草を活用してもいいでしょう。

そして、6月~8月に与える肥料を追肥といいます。

この時期の肥料は、果樹や野菜用の緩効性化成肥料を与えましょう。

夏果専用種は9月中旬、秋果専用種と夏秋果専用種は10月下旬にもう一度追加で肥料を与えます。

【イチジクの育て方】イチジクがかかりやすい病気

葉がカビの一種で枯れてしまう「さび病」、成熟中の実がカビの菌で腐ってしまう「疫病」があります。

さび病は始めは葉に白い小さな斑点ができ、その後褐色に変色して枯れてしまいます。

疫病は実や葉に病斑ができます。

いずれもホームセンターなどで売っている総合殺菌剤で予防できます。

【イチジクの育て方】イチジクに被害がある害虫

幹の中を食い荒らすカミキリムシ、新芽などにつき栄養を吸い取ってしまうアブラムシがいます。

ホームセンターなどで専用の殺虫剤が売っていますので、見つけ次第すぐ退治します。

【イチジクの育て方】イチジクの栽培環境

イチジクが育つ適温は、15℃~30℃未満です。

寒さに弱いので、冬は鉢を室内に入れるなどの防寒対策します。

庭植えの場合は日当たりが良く風が穏やかな場所で、夏は半日陰ができる場所に植えましょう。

【イチジクの育て方】イチジクの植え替え方法

2~3年に1回は、根詰まりを防ぐために植え替えします。

鉢植えの場合は古い根をカットして整理し、根を広げて植え直します。

庭植えの場合は、地面の上に出た根を切りましょう。

【イチジクの剪定】イチジクの剪定時期と夏果専用種の方法

【イチジクの剪定】イチジクの剪定時期と夏果専用種の方法

イチジクは成長の早い木です。

すぐに枝が伸びますので、毎年剪定をしてあげましょう。

放っておくと枝が混み合い、背丈が高くなりすぎて収穫が大変になります。

イチジクの剪定時期は、11月~3月です。

葉が落ちている12月~2月の間がオススメです。

そして、イチジクの剪定方法は夏果専用種、冬果専用種、夏秋果専用種でそれぞれ違います。

夏果専用種の剪定方法から紹介します。

イチジクの夏果専用種の実は、2年枝につきます。

2年枝とは別名で前年枝ともいいます。

前の年の枝、つまり今年で2年目になる枝に実がつき、夏果専用種を剪定する場合は、枝に5~8つの花芽を残して、先端の伸びた枝だけを切ります。

あまり切りすぎると実をつけなくなってしまうので、長すぎる枝を切り落とす程度にとどめておきましょう。

【イチジクの剪定】イチジクの夏果専用種を剪定する方法

【イチジクの剪定】イチジクの夏果専用種を剪定する方法

イチジクの秋果専用種の実は1年枝につきます。

1年枝とは今年伸びる新しい枝のことで、1年枝と2年枝の見分け方は色です。

緑色をしているのが1年枝、茶色っぽいのが2年枝です。

剪定方法は枝に花芽を2~3つ残して、先端の伸びた枝を切っていきます。

切り落とした先に新しい枝が伸び、そこに実がついていきます。

枝を切りすぎても、今年これから伸びてくる枝に実がつきますので、夏果専用種よりは気楽に剪定できます。

夏秋果兼用種は夏果が2年枝につき、冬果が1年枝につきます。

剪定方法は夏果と同じ方法で大丈夫です。

残しておいた2年枝に夏果が、新しく伸びた枝に秋果がつきます。

収穫期は下記になります。

  • 夏果専用種…6月中旬~7月中旬
  • 秋果専用種…8月中旬~10月
  • 夏秋果兼用種…6月中旬~7月中旬(夏果)、8月中旬~10月(秋果)

剪定するときは、先端の枝だけでなく、混み合った邪魔な枝や上に向かって伸びる太い枝を切って間引きするとスッキリします。

【イチジクの剪定】鉢植えと庭植えのイチジクの剪定方法

【イチジクの剪定】鉢植えと庭植えのイチジクの剪定方法

イチジクの剪定方法は鉢植えまたは、庭植えなのかで、剪定方法が違います。

【イチジク】鉢植えのイチジクの剪定方法

鉢植えは、土に植えたあと幹を高さ30cmほどの新芽の少し上で剪定します。

伸びすぎた枝を剪定する時は、一般的に鉢植えは開心自然形という形に仕立てます。

この形は、まず各枝の先端を形のいい枝1本だけ残して間引きます。

混み合った枝や枯れた枝など不要な枝を剪定して、残しておいた枝を40cmほどの長さに切って形を整えます。

【イチジク】庭植えのイチジクの剪定方法

庭植えの場合は、土に植えたあと高さ50cmほどで剪定します。

開心自然形または、一本字仕立てという形にするのがオススメです。

一本字仕立てとは、株元付近の枝2本を主枝にし、その2本を横に伸ばしていく形の剪定方法です。

枝を上に高く伸ばすのではなく、平たいTの字のように左右へ枝を伸ばしていきます。

この形ですと、背丈が低く横広になるので収穫や剪定作業がしやすくなります。

幅広いスベースがある庭に適しています。

イチジクの育て方についてわからないことは業者に相談!

今回は、イチジクの基礎知識や、イチジクの育て方や、イチジクの剪定方法について紹介しました。

イチジクは家庭でも非常に育てやすい果樹で、早ければ植えてから2年目に実を収穫できます。

興味のある方は、ぜひ育ててみてくださいね。

しかし、剪定方法がイチジクの品種や、植え方によって違うので注意しましょう。

自分でする自信がないという人は、業者に依頼しましょう。

プロならば間違って実がつくはずの枝を切り落としたり、形が不格好になることなく、キレイな形に仕上げてもらえますよ。

まとめ

  1. イチジクには、夏果、秋果、夏秋果の3種類がある
  2. イチジクの育て方をしっかり理解して、適切に水やりや肥料を与えよう
  3. イチジクの剪定は、夏果、秋果、夏秋果のいずれか、また鉢植えと庭植えで方法が違う

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