家に侵入したヤモリを追い出す方法と寄せ付けない4つの対策!ヤモリは縁起がいい?
ヤモリは害虫を食べてくれる益獣です。殺すのではなく、庭の雑草の手入れや害虫駆除することで寄せ付けない対策を取りましょう。今回はヤモリの寿命や特徴、大量発生を予防する方法を紹介します。
ヤモリはかわいい?どんな生き物?
ヤモリは「駆除した方がいいのか?」「駆除しなくてもいいのか?」この問題を解決するには、ヤモリについて知る必要があります。
ヤモリはトカゲの仲間です
日本で多く見られるヤモリは「ニホンヤモリ」という有鱗目(ユウリンモク)ヤモリ科ヤモリ属に属するトカゲの仲間です。秋田県以南の本州、四国、九州などの広範囲に生息しており、体長は10cm程度で寿命は5~10年です。
夜行性で虫を捕食する
ヤモリは夜行性でエサとなるのは虫です。特に光に集まる虫を捕食します。そため民家やその周辺など光がある場所に多く生息しています。昼間は壁の隙間や、通気口などに隠れて眠っていることが多いです。
凹凸がない場所でも滑らない
ヤモリの足指の裏には細かな毛状のものが密集しており、さらに1本1本の毛状の先端が分岐していて凹凸がない場所でも滑りません。このためガラスの窓でも天井でも落ちずに歩けます。
また、ヤモリは頭が大きく胴も太目で愛嬌があるスタイルです。とはいえ爬虫類が苦手な人にとっては、かわいいとは感じられないかもしれませんね。人に噛みつくなど襲いかかることはなく臆病なので、すぐに逃げてしまいます。
縁起がいい
ヤモリは金運や幸運アップ、開運などのご利益があると言われています。ヤモリが家に出ると家の繁栄や自分や家族に幸運が訪れる、富が巡ってくる、出世するなど幸運が訪れると言われています。
また、ヤモリが夢にでると自分や家族に幸運が訪れる予兆とも言われています。
ヤモリは駆除しない方がいい!?家から追い出そう
ヤモリは駆除しなければいけない生物でしょうか?生き物なので安易に駆除するのもどうかと思う人や、いやいやそんなものが家にいたらたまらないから駆除したいと思う人もいますよね。ヤモリを駆除する必要性について少し考えてみましょう。
ヤモリは嫌な虫を食べてくれる益獣です
ヤモリのエサは虫なので嫌な害虫を駆除してくれる「益獣」として知られています。人の役に立ち昔から家を守るとされているヤモリを漢字で書くと「守宮」「家守」「屋守」など書きます。
ヤモリは人を襲わない
ヤモリは人を襲うことはなく、もちろんヤモリに毒はありません。ヤモリと名前が似ているイモリには毒を持っている種類がいます。日本に多く生息しているアカハライモリ(ニホンイモリ)には毒があります。毒の量こそ少ないですが、フグと同じテトロドトキシンという毒を持っています。
「ヤモリ」と「イモリ」は名前こそ似ているものの、ヤモリがトカゲの仲間で爬虫類なのに対して、イモリはカエルの仲間で両生類と全く別の生物です。アカハライモリは名前の通り腹が赤いのですぐに見分けられるでしょう。
イモリとヤモリの違いについては下記の記事で詳しく紹介しています。
結局ヤモリは駆除する?しない?
爬虫類が苦手な方には、不快な存在であることは間違いありません。大量発生してしまうとヤモリの糞による衛生被害の可能性も考えられます。ヤモリは役に立つ生物なので駆除するのではなく、ヤモリを家の中から追い出して侵入させない対策しましょう。
ヤモリを家から追い出す2つの方法
ヤモリは害虫を駆除してくれる益獣です。むやみに駆除してしまうのはオススメできません。家の中に侵入してきたヤモリを上手く逃がしてあげましょう。
大声や新聞紙を使う
ヤモリは人に噛みつくなど襲いかかることはなく臆病なので、大声をあげたりすればすぐに逃げてしまいます。近くで音を立てて追い出したり、新聞紙を丸めてヤモリの後方を叩き、外に誘導し追い出しましょう。
虫取り網を使う
手っ取り早いのは虫取り網を使って、ヤモリを捕獲して追い出す方法です。虫取り網は柄が長いのでヤモリに近づくことなく捕獲できたり、天井など手が届かない場所にヤモリがいる時も簡単に捕獲できます。
ヤモリは臆病なので捕獲する時は慎重にしましょう。驚いて家の隅に隠れてしまわないように、そっと捕獲して逃しましょう。
ヤモリを寄せ付けない4つの対策方法
ヤモリを駆除するのではなく、家に寄せ付けない対策しましょう。
害虫を駆除する
エサとなる害虫を駆除すれば家の中にヤモリのエサがなくなるので、ヤモリが家の中に住み着くことはありません。関や電灯をLEDにするのも対策の1つといえるでしょう。駆除は専門業者に相談しましょう。
草取りする
家の周りの雑草は放置しないようにしましょう。草むらは害虫が発生しやすいです。草むしりの道具や、何度も生える雑草を対策や草むしりを業者に依頼する料金相場については下記の記事で詳しく紹介しています。
電灯をLEDにする
灯りに集まる虫を食べにヤモリがやってきます。全ての虫ではありませんが、LEDは一般的な電球に比べて虫が寄ってきにくいので、玄関や電灯をLEDにするのも対策の1つといえるでしょう。
照明をLEDにするメリットや料金相場や蛍光灯をLED化する知識については下記の記事で詳しく紹介しています。
侵入経路をふさぐ
ヤモリが家の外にいたとしても、家の中に侵入してこなければ問題ありませんよね。そこでヤモリが家の中に侵入するのを防ぎましょう。
ヤモリはもちろんヤモリのエサとなる害虫は、わずかな隙間から家の中に侵入してきます。家に隙間や穴がないか確認してコーキングで埋めましょう。
- 換気口
- エアコンホースの穴
- 壁のひび割れ
- サッシや網戸の周り
上記のような箇所から、侵入しやすいので確認しましょう。サッシ周りの隙間はコーキングで埋めますが、網戸周りの隙間は隙間テープを貼って埋めましょう。
網戸の破れや穴があれば、網戸の補修材で補修します。コーキング、隙間テープ、網戸の補修材はホームセンターや100均などで売っています。
まとめ
今回はヤモリの寿命や特徴、大量発生を予防する方法を紹介しました。ヤモリは害虫を食べてくれる益獣であり、人に危害を及ぼすこともないのでヤモリを駆除する必要はないといえます。
不快な思いや家の中に大量発生した場合の衛生面を考えると、家の中にヤモリを侵入させたくありません。ヤモリを家に侵入させないためには、ヤモリのエサとなる害虫の侵入口を塞ぐことが重要です。
庭や家の中の害虫を駆除することも重要です。家の中の害虫を駆除すれば家の中にヤモリのエサはなくなり、ヤモリが家の中に住み着くことはありません。効果的に害虫駆除したいのなら、業者に依頼することを検討してみましょう。
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