ロールスクリーン(ロールカーテン)の選び方から取り付けの注意点を紹介
ロールスクリーンはカーテンのように外からの視線をカットするだけではなく、室内を仕切ることで間取りを変更したかのようにプライベート空間を作れます。そこで今回はロールスクリーンの選び方や、使い方を紹介します。
ロールスクリーンとは?
ロールスクリーンは、カーテンと同じ目隠しの役割があります。ロールスクリーンに取り換えた瞬間から、部屋がワンランク上のオシャレで使いやすい空間を作れます。
ロールスクリーンの種類
ロールスクリーンは3つのタイプがあり、操作方法は以下のようになっています。
- スプリング式・・・下のプルコードを引っ張る
- チェーン式・・・紐を引っ張った分だけ上下する
- 電動式・・・リモコン操作
天井の付近に筒状の巻き取り装置があり、スクリーンの伸び縮みをサポートしています。上からぶら下がっている形式のため、子どもやペットのチェーン巻き込み事故などに注意しなければいけません。
ロールスクリーンの特徴
ロールスクリーンは完全に巻き上げると最小限の面積になります。そのため左右に太い束となるカーテンや、存在感が強いブラインドよりも開放的になるのが特徴です。
天井付近で突っ張れば様々な場所に設置できます。最近の住宅は広い空間の間取りが多く、ロールスクリーンの出番が増えています。窓の目隠しだけでなく部屋の仕切りとしても活躍しています。
ロールスクリーンを活用法
賃貸物件では基本的に壁に穴を開けることはできません。ロールスクリーンなら、自分で部屋の中を見えにくいように仕切りを設置できます。そこでロールスクリーンの活用方法を紹介します。
プライベートを部分的に隠せる
ロールスクリーンは家族や同性の友人でも、他人には見せたくない部分を隠せます。棚に取り付ける場合は色違いにするとオシャレになります。
- オープンラックや本棚のシャッター代わり
- 洗面所の洗濯機スペースの目隠し
- 勝手口やワンルームの入口の目隠し
- 浴室などの小さな窓の目隠し
一人暮らし用の賃貸物件ではマグネットや突っ張り、マジックテープ式を選びましょう。従来のカーテンレールに後付けできるためカーテンに飽きた人にもオススメです。女性や高齢者1人でも簡単に取り付けられます。
仕切りで共同生活が快適になる
ロールスクリーンのオススメの使い方として、家の中の仕切りがあります。窓だけではなく、室内でも任意に視線をシャットアウトできます。
- リビングの中間や片隅の仕切り
- 子ども部屋のパーテーション代わり
- オープンキッチンのドア代わり
どんな物件でも住んでみたら「ここに仕切りがあると便利なのに…」という場面が多々あります。最新の戸建てやファミリー用のマンションは傾向が顕著です。
たとえ家族でもプライベートな空間は欲しいものです。ロールスクリーンというパーテーションより使い勝手がいい設備があれば快適に暮らせます。
ロールスクリーンを選ぶ時のポイント
ロールスクリーンを設置する場所によって違和感のないデザインや、色を選ぶのがポイントです。意外性を求めるのではなく、素直にネット通販などのサンプルの写真を参考にしましょう。
ベランダの窓
採光と換気用の大きな窓は、部屋の中で大きな割合を占めます。淡いパステルといった見飽きない、圧迫感が少ないカラーがオススメです。カーテンと違い無地の方がよく合います。
小窓
遮光性が高い生地で、周囲の壁紙と同じ系統のカラーにしましょう。小窓は面積が小さいためアクセントでビビッドな色を選ぶのもいいでしょう。業者によってはサンプルをもらえるので、試しに合わせてみましょう。
キッチンなどの間仕切り
オフホワイトやダークブラウンといった、落ち着いた基本色がよく似合います。あくまで空間を分けるのが目的のためシンプルに考えましょう。好みだからと強い色を使ってしまうと広げた時に目立って室内の調和が崩れます。
人気のロールスクリーン
ロールスクリーンは、インターネットやホームセンターなどで購入できます。インターネットなら口コミを参考にでき、買いに行く手間も省けるので便利です。しかし、希望する場所をしっかり採寸してから購入しましょう。インターネット通販で人気のロールスクリーンを3選紹介します。
リホーム
通販サイト1位が、リホームの日本製ロールスクリーンです。工場で徹底的な品質管理しており、壊れにくくメーカー保証1年間付いています。テンションバーやカーテンレールビズによって賃貸物件でも取付可能です。小さな子どもの巻き込み事故対策として、チェーンに重みがかかると自動的に外れる安全装置もあります。
【参考】ウッドブラインド・カーテン・家具のRehome(リホーム)
立川機工
楽天ランキングでトップを争っている一角が、立川機工のロールスクリーンです。やはりメイドインジャパンの高品質で、メーカー保証1年間がついてきます。色々なタイプがあるから、希望通りのカラーで彩ることが可能です。コストパフォーマンスが高いのも人気の理由のひとつです。
洗濯機で丸洗いできるため、焼肉などで染み付いた臭いや汚れを洗い流せます。専用のテンションバーで、穴を開けられない場所でもスムーズに設置できるのが特徴です。
ロールスクリーンの注意点
採寸する時の注意点
ロールスクリーンを購入してサイズが合わないと返品や交換といった面倒なことになります。必ずメーカーが指定する採寸方法で測りましょう。「製品幅」はロールを収納する部分を含めた数字で、原則的にこちらで設置の可否を判断します。「生地幅」だけで考えるとスペースが足りなくなるので要注意です。
インターネット注文する時の注意点
インターネット通販でのお買い物に慣れている人は問題ないと思いますが、あまり利用したことのない人は以下の点に注意しましょう。
- 数量や採寸したサイズを正しく選択または入力する
- 商品のオプションは購入前に指定する
インターネット通販では、選択した商品がいったん買い物かごに入ります。買い物かごの状態では、まだ購入の決定ではありません。数量やサイズに間違いがないか、買い物かごの時点でよく確認して最後まで進みましょう。
また、商品オプションは基本的にセット扱いで、購入決定後には変更できないことが多いです。
ロールスクリーンの取付方法がビス止めの場合は、壁に穴が開くので注意しましょう。カーテンレールの場合は専用の金具も必要です。このあたりのオプションが必要かどうか、よく確認して注文して下さい。
取り付ける時の注意点
注文したロールスクリーンが届いたら、パーツと不備の有無を確認しましょう。
あとは設置場所をキレイに掃除した後に、取扱説明書に従って取り付けるだけです。少し高い場所はケガなどに注意しながら脚立を使い、できれば2人以上の作業を推奨します。
まとめ
今回はロールスクリーンの選び方や、使い方を紹介しました。巻き取って省スペースになるロールスクリーンは窓や室内、棚に自由に設置でき家の空間を快適でオシャレにプロデュースできます。初心者や女性でも、自分で取り付けることが可能です。
インターネット通販では丁寧な解説付きの商品がたくさん販売されており、取付オプションをつけても安価です。どうしても自分でできない場合は、街の便利屋さんやちょっとしたリフォームや取り付けに対応してくれる業者に依頼すると取り付けてもらえます。
自宅で過ごす時間が増えている人は、プライベートな空間ができるとストレスの緩和が期待できます。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
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