シャワーヘッドの交換方法！シャワーヘッドを交換できないタイプの見分け方がある？
毎日使っているシャワーヘッドにも交換時期がきます。そこで今回はシャワーヘッドを交換するタイミングや方法を紹介します。
シャワーヘッドを交換するタイミングは？
普段何気に使っているシャワーヘッドの根元からポタポタと水漏れすることがあります。シャワーヘッドの根元から水漏れをする場合、ホースとのつなぎ目のパッキンやシャワーヘッド本体が劣化している可能性があります。
水道水に含まれているミネラルなどが付着して腐食させてしまうことがあります。水道水の成分がシャワーヘッドの穴をふさぎ始めることで水漏れとなり、水アカなどが付着することによっては、さらにシャワーヘッドの劣化が進みやすなります。
水漏れを気にせずにそのまま使い続けて放置してしまうと、お風呂場が乾くことがなく湿気の多い環境になるためカビが発生しやすくなります。また、少量でも水を垂れ流している状態になるので、水道代が高騰してしまうこともあるでしょう。そのためポタポタ程度だとしても、思わぬトラブルを引き起こす可能性があるのです。
シャワーヘッドを交換するタイミングは大きく分けて3つあります。
水やお湯の勢いが弱くなった
シャワーの水やお湯の勢いが弱くなるのは、シャワーヘッドの穴に汚れがたまっているのが原因として考えられます。早い段階で定期的に掃除すればある程度の汚れが落とせますが、シャワーヘッドの中にまで汚れがたまり出すとなかなか落とせなくなります。
そのまま放置して水やお湯の勢いが弱い段階まできてしまうと、シャワーヘッドを交換する必要があります。シャワーの水やお湯の勢いが弱まる症状が出始めたら、シャワーヘッドを交換する時期だと判断しましょう。
シャワーヘッドに破損や水漏れしている
シャワーヘッドの穴以外から水やお湯がでるのは漏れとなる欠けや、ひび割れがあると考えられます。経年劣化によりシャワーヘッドが傷んでいる他に、誤ってシャワーヘッドを落としたり、ぶつけてしまい傷をつけてしまったと考えられます。この場合もシャワーヘッドを交換することを考えましょう。
15年以上使用している
使い始めて15年程度から目詰まりや傷みが出やすくなります。給湯器の交換と同時か、その前後に交換を検討してもいいかもしれません。
自分でシャワーヘッドを交換する方法
シャワーヘッドを交換する道具や方法はとてもシンプルです。
準備物
- 新しいシャワーヘッド
- パッキン
- プライヤー（ペンチ）またはスパナ
- タオル（ウエス）または雑巾
- ゴム手袋
- ブラシ
シャワーヘッドを交換する手順
- 水やお湯が出ないように元栓を閉めてから、シャワーヘッドとホースを繋いでいるジョイント（金具）を工具で外す。
- ジョイント部分の汚れや水気をタオルや雑巾などで拭き取りキレイにする。
- ジョイント部分にパッキンを取り付けてからシャワーヘッドとホースを取り付ける。工具を使ってジョイント部分の金具を締める。
- シャワーヘッドを取り付けた後は、漏れていないか？勢いが弱くないか？確認して完了。
シャワーヘッドの取り扱い説明書を見ながら作業して下さいね。
＞＞【参考】シャワーヘッドを交換したい | 修理 | お客様サポート - TOTO
シャワーヘッドを交換するなら使用感もこだわろう
シャワーヘッドには様々な種類があります。使用感や見た目など、各社がこだわった製品を販売しています。そこで5種類のシャワーヘッドを紹介します。
節水タイプのシャワーヘッド
家族の人数が多く使う水の量が気になる人や、節約のために水道代を少しでもおさえたい人にオススメです。
水量を調節できるタイプのシャワーヘッド
極小0.3mmの250個の散水穴から、流れる極細高速水流により心地よい刺激となめらかな肌触りを体感できます。
塩素除去タイプのシャワーヘッド
塩素除去タイプは、水道水に含まれる塩素を除去してくれます。肌の弱い方や小さなお子様がいたり、ワンちゃんや猫ちゃんのシャワーを自宅でする人には安心です。
ビタミンCタイプのシャワーヘッド
ビタミンCの効果によって、有害物質を99％以上除去してくれるものなどが販売されています。美肌、美髪などが期待できるため特に女性にオススメです。
マッサージタイプのシャワーヘッド
ヘッドマッサージに行かなくても、自宅で頭皮マッサージを受けているような感覚になれる製品です。洗浄力も強く、美容健康意識の高い人に人気です。
節水や美容効果があるおすすめのシャワーヘッドについては下記の記事で詳しく紹介しています。
業者にシャワーヘッド交換を依頼する費用相場
シャワーの水圧が下がったり、ヘッド根元から水漏れをしたりしているけれど時間がなくて交換できない時は業者に依頼できます。業者に依頼すれば時間をかけずに確実に交換できます。
シャワーヘッドには水圧がかかるため、きちんと取り付けられなければ使用中に水漏れや破損する可能性があります。また、故障している場合はヘッドを交換するだけでは解決しないこともあるため、業者に依頼することで安心できます。
地域や交換するシャワー本体によって異なりますが、シャワーヘッドの交換費用は20,000円程度が費用相場になります。自分で交換する場合は作業代が含まれませんが、プライヤーなどの必要工具がなければ購入費用がかかります。
自分で交換して他に不具合が出てしまったらと不安に思う人は業者に依頼しましょう。何らかの故障による水漏れの場合は、シャワーヘッドを交換するだけでは解決できません。水漏れの症状を悪化させる可能でもあるため、不安な人は業者に依頼することをオススメします。
まとめ
今回はシャワーヘッドを交換するタイミングや方法を紹介しました。水やお湯の勢いが悪いと使いづらく、水漏れが発生している場合は迅速な対応が必要になります。
シャワーヘッドの交換は自分でできますが、どうしても自分でできない場合は業者に依頼するのもひとつの方法です。水漏れに対応できる業者や便利屋など、さまざまな業者が対応してくれます。また、お風呂リフォームを検討中の人はリフォーム会社と相談してあなたの希望にあったシャワーヘッドを選ぶといいですね。
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