
網戸に穴が開いてしまったり、たるんでしまったりして困っていませんか?
網戸は消耗品と同じなので、定期的に交換が必要になります。
網戸の補修や張り替えは、基本的には自分でできます。
特に網戸にあいた小さな穴は、市販のパッチでふさぐだけですみます。
大きな穴やたるみは網戸の張り替えが必要ですが、コツを掴めば素人でも可能です。
そこで今回は、自分で網戸を補修する方法や、網戸を張り替える方法について紹介します。
【網戸の補修】網戸は定期的に補修や交換が必要です!

網戸を定期的に交換しているお宅は、少ないかもしれませんね?
しかし、網戸はあまり頑丈なものではありません。
固い物やとがったものがぶつかったり、お子様やペットが体当たりすることもありますよね?
その衝撃で簡単に穴が開いたり、たるんだりしてしまうものです。
筆者の自宅でも、昔はしょっちゅう子供が体当たりし、その都度ピンピンに張っていたはずの網戸が見るも無残にたるんでしまいました。
最近はしなくなりましたが、愛犬が前足で網戸をガリガリと引っかき、大きな穴が開いてしまいその都度補修していました(泣)
最近は大型の台風が何度もあって、その影響でベランダの物が網戸に当たったり、細かい木の枝などが刺さったご自宅もあるようです。
あなたのご自宅でも、そのような経験はありませんか?
こうした衝撃による破損の他に、網戸の素材自体が劣化し、ちょっと手で押しただけで簡単に破れてしまうこともよくあります。
このように、網戸が傷むのにはさまざまな原因が考えられます。
【網戸の補修】網戸に開いた穴を自分で補修できるグッズ

網戸に1cm程度の小さな穴が開いてしまった場合は、1枚丸ごと張り替えるのではなく、補修パッチやテープを貼るだけで簡単に穴をふさげます。
最近は手軽に張り付けられるリーズナブルな製品から、糊を使っていない見た目にも不自然さが残らない製品まで、いろんなタイプの補修パッチが市販されています。
【網戸の補修】見た目にこだわらない網戸の補修グッズを知ろう!
とにかく穴さえ塞がればよいのであれば、100円ショップなどで販売されている補修パッチがコストパフォーマンスに優れています。
【網戸の補修】見た目もキレイに補修するグッズを知ろう!
なるべく補修しているように見えない仕上がりを期待するのであれば、糊を使っていないタイプの補修パッチがオススメです。
価格は少々高くなりますが、網の繊維自体になじむように仕上げることが可能です。
ツギハギ感があまり気にならないのが特徴です。
どちらを使っても1,000円以内の費用で、自分で補修ができます。
小さな穴程度であれば、自分で手軽に直してしまうのがオススメです。
【網戸の補修】補修できない網戸は自分で張り替えよう!

網戸が補修では難しいくらい大きな穴が開いてしまったり、大きくたるんでしまっている場合は、網戸の張り替えが必要です。
難しそうに思えますが、網戸の張り替えは業者に依頼しなくても基本的には自分でできますよ。
用意するもの
- 必須
- 張り替え用の網
- ゴムパッキン(ゴムの劣化が激しい場合)
- ゴムパッキン用のローラー
- よく切れるカッター
- キリ
- プラスドライバー
- ブラシ
- はさみ
- 仮止めテープ
補修できない網戸をストッパーを緩めて外す
アルミサッシの上下に付いているストッパーをプラスドライバーで緩めて、レールから網戸本体を外す。
キリを使って古い網戸のネット(網)を丁寧に剥がす
ゴムパッキンの継ぎ目を探し、そこに先のとがったキリ等を押し込みゴムパッキンが切れないように丁寧に外す。(ゴムパッキンを再利用する場合)ゴムパッキンが剥がれたら、古い網を剥がす。
ブラシやキリやカッターを使いサッシに残った網のカスを取る
ブラシやキリやカッターなどを使い、アルミサッシに残った網のカスを丁寧にかき出す。このひと手間が、新たにゴムパッキンを押し込むときの仕上がりの違いがでます。
新しい網を伸ばしてサッシい当てて仮止めする
新しい網をアルミサッシに当て、縦方向に伸ばす。少し余長を残した状態でハサミでカットし、テープなどで仮止めする。このとき網がたるまないように、ピンピンに張るのがポイントです。
ゴムパッキンをアルミサッシに縦から押し込む
ゴムパッキンをアルミサッシの縦から横へ埋めていく。縦方向の角にスタート位置を決めゴムパッキン用のローラーで溝にゴムパッキンをグイグイと押し込み、アルミサッシの周りをぐるりと1周するようにはめ込んでいく。
まずはスタートする辺に押し込み終わったら、向かい側の辺を力いっぱい引っ張るのがキレイに仕上げるコツです。網のラインがまっすぐになっているかどうか確認し、ゴムパッキンを少しずつ力を入れながら、伸ばすように押し込む。
よく切れるカッターを使ってはみ出した網をカットする
ゴムパッキンからはみ出した余分な網を、よく切れるカッターで切り取る。ゴムパッキンとアルミサッシの隙間にカッターの刃を滑り込ませ、刃の部分をアルミサッシ側に当てるるのがポイントです。間違えてゴムパッキン側に刃を立てしまうと、ゴムパッキン自体が切れるので注意する。
網戸をレールにはめ込みストッパーを使い固定する
網戸をレールにはめ、アルミサッシ上下のストッパーを固定する。プラスドライバーで丁度いい位置で締め付けて完了。
【網戸の補修】自分で補修や張り替えができない網戸がある!

これまで紹介した網戸の補修や交換の方法は、一般的によく使われている網戸の場合です。
「ポリプロピレン」または、「ポリエステル」の網を使っています。
片引きまたは、引違いのアルミサッシに組み込まれているもので、大体の網戸の補修や交換は紹介した方法でできます。
しかし、どうしてもご自分で対応できないタイプの網戸があります。
【網戸の補修】ロール網戸、ジャバラ網戸は自分で補修できない!
よく縦滑り窓や引違窓などに使われている網戸です。
網を収納するときに芯棒に巻き付けたり、蛇腹状に折りたたんだりして収納するため、小さな穴に補修パッチを張っても、何度も開け閉めしているうちにはがれてきます。
【網戸の補修】網の素材が特殊な網戸は自分で補修できない!
一部の製品で使われている、衝撃に強い「ステンレス」あるいは、「グラスファイバー」の網を補修するのは非常に困難です。
補修パッチが効かない場合がよくあります。
網自体が非常に固いので、網を張り替えたとしても余長をハサミやカッターでカットするのも難しいです。
力任せにカッターで切ろうとすると、手を切ってしまう危険性があります。
【網戸の補修】網戸の補修を業者に依頼する時のポイント

「網戸の補修、張り替えが面倒くさい…」「自分でキレイに張る自信がない…」「特殊な網戸なので自分では無理…」このような時は、どのような業者に依頼すればいいのか悩みますよね。
筆者の知る限り、このような会社に頼む方が多いようです。
- 町のサッシ屋
- 町の便利屋
- 工務店
特殊な素材を使った網戸や、ロール網戸、ジャバラ網戸などは、町のサッシ屋か工務店に依頼するのがいいでしょう。
特殊な網戸は、サッシメーカーの専用品を使うのが一番いいからです。
町のサッシ屋や工務店は、サッシメーカーの製品を仕入れる業者ならではの独自のルートがあり、そして何より技術力が確かです。
一方で、一般的によく使われているサッシの網戸を張り替える時は、町の便利屋も選択肢に入ってきます。
経験豊富な便利屋なら、サッシ屋と遜色ないキレイな仕上がりに期待が持てます。
一般的にはサッシ屋よりも、費用が若干良心的なのも利点です。
自分で網戸の補修ができないなら業者に依頼しよう!
今回は、自分で網戸を補修する方法や、網戸を張り替える方法について紹介しました。
網戸の補修や張り替えは、特殊な網戸を除き自分でできます。
できるだけ費用をおえたい人は、自分ですることがオススメです。
業者でなければ補修や、張り替えが困難な網戸であったり、どうしてもキレイに仕上げる自信がない場合は、網戸の種類によって依頼先を選びましょう。
インターネット等で、網戸の補修や張り替えの実績が豊富な業者を探し、電話やメールで問い合わせてみて下さい。
信頼できる業者を探すのは、いくつかの業者を比較することも大切です。
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