回線速度が遅いとイライラする!回線速度低下の原因から解決方法まで紹介
インターネットの回線速度とは、1秒間にどれだけのデータを送れるかということです。今回は回線速度低下の原因や、今すぐ試したい解決方法を紹介します。おすすめのスピードチェックサイトも合わせて紹介します。
回線速度とは?
インターネットの回線速度とは、1秒間にどれだけのデータを送れるかということです。1秒間に送れるデータ量が少ないと遅いと感じ、データ量が多いと速いと感じます。
回線速度が遅いと症状があらわれます。
- ページを開くのに時間がかかる
- 画像がスムーズではなくカクカクした動きになる
- ひどい時には切れてしまうこともある
インターネットの回線速度は「bps(ビーピーエス)」という単位で表されます。この数値が小さいと回線速度が遅い、数値が大きいと回線速度が速いということになります。
「bps」は「bit per second」の略で、1秒間に何bit(ビット)のデータを転送できるかを表したものです。
- 1,000bps=1Kbps(キロビーピーエス)
- 1,000Kbps=1Mbps(メガビーピーエス)
- 1000Mbps=1Gbps(ギガビーピーエス)
回線速度には「上り速度」と「下り速度」があり、「上り速度」はアップロードの速度、「下り速度」はダウンロードの速度を表します。
アップロードとはSNSなどで画像や動画、ファイル、テキストなどを自分のパソコンからネット上にあげることです。
ダウンロードとはネット上から画像や動画、ファイル、テキストなどを自分のパソコンにおとすことです。
一般的なインターネットの使い方では「下り速度」が重要ですが、SNSなどで頻繁に「アップロード」する場合は「上り速度」も無視できません。
回線速度の目安は?回線速度はどれくらい必要?
回線速度はどれくらいあれば快適なのでしょうか?
文字だけのテキストであればスピードは求められません。動画の閲覧やゲームするとなると通信するデータ量が多いので、ある程度の回線速度が求められます。
要するに何するのかによって通信するデータ量が異なり、求められる回線速度も異なります。実際に回線速度の目安を紹介します。
下りの回線速度の目安
- メールやLINE…128kbps~1Mbps
- Webサイトの閲覧…1Mbps~10Mbps
- YouTube低画質…0.5Mbps以上
- YouTube高画質…2Mbps
- YouTube最高画質…3.5Mbps
- オンラインゲーム…5Mbps
メールやLINEは128kbpsのスピードで可能ですが、画像や動画などのファイルが添付されている場合はダウンロードするのに時間がかかります。トータルで考えると概ね5Mbpsもあればほとんどのことはできます。
複数台のパソコンやタブレット、スマホをつなぐ場合はつなげる台数分の回線速度が求められます。20Mbps程度あれば複数台のパソコンやタブレット、スマホをつないでも不満はないでしょう。
インターネットを使って発信する機会の多い人にとっては、上りの回線速度も重要になります。上りの回線速度の目安も確認しておきましょう。
上りの回線速度の目安
- メール、チャット通信…1Mbps
- SNS写真投稿、ビデオ通話…3Mbps
- SNS動画投稿…10Mbps
回線速度の測り方はスピードテスト
各通信会社がうたっている回線速度はあくまで理論上の数値です。実際の住い地域やインターネットのプロバイダー、環境、接続機器、パソコン、タブレット、スマホの性能などにより通信会社がうたっている回線速度はでません。
回線速度のスピードテストができるサイトで回線速度が測定できます。
Fast.com
Fastはシンプルでとにかく簡単に回線速度が測れます。
>>【参考】Fast.com
USEN
USENはFlash非対応端末には使えません。<
>>【参考】インターネット回線スピードテスト
speedtest.net
回線速度がでるサーバーが自動で選択されます。そのため、測定結果の品質がよく、正確な結果を得られます。
>>【参考】speedtest.net
Googleの検索画面で「スピードテスト」と入力すると、一番上に「インターネット速度テスト」が表示されます。青い「速度テストを実行」のボタンを押すだけで測定できます。
>>【参考】Googleインターネット速度テスト
スピードテストについては下記の記事で詳しく紹介しています。
回線速度が遅くなる5つの原因
実際に回線速度を測ってみて、思っていたより回線速度が遅かった人も多いかもしれません。そこで回線速度が遅くなる原因を5つ紹介します。
プロバイダーの問題
同じ回線でも、プロバイダーによって速度は異なります。
ネットワークや利用ホームページの混雑
インターネットサーバーが混雑していたり、特定のホームページに多くのユーザが集中してアクセスすると回線速度が遅くなります。
接続機器の種類や設定
LANポートやケーブル、Wi-Fiルーターなどの種類や設定が最適ではない場合は、十分な性能が発揮できません。その結果、回線速度が遅くなります。
パソコンの性能
OSが古く高速回線向けではない場合や、更新プログラムがたまっていたり、メモリーや処理速度が足りないなども回線速度が遅くなる原因になります。
ウイルスや常駐ソフト
ウイルスによる不正プログラムの大量データ送受信や、常駐ソフトの起動による処理速度低下なども回線速度低下の原因として考えられます。
回線速度が遅い時の5つの解決方法
回線速度が遅くなる原因を踏まえて、5つの解決方法を試してみましょう。
回線が混雑している時間帯を避ける
アクセスが集中すると回線速度が遅くなるため時間帯を変えてみたり、他のホームページを開いてみるなど試しましょう。いつでも、どこのホームページでも遅いとなると他の原因が考えられます。
また、集合住宅などで同じWi-Fiを利用している場合は、集合住宅内で多くの人が同時にWi-Fiにつなぐと回線速度が低下します。まずは、時間をずらしてみましょう。
パソコンやスマホのスペック問題を解決する
CPUの処理速度やメモリー、ハードディスクのアクセススピードなど、パソコンやスマホの性能によっても回線速度に違いがでることがあります。メモリーの増設や、パソコンやスマホの買い替えにより解決できる場合もあります。
OSが古い場合も最新OSと比較して回線速度が遅いことがあるため、最新のOSに更新することも重要です。
さらに、常駐ソフトや使っていないプログラムが速度を落としていることもあります。セキュリティソフトなど、常に起動させておく必要があるもの以外は終了させておきましょう。
セキュリティソフトでウイルス対策する
ウイルスによる不正プログラムの大量データ送受信を防ぐには、セキュリティソフトでウイルス対策しなければなりません。信頼性が高いセキュリティソフトを使いましょう。
パソコンの性能やOSに合ったセキュリティソフトを選ばないとセキュリティソフト自体が重く、回線速度が遅くなってしまうこともあります。パソコンの性能や、OSに合ったセキュリティソフトを選んでくださいね。
Wi-Fiルーターなどの接続機器を確認する
Wi-FiルーターやLANケーブルなど、ネットワークに接続する機器の規格が古いと回線速度が上がらないことがあります。まず試して欲しいのがWi-Fiルーターの再起動です。Wi-Fiルーターの電源を切り、LANケーブルを抜いてしばらく待ちます。その後、LANケーブルを繋ぎWi-Fiルーターの電源を入れます。
それでも解決しない場合はWi-FiルーターやLANケーブルの規格を確認し、必要があれば交換しましょう。Wi-FiルーターはIEEE802.11n、LANケーブルはCat5(カテゴリー5)なら大丈夫です。
プロバイダーのプラン変更や乗り換えを検討する
他の原因が考えられない場合はプロバイダーのプラン変更や、乗り換えも視野に入れましょう。プロバイダーによっては回線速度ごとにプランを用意していることもあるので、プランの見直しが必要な場合があります。
そもそもプロバイダーによる速度の違いもあるため、プロバイダーの乗り換えも検討してもいいかもしれませんね。
まとめ
今回は回線速度が遅くなる原因や、回線速度が遅い時の解決方法について紹介しました。回線速度の計測は簡単なので、まずはスピードテストしてみて下さいね。
パソコンについての知識があまりないと回線速度が遅い原因が自分で特定できなかったり、改善されないことも多々あります。そんな時は業者に依頼するのが手っ取り早いかもしれません。
パソコンやインターネット設定の専門業者も多くありますので、一度相談してみてはいかがでしょうか?
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