網戸の目隠しは100均一でも購入できる!低コストで網戸を目隠しすると生活に役立つ
網戸に目隠しを取り付けると、人目や虫の侵入を気にせず換気できます。そこで今回は網戸を目隠しするメリットや購入する時のポイント、使用時の注意点を紹介します。
網戸の役割と上手に換気する方法
住宅の窓に網戸がついている理由は換気のためです。そこで網戸の役割について紹介します。
網戸は部屋に空気の入口と出口を作る
部屋の空気は気温差によって生じる対流で入れ替わります。上に暖かい空気が集まる一方で、下には冷たい空気がたまるため風で換気します。
密室のままでは空気が動かず、さながら渋滞した高速道路で立ち往生する車のような状態になります。新しく取り入れるための入口と、部屋の空気が逃げるための出口を作ってあげつ必要があります。窓を開けて網戸にしただけで、合理的に空気を入れ替えられます。
網戸は害虫の侵入を防ぎながら換気できる
網戸の最大のメリットは外にいる害虫の侵入を防ぎながら換気できることです。安心して窓を全開にできるので存分に風を通せます。
しかし、コスト重視で作られている団地や住宅では網戸がない場合もあります。サッシに溝がない時は丸ごと取り換えるため、引越しや購入時には注意しましょう。換気は水回りを早く乾燥させることから、カビの防止にもなります。
上手に換気するならは朝一と正午にする
1日のスタートに網戸にして換気すると、日光を浴びながら新鮮な空気を取り入れられます。生活リズムを整えるのに有効でたった数分でも大きな効果です。
正午ごろは湿度が低く、外の気温が高いので換気のタイミングです。仕事で不在の人は難しいですが、休みの日など自宅にいる時は意識して窓を開けましょう。朝一に換気しても空気はだんだん濁ってくるので、定期的に換気することが大切です。
網戸に目隠しを取り付ける3つのメリット
網戸で換気する時に気になるのが、外からの視線です。これを解決してくれるのが網戸に取り付ける目隠しです。網戸の目隠しは高いブラインド効果などメリットがあります。
外から覗かれないので気にならない
網戸用の目隠しはインテリアのような模様です。外からの視線が物理的になくなるので、窓を開けっぱなしにして過ごせます。
部屋のカーテンは薄い生地でも通気性が低くなってしまいますが、網戸の目隠しを取り付けると通気性を気にせず換気できます。
直射日光を遮るので紫外線対策になる
網戸は虫を防ぐための設備で直射日光は防げません。部屋に差し込む日光は長期的に深刻な影響をもたらします。網戸の目隠しを取り付けると紫外線対策になり壁紙や家具、家電の日焼けから守ります。簡単に取り付けられる網戸の目隠しで、劣化を防げるのは一石二鳥です。
網戸に貼り付けておくだけの目隠しなら、目立たずに天候による出し入れも不要で管理の手間がかかりません。
蚊も入れない構造で虫の侵入を防げる
網戸と目隠しの組み合わせは、小さな隙間から侵入する虫に効果抜群です。蚊の1匹も通さないので、虫が苦手な方でも安心して暮らせます。
網戸の一部が破れている場合は、すぐに修理する必要があります。どれだけ小さな穴でも虫が入ってくると、そこから穴が広がります。ヒアリやセアカゴケグモのように、危険な虫が増えてきたので完璧な網戸が欠かせません。網戸の虫除け対策については下記の記事で詳しく紹介しています。
網戸を目隠しするオススメの商品を紹介
網戸を目隠ししたいといニーズは大きく、各社が工夫を凝らした商品を販売しています。インターネットでも気軽に購入できます。
コストで選ぶなら100円ショップ
メッシュタイプのカッティングシートを購入して、網戸の大きさに合わせてカットして使用します。網戸の汚れをしっかりと拭き取ってから、カットしたカッティングシートを貼るだけです。
また、100円ショップでも夏になると「すだれ」が販売されます。面格子がついている窓でも、紐で面格子とすだれをくくりつけると使用できます。カッティングシートよりも、日光対策になるのでお部屋の中の温度を下げてくれます。
効果がプラスされた商品
インターネットで販売されている網戸の目隠しは、各社さまざまな効果をプラスしています。
- 好きな柄を選べる
- 取り付け簡単
- 遮光率は約80%以上
- 花粉などの有害物質の対策
- 面格子がある小さな窓用
自分のニーズに合う商品を探してみましょう。
網戸の目隠しを使用する時の3つの注意点
網戸に目隠しを貼ると、人目を気にせず換気できますが注意点もあります。安全な国に暮らす私たちですが残念ながら日本の治安は悪化する一方で、住居侵入による窃盗の被害が増えています。
居抜きという在宅時の空き巣が増加している
留守に侵入する「空き巣」や、人がいる住宅でこっそりと盗む「居抜き」があります。居抜きは開けっぱなしの窓を狙っており、換気中の網戸はまさに理想的な侵入口です。
目隠しで網戸をカスタマイズしても防犯対策にはなりません。室内が見えないぐらいで中止するとは限らず、物理的に入れない状態にすることが重要です。換気用の小窓からも入ってくるので、きちんと施錠することをオススメします。
2階以上でも網戸だけで放置するのは危険です
比較的安全な2階以上の住宅でも、足場を伝って登ってくる手口で被害に遭っています。網戸は簡単に破れるため、侵入した犯人と鉢合わせする恐れがあります。
いくら目隠しをつけているとはいえ、網戸の状態にしたままの仮眠も危険な行為です。寝ている間に居抜きで合うと、最悪のパターンになってしまいます。
真夏は網戸で換気するだけでは対応できない
日本の真夏は40℃を超えており、網戸で換気するレベルでは対応しきれません。窓を閉めてきちんと冷房をつけましょう。昭和のように簾などの目隠しで日光を防ぎ、網戸で換気していては命の危険があります。
体温の上昇で熱中症になると意識の消失、後遺症すらめずらしくありません。身体が弱い幼児や高齢者は、費用を惜しまずに体温調節に努めましょう。
換気を効率よくするための3つのポイント
網戸の目隠しとは別に、住宅に備わっている換気の機能を活かしましょう。近年では24時間換気システムが備わっており、環境が大きく変わっています。
24時間換気システムを有効に活用する
化学物質をきちんと排出するために「24時間換気システム」が実装されました。2003年から法律で義務化されたので、それ以降に建てられた住宅には必ずついています。
新しい空気を取り入れる給気口と、古い空気を追い出す排気口があります。フィルターが入っているため、定期的にメンテナンスすると換気効率がアップします。風呂場の24時間換気システムては、原則的に稼働させたままで生活するのがオススメです。
サーキュレーターを併用して使用する
小型の扇風機のようなサーキュレーターは、室内を換気するための装置です。強制的に強い風を発生させるので短時間で空気を移動できます。
夏場には下の冷たい空気を攪拌して、逆に冬場には上の暖かい空気を混ぜてくれます。換気のみならず、エアコンとを併用するのもオススメです。風の流れに逆らわない場所に置くと効果的です。
空気清浄機を併用して使うとキレイになる
室内用の空気清浄機は空気をキレイにする家電です。内部の専用フィルターが小さなホコリや花粉を吸い取ってくれます。
乾燥しやすい冬場には加湿器で一定の湿度を保つことは、健康や美容のためにもいいです。加湿できる空気清浄機もあるので、1台で家の空気を最適化できます。空気清浄機の使用時には定期的に点検や掃除、フィルターの交換が必要です。
まとめ
今回は網戸を目隠しするメリットや購入する時のポイント、使用時の注意点について紹介しました。網戸に目隠しを貼り付けると、いつでもリラックスしたまま換気できます。
基本的には1シーズンの使い捨てとなるので、過度な期待をせずに試してみて下さい。貼り付けではハサミやカッターを使用するため、説明書を読んで作業しましょう。
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