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室内コンセント増設・電気スイッチの修理(交換)

コンセント移設とは?コンセントを使いやすい場所に移動させる方法や費用相場のまとめ

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家具を置いたらコンセントが隠れてしまったり、家電に届かないため延長コードを使っている人もいると思います。そのお悩みを解決するのが「コンセント移設」です。そこで今回はコンセント移設の方法や、移動させる時の注意点を紹介します。

コンセント移設させる方法

コンセント移設させる方法
コンセント移設させる方法

コンセントは不便な場所から使いやすい場所へ移動させられます。コンセントの位置を上下左右に少しずらす程度の工事は、既存の配線を利用し新しい位置に取り付けるだけですみます。

部屋の反対側に移動させる場合や、遠い場所に移動させる場合は既存の配線から新しい配線を分岐させて伸ばし、移動先の壁を加工してコンセントを設置します。

コンセントには移動式タイプもあります。一台で複数の電源がとれる移動式コンセントは、家のどの場所へも持ち運びが可能です。家族で1つのコンセントを取り合っていませんか?移動式コンセントは移動工事など手間がかからないため、常備しておくと同じ時間に電気製品を使いたい時に便利に使えます。

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賃貸住宅ではコンセントが住宅設備の一部になるため、移設や増設には不動産会社など管理者の許可が必要になります。不便に感じても勝手に移動させてはいけません。壁の工事が必要になることもあり、賃貸住宅でコンセントを移動するのは難しいです。

コンセント移設する3つのメリット

コンセント移設する3つのメリット
コンセント移設する3つのメリット

電気を使える場所が増える

リモートワークなど家で過ごす時間が増えるなか、家族全員が同じ時間帯に電気製品を使わなければいけない時もあります。スマホやゲーム機は充電するコンセントも必要です。家具や寝具の裏側にあって使っていないコンセントを移動させれば、電気を使える場所が増えます。

高齢者や子供の転倒を防ぐ

高齢者や子供がいる家庭は、床に近い位置にコンセントがあると足に電気コードが引っ掛かり転んでしまう場合があります。コンセントを歩いても邪魔にならない位置に移動させれば転倒を防げます。

ペットや子供のいたずらを防ぐ

コンセントが低い位置にあるとペットや子供がいたずらする場合があります。よだれや濡れた手でコンセントを触ると感電してしまいます。電気コードを引っ張り壊してしまうこともあるため、コンセントを手の届かない位置に移動すればいたずらを防げます。

コンセント移設すると使いやすい場所

コンセント移設すると使いやすい場所
コンセント移設すると使いやすい場所

キッチンは料理しやすい高さ

キッチンでミキサーなど調理家電を使う時は、調理台の高さにコンセントがあると便利です。シンクに近い場所にコンセントを移動すると水による漏電の危険があるため、水がかからない位置に移動させましょう。

冷蔵庫やオーブンは常に電源を差したままなため、ホコリをこまめに掃除できる位置に移動させた方が火災の心配が減ります。

ダイニングテーブルの下

家族で使うダイニングテーブルは鍋やホットプレートなどを使う機会が多いです。その都度、延長コードを使っている家庭が多いです。ダイニングテーブルの下や横にコンセントを移動させると使いやすくなります。

ベッドやソファ付近

ベッドやソファの近くにコンセントがあるとスマホやゲーム機の充電器を差す時に便利です。リビングや寝室は家具の配置によってコンセントが隠れてしまうことも多いため、目に入りやすい高い場所に移動させましょう。目に入る位置にコンセントがあると充電したまま放置するのを防げます。

靴箱の上や横

玄関は掃除機をかけたり、インテリアを飾ったり意外に電気を使う場所です。水槽を置いて常に電気を使う時は電気コードが邪魔にならない方が安全です。歩いて足を引っ掛けたりしないように、靴箱の上や横にコンセントを移動させると使いやすくなります。

机の横

オンライン授業やテレワークなど自宅で勉強したり、仕事したりすることが多くなっています。IT機器類は電源コードがあまり長くありません。机の横の壁にコンセントを移動させれば電源コードを差しやすくなります。

家の外壁

家の外壁にコンセントがあると水やりや、イルミネーションなど電飾をしたい場合に都合がいいです。室内のコンセントの位置と反対側の外壁に移動させれば、移動距離が短くてすみます。

コンセント移設する注意点や費用相場

コンセント移設する注意点や費用相場
コンセント移設する注意点や費用相場

移設工事は電気工事士の資格が必要です

コンセントの移動や増設など電気配線の工事は、電気工事士の資格がないとできません。移動させる時は電気規格に合ったケーブルが必要になったり、専用工具が必要になります。「自分でできるかも?」と思っても、安全のため資格をもった専門業者に依頼しましょう。

移設距離によって工事費が変わる

コンセントの移動工事は、移設距離によって工事費が変わります。配線作業10m以内が料金設定の基準になることが多いようです。距離が短いと安価ですみますが、既存の配線から移動先が遠くなると配線を伸ばす費用がかかります。
業者に支払う費用は工事費の他に人件費や、保証費もかかることも忘れないようにしましょう。

コンセント移設工事の費用相場

  • 移動先が近い場合・・・1~2万円程度
  • 移動先が遠い場合・・・2~3万円程度

エアコン用のコンセント移動は高額になりやすい

エアコン用のコンセントを移動させる場合は、分電盤から専用線が必要です。通常の移設工事よりも高額になりやすいため移動を考える時は注意しましょう。

壁紙の張り替え費用も必要になる

コンセントを移動させた後、元の場所をキレイに修復させる必要があります。電気工事とは別料金になることが多いため、壁紙の張り替え費用も予算に入れるようにしましょう。

コンセント移設工事を依頼する業者を選ぶポイント

コンセント移設工事を依頼する業者を選ぶポイント
コンセント移設工事を依頼する業者を選ぶポイント

電気工事士の資格がある業者

コンセントの移動工事は、電気工事士の資格がなければできません。コンセントを移動させると決めたら、依頼する前に電気工事店やリフォーム会社のホームページなどで確認しておくといいでしょう。

見積りの内容を確認する

業者を選ぶ時は見積りの内容が明確になっている業者を選びましょう。要望を細かく伝え、移動工事にかかる費用をはっきりさせておきましょう。

確認すべき見積り内容

  • コンセント移動にかかる基本料金はいくらか?
  • 基本料金内でどこまで作業可能か?
  • 壁紙の補修など追加料金はいくらか?

施工後のアフターサービスが受けられる

コンセントを移動させた後、不具合が起きたらすぐにやり直してくれるか確認しましょう。移設後の無料アフターサービスは必須です。

まとめ

今回はコンセント移設の方法や、移動させる時の注意点を紹介しました。家具の横にコンセントを移動させたい、子供やペットの手の届かない位置にコンセントを移動させたいなどコンセントの位置に関する悩みは移動させることで解決できます。

コンセントを移動させる作業は電気工事士の資格が必要です。コンセントの増設や移動、スイッチの修理など、さまざまな経験をもつプロの業者に依頼しましょう。

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