パソコン（Windows）が起動しない原因から自分でできる対処方法のまとめ
電源を入れてもパソコンが起動しない原因は1つではなくいくつか考えられます。原因を探り自分でできる対処法を試してみましょう。今回はパソコンが起動しない原因と対処方法を紹介します。これでダメなら業者に相談しましょう。
パソコンが起動しない時の3つの症状と原因
パソコンが起動しないといっても症状は1つではなく、大きく分けて3つの症状があります。あなたのパソコンの現在の症状と照らし合わせて、当てはまるものがあるか確認してみて下さい。
電源を入れても動かない
症状
文字通り、電源ボタンを押してもパソコンが動いている様子がない状態です。
原因
電源を入れてパソコンを起動しても動かない原因は、電源部分やファン、ハードディスクのパソコン本体が破損していると考えられます。また、劣化などの故障で動かなくなっている場合があります。
起動しているが画面が真っ暗で変わらない
症状
パソコン本体は起動している状態ですが、画面が真っ暗のままで何も表示されない状態です。
原因
パソコンの表示ディスプレイに傷や破損、劣化などの故障している可能性があります。また、ディスプレイと本体機器との接続配線が断線している場合や、外れて画面が表示されない場合もあります。
画面が青色または黒色で英語が表示されている
症状
パソコン本体が起動している状態で、画面が真っ暗または青色で英語の文字で表示されている状態です。
原因
画面が青色または、黒色で英語が表示されている場合は、パソコンのハードディスクのメモリ、システムファイルが正しく読み込めていないか破損して読めない状態が考えられます。
また、パソコンに接続されている外付けハードディスクなど、周辺機器が正しく起動していない場合もあります。
パソコンが起動しない時の4つの対処方法
パソコンが起動しない症状や、原因によっては専門家に相談したり、最悪の場合パソコン本体や周辺機器を買い替える必要があります。
しかし、まだ諦めるのは早いです！
今すぐ自分でできる対処方法を試してみましょう。
電源コードや配線を確認する
電源コードがきちんと接続されていないことで、パソコンが起動しない場合もあります。しっかりと接続されているかどうか、確認してみましょう。
また、パソコン内部に電気が蓄積されてパソコンに負荷がかかって、パソコンが起動しないことがあります。電源コードや接続配線を一度外して、パソコン内にたまった電気を放電させることで解決することもあります。
パソコンを強制終了する
パソコンを起動している途中で動かなくなった場合は、パソコンの電源ボタンを長押しして強制終了してみましょう。しばらく待って、再び電源を入れてみると復活することもあります。
Windowsを通常起動する
エラーメッセージが表示され「Windowsを開始できませんでした」といわれる場合があります。
- スタートアップ修復の起動（推薦）
- Windowsを通常起動する
どちらかを選択しますが、まずスタートアップ修復の起動から試してみて下さい。それでダメならWindowsを通常起動を試してみましょう。
初期化する
パソコンの電源は入るのにWindowsが起動しないで、青い画面のままの時はパソコンを再起動させてみましょう。電源コードや周辺機器などを全て外して再起動してみましょう。それでもWindowsが起動しない場合は自動補修のオプションを試したり、パソコンを初期状態に戻すという対処方法もあります。
自動修復のトラブルシューティングにある「PCを初期状態に戻す」を選択すると、パソコンを初期状態に戻せます。これを実行するとパソコンが初期化されて、保存しているデータ等が全て消えてしまうため本当に最終手段となります。
パソコンが起動しなくなるトラブルに備えよう
パソコンは大変デリケートな機械です。ついさっきまで、つい昨日まで使えていたのに、突然起動しなくなったりフリーズしたりします。パソコンを再起動したり強制終了、電源を抜き差しすると解決することもあります。
しかし、何をやっても復活せず、初期化せざるをえなくなることも想定しておきましょう。
また、誤ってデータを消去してしまうこともありますよね？そんな時に備えて、日頃からバックアップをとることを習慣づけましょう。
長時間かけて頑張って作った資料、思い出の写真、動画、大切なデータを失うとショックではすまされません…（泣）少し面倒でも、こまめにバックアップをとりましょう。
パソコン内だけでなく、外付け用ハードディスクやUSBに保存しているデータも同様です。
パソコンがウイルスに感染しないように注意する
パソコンを使用する上で、便利なソフトやアプリがたくさんあります。有料のものもありますが、今では無料で使えるソフト（フリーソフト）やアプリが作られてネット上に出回っています。
この無料ソフト（フリーソフト）は、とても便利で有難いのですが、落とし穴もあります。それは「ウイルス」です。
「ウイルス」には様々な種類がありますが、悪質なモノになるとパソコンの全データが消されたり、乗っ取られて大切なデータを盗まれたりして悪用されることがあります。
パソコンがおかしくなる原因の1つでもあるため、無料だからと何でもかんでも無闇にダウンロードしないように気を付けましょう。もちろん中には本当に便利なのに無料のソフトや、アプリも存在するので、きちんと確認してから使用することが大切です。
ウイルスは普段何気なく使用している「メール」に添付されることがよくあります。知らないところからのメールが来て、添付ファイルやURLが載っているので開いて見ると、突然パソコンが乗っ取られてパソコンに保存しているデータを盗まれるという被害をよく聞きます。
そのような被害に合わないように知らないメールアドレスや、添付ファイルなどは無闇に開かないのが鉄則です。
まとめ
今回はパソコンが起動しない原因や、自分で対処する方法について紹介しました。パソコンが起動しないと、泣きたくなるほど焦る時があります。まずは自分でできる限りのことを試してみましょう。
それでもどうしてもダメな時は諦めたくなりますが、まだ方法はあります。パソコンのプロに相談することです。
パソコンのことは全然わからないし、自分でできることをやってみたいけど逆に壊しそうで不安という人は早い段階でプロに相談してみるといいですよね。大切なデータが消えたり、本当にパソコンが壊れてしまうと大変なのでプロに助けてもらいましょう。
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