スピードテストとは?インターネット回線の通信速度を計測するための試験
スピードテストとは、インターネット回線の通信速度を計測するための試験の一ひとつです。「スピードテストすることで、状況が確認できるのでオススメです。今回はスピードテストや、インターネットの速度を改善する方法を紹介します。
スピードテストとは?
スピードテストとは、インターネット回線の通信速度を計測するための試験の一種です。
ネットワークにおいてデータを転送する速度であるスループットの尺度には、bps(ビット/秒)という単位が用いられています。回線提供事業者はネットワークが維持できる最大量のスループット、理論上の最適な条件のものを宣伝しています。
こうした最大値がコンピュータなどの機器が処理できる速度を上回っていれば、回線の転送容量等の要因により処理できる速度に制限されます。そのため期待値通りの動きをしてくれないことがあります。
こうした実行速度を計測できるウェブサイトや、端末にインストールして利用するソフトウェア/アプリケーションが数多く存在します。
スピードテストはパソコン、スマートフォン、タブレット等でメールや通知等を受け取る「下り」の通信速度を測定します。
一部のスピードテストのサービスでは下りの速度だけではなく、あなたの端末からメールやメッセージを送信する時の「上り」の通信速度を測定できるものもあります。データを受け取るだけではなく、送る側の通信速度も測定できるのでオススメです。
オススメの3つのスピードテスト
2020年1月現在でオススメのスピードテストを3つ紹介します。インターネットで検索するとすぐに出て、無料で使えるのでぜひ試してみて下さい。
インターネット回線の速度テスト「Fast.com」
Fastは余計な操作しなくてもサイトにアクセスした瞬間から、あなたのメディアの下り速度が画面に表示されます。
>>【参考】インターネット回線の速度テスト | Fast.com
BNRスピードテスト回線速度/通信速度測定
下りだけではなく上りの速度を測定することが可能です。
大手携帯キャリアのスピードテストサイト
各社で画面は違いますが、それぞれのキャリアを使っている人に便利な機能があります。単なるスピードテストだけではなく、最寄りのwi-fiスポットやエリアごとの通信サービス提供についてわかりやすい解説が付いています。
>>【参考】ドコモスピードテストアプリ
>>【参考】SoftBank 光 スピードアップのチェックポイント!
>>【参考】スピードチェック(通信速度測定)
インターネットの速度測定については下記の記事で詳しく紹介しています。
スピードテストの結果を見て状態確認しよう
スピードテストの結果、自宅のインターネットの通信速度が速いかどうかは以下の4つからわかります。
- 下り速度が速い
- 上り速度が速い
- レイテンシが低い
- ジッターが低い
この中から1つでも十分な値が出ないと、インターネットの速度が遅いということになります。
インターネットの速度をあげるための対策が必要になりますが、まずはデバイス(機器)の状態から確認しましょう。
モデムやルーターの置き方
どこのご家庭や事業所でもモデムや、ルーターは目立たない場所に隠すように設置します。そのため熱やホコリがたまり、通信速度が落ちることがあります。モデムやルーターはなるべく熱のこもらない場所に置き、ホコリも取り除きましょう。
常駐ソフトや隠れアプリケーション
バックグラウンドで立ち上がっている常駐ソフトや、隠れアプリケーションの影響も考えられます。
これらのソフトを無効化やアンインストールして、パソコンHDDのディスククリーンアップやデフラグしてサクサク動いてくれる環境を作りましょう。
速度を上げるには回線の乗り換えが1番!?
スピードテストや周辺機器の環境を改善してもインターネットの速度が上がらない場合は、自分が使っている回線の種類と特徴を知って、乗り換え等を検討するのがオススメです。
インターネット回線は大きく分けて3種類あります。
ADSL
1990年頃からサービスの提供が始まり、現在のインターネット通信網の礎を築いた通信方式です。2006年には日本国内で1,400万件の利用者数を誇っていました。
以後減少に転じ、最大手のNTTグループでは2016年に新規ADSL回線の申込受付を終了し、2023年までにはすべてのADSL通信網サービス提供を終了する見通しです。
PPPoE
ADSLの衰退と入れ替わるように急速にサービス件数とエリアを拡大してきたのが光回線です。光回線の特徴は何といってもその大容量と通信速度の速さです。単純にADSLと光回線の下り速度の数値を比べると、通信速度はなんと40倍です。
光回線の普及により、動画配信サービスや各種SNSの普及が進んできたと言っても過言ではありません。
一般的に広く知られている「フレッツ光」と言う回線とD社、A社、S社などの大手携帯キャリアや、最近の通信会社が使用する回線のインターネット回線の接続方式には大きな違いがあります。フレッツ光は「PPPoE接続」という接続方式で、業界では一昔前の接続方式と言われています。
IPoE
最近主流となってきている「IPoE」という接続方式は、PPPoE方式の3~5倍の通信速度であると言われています。携帯大手キャリア3社や新興のインターネット通信会社が幅広く採用している通信方式です。
インターネットの速度を速くするために、現在契約しているインターネット回線を他社に乗り換えるという方が増えています。フレッツ光に代表されるPPPoE方式の通信方式の回線から、IPoEの通信方式の回線に契約を切り替える方が大変多いようです。
インターネットが遅いというイライラを解消できるだけでなく、中には携帯電話の大手キャリアの回線に乗り換えて料金を節約している人もいます。回線速度、インターネット速度、ソフトバンク光については下記の記事で詳しく紹介しています。
インターネット回線を乗り換える時の注意点
インターネット回線を乗り換える時は2つのことに注意しましょう。現在契約している会社に確認してみて下さい。
契約期間満了前の解約は違約金が発生する
現在の契約を他社に乗り換える場合に気を付けなければならないのが、契約を切り替えることにより発生する違約金です。契約期間満了前に現在のインターネット回線を解約すると、ほぼ例外なく違約金が発生します。
供給会社により違約金の金額設定はまちまちですが、契約の残存期間が長ければ長いほど違約金の額は高額になります。
機器代が発生する場合がある
現在のインターネット回線を契約する時に工事業者がセットしたモデムや、ルーター等も返却しなければならない場合があります。紛失や破損した場合も、高額な機器代を請求される可能性があります。
まとめ
今回はスピードテストや、インターネットの速度を改善する方法を紹介しました。インターネットが遅くて困っている人は、無料ですぐに利用できるスピードテストしてみましょう。
また、周辺機器やパソコンの設定状況を確認、改善してみるのもひとつです。それでもダメなら、インターネット回線の乗り換えを検討しましょう。
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