仏壇を移動させるときに供養は必要?不要?知っておきたい礼儀作法

仏壇の移動に伴い、供養が必要か不要かは「家の外」に仏壇を出すかどうかで決まります。家の中で、置く場所を変えるだけなら供養の必要はありません。今回は、仏壇の移動に関する礼儀や運ぶ方法などをご紹介します。正しい知識を身につけて仏壇を大切に扱いましょう。

更新日:2018/09/28
 
仏壇を移動させるときに供養は必要?不要?知っておきたい礼儀作法

大切な仏壇を移動させる必要がある時、どのようにすればいいか分からず困りますよね。気軽に移動させては罰が当たりそうな気がします…。

供養は必要?
移動させるタイミングも自由でいいの?
移動の方法は?
とわからないことが多いのではないでしょうか。

大丈夫です!知らないのはあなただけではありません。
ほっとクンと一緒に、勉強しましょう!

  • ほっとくん
    ほっとくん

    はじめまして。プロの技で、あなたを笑顔に!を本気で目指しているほっとクンと申します! 今回は仏壇の移動に伴って、供養のことや移動方法がわからずに困っている人の助けになりたいと思っています!

今回は、仏壇を移動させるときに必要な知識、移動方法についてご紹介します。正しい知識を身につけて、ご先祖さまに恥ずかしくない暮らしのヒントにして下さいね。

どんな時に仏壇の移動が必要?

どんな時に仏壇の移動が必要?
  • こまるちゃん
    こまる

    仏壇を置く部屋を変えたいんだけど、移動してもいい?


  • ほっとくん

    もちろん。相続や引っ越し以外にも、仏壇の移動って必要になるものだよ。

相続以外にも仏壇の移動が必要になるシーンがでてきます。具体的に、どんな場面で仏壇の移動が必要になるのか頭にいれておきましょう。

引っ越し

現在住んでいる場所から新しい場所に引っ越すとき、当然ですが仏壇も一緒に移動が必要になります。

相続時に実家の仏壇を自分の家へ移動させる場合や、賃貸に住んでいる人が新築や分譲の家を購入した場合なども仏壇の移動を行います。

部屋のリフォーム

仏壇を置いている部屋をリフォームする際は、仏壇を他の部屋に移動させておきましょう。

移動した先の部屋に今後もずっと置いとくのであれば1回の移動で済みますが、リフォーム後の部屋に仏壇を置きたい場合は、2回移動させることが必要です。

家の建て替え

古くなった家を建て替えをする場合もありますよね。建て替えは家を一度潰してから新しく家を建てるため、工事をしている期間は家財道具や仏壇を他の場所へ移動させておく必要があります。

仮住まいとして他の場所に一時的に引っ越し、家の建て替えが終わると再度荷物を入れるため、仏壇を2回移動させることになります。仏壇の専門業者を利用すれば、家の建て替え中に仏壇を預かってくれるところもあります。

大掃除・片づけ

部屋の大掃除や片づけをする際に仏壇を移動することがあります。仏壇は長年同じ場所にあるため、ゴミやほこりが多数溜まっているため、それらを掃除することも必要です。

片付けや掃除をする以外にも、仏壇の間に物を落としてしまった場合にも仏壇を移動させることがあります。

仏壇の移動で供養が必要?不要?

仏壇の移動で供養が必要?不要?
  • こまるちゃん
    こまる

    仏壇を移動させるなら、供養が必要かなぁ?


  • ほっとくん

    供養が必要かどうかは「家の外に出すかどうか」で決まるよ。

仏壇を移動するにあたり毎回供養が必要かというと、そうではありません。

移動する状況によるので、供養しなかったから雑に扱った!
ということにはならないのでご安心下さい。

供養が必要な場合

  • 引っ越しや家の建て替え
  • 同じ敷地内にある離れへの移動

引越しや家の建て替え

家の外に仏壇を出すことになる為、お坊さんに依頼して閉眼供養(魂抜き)をしてもらうことが必要になります。

また、引っ越し後は開眼供養(魂入れ)を行ってもらいましょう。

同じ敷地内にある離れへの移動

同じ敷地内でも、母屋にある仏壇を離れに移動させる場合は供養が必要です。

敷地や建物が同じ人の所有物であっても、仏壇を外に出すことになるため引っ越しと同じ扱いになります。

供養が不要な場合

  • 家の中で仏壇を置く部屋を移動させる
  • 同じ部屋内で仏壇を置く場所を移動させる

家の中で部屋を移動

家の外に仏壇は出さず、同じ家の他の部屋へ仏壇を移動させるときは仏壇の供養は不要です。例えば1階から2階や和室からリビングへの移動などが該当します。

ただし、移動する前に線香をあげて拝み、移動後も移動が済んだことをご先祖様に伝えることが大切です。また、ご本尊さまや位牌を運ぶ際は白い布で包むことがマナーです。

同じ部屋内で仏壇を置く場所を移動させる

同じ部屋内で仏壇を移動させるときも供養は不要です。その際も移動する前に線香をあげて拝み、移動後も移動が済んだことをご先祖様に伝えましょう。

仏壇を置く部屋を移動するとのは違い、この場合はご本尊さまや位牌を運ぶ際の白い布は不要となっています。

  • ほっとくん
    ほっとくん

    つまり、家から仏壇を出さない場合は、供養が不要だということが分かったね。

仏壇を移動させる際に知っておきたい礼儀作法

仏壇を移動させる際に知っておきたい礼儀作法
  • こまるちゃん
    こまる

    仏壇を移動させる時の礼儀作法を教えて~


  • ほっとくん

    知っておきたい3つの礼儀作法を教えるね。

仏壇を移動するとき、供養が必要かどうかだけではなく、知っておきたい礼儀作法があります。難しいことではないですし、3つだけなので覚えやすいですよ。

一番いい日取りは大安

仏壇を移動するにあたり、年配者の方など六曜を気にする方も多いですよね。

身内の中にそういう方がいる場合は、大安の日に仏壇の移動をしましょう。大安の日は仏壇の移動に限らず、新居への引っ越しにもいいとされています。

仏滅は、仏壇の移動にあまりふさわしくないといわれています。
しかし、仏滅は引っ越し料金が安くなっているので、六曜をあまり気にされない方は仏壇の移動日に仏滅を選ぶのも良いですね。

ご本尊と位牌は自分で運ぶ

引越しなどで仏壇の移動を業者に頼む際は、荷物は段ボールに詰めますよね。その際に、ご本尊と位牌はダンボールに入れずに自分の手で運ぶことが必要です。

仏壇を移動させる前に魂抜きをしますが、再び魂入れをする大切な仏具のため大切に扱いましょう。

仏壇は横にせずに運ぶ

仏壇を移動する際は横にせず、立てたままで運ぶことが必要です。引越しの際にトラックに乗せるときも横にせず、立てたまま安定するように固定しましょう。

プロの引っ越し業者なら大切に扱ってくれると思いますが、業者によって扱いが雑だと、とても残念な気持ちになるので、事前に伝えておくといいですね。

仏壇を置くのにふさわしい場所

仏壇を置くのにふさわしい場所
  • こまるちゃん
    こまる

    仏壇を置いたらダメな方角や場所はある?


  • ほっとくん

    基本的に仏壇を置くのは、どの方角や場所でもいいと言われているよ。一般的に良いとされている場所を紹介するね。

そもそも、どこに仏壇を置くのが最適なのか気になりますよね。

基本的に仏壇を置くのはどの方角でもどの場所でもいいとされています。あまり神経質になりすぎる必要はないので、あなたのご自宅の中でここに置きたい。と思える場所に置くので良いでしょう。

ただ、一般的にふさわしいとされる方角や場所も知っておくといいですね。

東面西坐

仏壇を置く方角として、最も良いとされています。東面西坐は仏壇の正面が東側を向き、西側を背にした位置です。

この位置がよいとされている理由は、極楽浄土が西にあるからだといわれています。

南面北座

南面北座に仏壇を置くのがいいともいわれています。仏壇の正面が南側を向き、北側を背にする位置です。

この位置は上位の人が上手に座るという中国の作法からきています。お釈迦様が説法をするときに南側を向いたという言い伝えもあります。

直射日光が当たらず湿気が少ない場所

仏壇を傷めないように直射日光は避け、湿気の少ない場所に置きましょう。

東面西坐も南面北座も直射日光に当たらない場所なので、どちらかの場所に置けば直射日光が当たらないのでベストです

仏壇を移動させる時の手順と方法

仏壇を移動させる時の手順と方法
  • こまるちゃん
    こまる

    実際に移動させる時はどうやって運べばいい?


  • ほっとくん

    自宅の中で置く場所を変えるだけなら自分で出来るけど、無理な時は業者に依頼しよう!

引っ越しの場合

仏壇を移動させる前にお坊さんに魂抜きをしてもらいます。供養を行うのは引っ越しの一週間前から前日までに行うのが一般的です。

先ほど、ご紹介したとおり引っ越し当日、トラックに乗せるときは立てたまま安定してもらいます。

引っ越し先へ到着したら、仏壇は荷受けの際に最初に新居へ入れるべきとされています。引越し業者で知っている方もいると思いますが、念のため確認しましょう。

同じ家で移動

1階から2階、違う部屋など同じ家で仏壇を移動させる場合、大人の男性2~3人いれば移動できます。

移動させる前に幅と高さと奥行きを測り、新しく置く場所にサイズが合うか確認しておくとスムーズです。運ぶ際は、取り外せる装飾品を仏壇内から外して下さいね。

小さい仏壇であれば自分で移動させることが可能ですが、大きい仏壇だと自分で移動させることは困難な場合もあります。

その時は無理をせず、家庭のお困りごとを何でも代行してくれる便利屋や、仏壇専門の業者に移動を依頼するのがおすすめです。

まとめ

仏壇の移動についてご紹介しました。

  • どんな時に仏壇の移動が必要?
  • 仏壇の移動で供養が必要?不要?
  • 仏壇を移動させる際に知っておきたい礼儀作法
  • 仏壇を置くのにふさわしい場所
  • 仏壇を移動させる手順と方法
  • まとめ

仏壇を大切に扱うことが大切とはわかっていても、知らないことも多いですよね。

移動に伴う供養の有無や礼儀作法、仏壇を置くのにふさわしい場所など、あなたが移動する際に必要な情報がお伝えできていれば幸いです。

引っ越し先へ仏壇を運ぶ際は、引っ越し業者に他の家具などと一緒に運んでもらう方がほとんどですよね。

その他の場合、自分で運ぶこともできますが、体力的に厳しかったり、移動させる場所と距離が離れているけどトラックが用意できないという場合も考えられます。そんな時は、仏壇専門の業者や便利屋などを利用しましょう。

中でも仏壇専門の業者を選べば、仏壇のクリーニングなども行っていますし、仏壇に関するプロなので知りたいことを詳しく教えてくれますよ。

どんなサービス内容でいくら料金がかかるのかなど、事前に問い合わせて丁寧に答えてくれる業者を選びましょう。大切な仏壇なので、丁寧に扱ってくれる業者に依頼したいですよね。

仏壇の専門業者を探す時は、ほっとラインを使えば予約前に不安な事を無料で業者に質問ができ、作業予約することが可能です。
まずは、ご自身にあった安心な店舗を探してみてください。

※この記事に含まれる情報はお客様の責任でご利用ください

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