首の辛いコリ改善|首のマッサージのやり方や日常生活で首こりを予防する方法を紹介
スマホやパソコンの画面を見る時間が長い現代人は、つらい首こりを引き起こしやすいものです。朝起きた瞬間から首がこっていて「頭痛がする…」ということもあります。そこで今回は正しい首こりをマッサージする方法や、注意点を紹介します。
首がこるの原因は?
首コリには、大きく分けて5つの原因があります。
重い頭を支えているのが原因
人間の頭は3~4㎏もあります。この重い頭を支えているのは、細い首と首から肩の筋肉です。何もしなくても常に首に負担がかかっており、首を支える首から肩の筋肉はこわばってしまいます。
ここに姿勢の悪さや、運動不足が重なると、更に首の負担が増えてこりが酷くなります。
長時間パソコンやスマホを使用するのが原因
パソコンやスマホを長時間使用すると、同じ姿勢を取り続けます。ついつい近い距離で画面を見るため猫背になり、悪い姿勢で長時間を過ごしてしまいます。その結果、首や肩周辺の筋肉に緊張状態が続いて首こりにつながります。
また、長時間にわたり画面を見ているため目を酷使しています。眼精疲労もまた、首こりや肩こりを引き起こします。
ストレスが原因
首には、自律神経のバランスを調整する部位があります。人はストレスを受けると、筋肉を緊張させる自律神経の働きが活発になるため、首周辺の筋肉が緊張して首こりを起こします。
運動不足が原因
運動不足が続くと、血行不良に陥ります。血流が悪いと筋肉をこわばらせて、新陳代謝も悪くなり首こりがおこります。
温度が原因
寒い場所や冷房の効いた部屋にいると自ずと力が入り、筋肉が緊張します。また、寒さによるストレスも加わり、筋肉の緊張が強まりやすいです。
仕事でも趣味でも、エアコンのよく効いた部屋で長時間パソコンやスマホを使う現代人の生活は、肩こりや首こりを引き起こしやすいです。
首のマッサージは強い力をかけすぎるのは危険
首こりを解消したい一心で、強くマッサージするのは大変危険です。人は脳が体の各部位に指令を出し動いています。脳から様々な部位へ信号を送る全ての神経や、血管が首を通っています。
首には自律神経のバランスを整える部位があります。主に活動的な時に働く交感神経と、就寝時などリラックスしている時に働く副交感神経の2つの神経によってなりたっています。
この2つの神経がバランスをとりあうことで、人が生きるのに必要なあらゆる機能を調節しています人にとって首は重要かつデリケートな部位です。そんな首に直接強い力をかけるマッサージはやめましょう。
正しい首のマッサージのやり方
つらい首こりに効果的なマッサージしましょう。座ったままできる簡単なマッサージなので、オフィスや学校でもできますよ。
優しく10秒押さえるだけ
首のマッサージ手順
- 背筋を伸ばして、右(真横)を向く。
- 左鎖骨の上の真ん中あたりにゴリゴリした部分があるのを確認して、右手の指3本で優しく10秒押さえる。
- 反対側も同様にして2セットする。
耳を30秒揉むだけ
首のマッサージ手順
- 姿勢を正して左右両方の耳たぶを掴む。
- 耳たぶを上、下、横に引っ張ったり、揉んだりまわしたりする。ゆっくり30秒以上続ける。
リンパの流れをよくすることは、首こりの解消にも効果的です。マッサージオイルなどを使って、優しくしてみましょう。1日だけするよりも、できるだけ習慣化すると効果を実感できます。
リンパを流す
リンパを流す手順
- 耳の下から鎖骨まで、両手を使い左右交互に優しくゆっくり10回さする。
- 首の後から鎖骨にかけて、優しくゆっくり10回さすりましょう。左右両方する。
- 肩の先から鎖骨の中央に向かって、鎖骨の上側と下側をそれぞれ10回さする。左右両方する。
- 脇の下に4本の指をあて、ゆっくり息を吐きながら、4本の指で下から軽くつかむように5秒程度かけて優しく押す。
- 腕の外側を手首から脇の下まで、手のひらでゆっくりさする。左右それぞれ1分間する。
マッサージオイルの使い方や、5分でできるリンパマッサージのやり方については下記の記事で詳しく紹介しています。
首こりを和らげる簡単な運動
首こりはマッサージして予防や改善したり、運動して筋肉を緩めることも大切です。長時間同じ姿勢を続け血流が悪くなり、筋肉がこわばってしまうのを防ぎましょう。
首まわりをほぐす運動
長時間パソコンに向かうなど、座ったまま同じ姿勢を取り続けている時には、15分に1回の頻度でするのが理想的です。
首まわりをほぐす手順
- 頭に手を添えて、頭を後ろに反らして30秒程度キープする。
首の運動
首の運動
- 両手で頭をかかえて適度な力を加えて、頭で押し戻して20秒キープする。
- 同じ要領で、前後左右する。
首や肩をリラックスさせる運動
首や肩をリラックスさせる手順
- 腰を伸ばして、首と上半身を真っ直ぐに保つ。
- 首と上半身の力を抜き、腰にストンとのせる。
肩や肩甲骨の運動
肩や肩甲骨の運動
- 背筋を伸ばし、右腕を肩の高さにあげる。
- 首を左に倒して、右腕の手のひらをゆっくり表裏にねじる。
- 20秒程度繰り返す。同じ要領で左側の手のひらも20秒程度ねじる。
日常生活で首こりを予防する方法
日常生活で少し意識することで、首こりを予防できます。
姿勢改善する
首こり、肩こりなどの様々な不調を改善するには、猫背や反り腰にならないことが最も重要です。
最初は難しいですが、日頃から意識することで身につきます。姿勢を改善するだけで、毎月通っていた整体に行く必要がなくなったという人もたくさんいます。
姿勢改善で心掛ける立ち方
- ひざを伸ばす
- 下っ腹に力を入れて骨盤を立てる意識を持つ
- 胸を張る(反り腰にはならないよう注意)
- あごを少し引き、背筋を伸ばす
姿勢改善で心掛ける座り方
- 背もたれにもたれないように心掛ける
- 下っ腹に力を入れて骨盤を立てる
- 前かがみにならず、背筋を伸ばす
- 目線が20~30度下に向くように、いすの高さやパソコンの画面の角度を調節する
運動と入浴で血行促進する
血行促進には、適度な運動とお風呂が有効です。軽いストレッチやウォーキングを取り入れるといいでしょう。ウォーキングする時は、手を振ることを意識しましょう。
お風呂は41℃くらいのお湯に、10分程度浸かりましょう。首の後ろを充分に温めて、お風呂上りには髪を乾かして、首を冷やさないようにしましょう。
睡眠改善する
人生の1/3の時間を占める睡眠は、人間にとって大変重要です。自律神経のバランスを保つためにも、1日8時間の睡眠時間を取れると理想的です。忙しい現代人は難しいので、6~7時間を目標にしてみるといいでしょう。
もし眠れなくても、リラックスして目をつぶり、横になっているだけでも体が休まります。眠れないからといって焦らなくても大丈夫です。
また、枕の高さも重要です。首に負担がかからないよう、自分に合う高さの枕を使いましょう。
まとめ
今回は正しい首こりをマッサージする方法や、注意点を紹介しました。仕事や育児で「首も肩もバキバキ…」体が悲鳴をあげていると、心も疲れがちになります。自分でできる簡単なマッサージや、運動を習慣化させてみて下さい。続けるうちにきっと首が軽くなってきます。
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