鍵を複製する値段は?鍵を複製する時の注意点や管理するポイントも解説
うっかり「鍵を失くしてしまった…」「子供にも合鍵を持たせたい…」という場合があると思います。そこで今回は鍵を複製する料金相場や、鍵を複製する時の注意点について紹介します。
家の鍵の種類は?
家の鍵と一口にいっても、いろんな種類があります。鍵の形で見分けられるので、家の鍵を見てみましょう。
- ディスクシリンダー鍵・・・鍵の両端部分がギザギザした形
- ピンタンブラー錠・・・片側だけがギザギザした形
- ディンプルシリンダー錠・・・表面に小さな丸いくぼみがいくつもある
住宅以外の鍵は、自動車やバイクの鍵があります。キーレスやスマートキー、カードキー、イモビライザー機能のついた鍵などがあります。ディンプルキーや、イモビライザーキーについては下記の記事で詳しく紹介しています。
新鍵
- 最初に作られるオリジナルキー、純正キー、元鍵、本鍵と呼ばれる
- 鍵には鍵メーカーや住宅メーカーの刻印がついている(主なものはMIWA、GOAL、WEST、TOSTEMなど)
- 5桁以上のアルファベットと数字を組み合わせた鍵番号がついている(例:A1234567)
合鍵
- オリジナルキーを元に作られる複製キー、コピーキー、子鍵
- 鍵には複製鍵を作る店舗名の刻印がついている(主なものはFUKI、MISTER MINIT、GTSなど)
- 5桁以下のアルファベットと数字を組み合わせた商品番号がついている(例:A123)
新鍵そのものがなくても、新鍵のメーカー名や、鍵番号から簡単に合鍵を作れます。合鍵から合鍵を作るのは、技術的な面で正確な複製が困難ですが、鍵の取扱いについては十分な注意が必要です
鍵を複製する料金相場
鍵の複製は簡単にできる時代ですが、鍵の種類によっては、専門店やホームセンターでは複製できません。種類別に料金相場を紹介します。
ディスクシリンダー鍵とピンタンブラー鍵の複製
基本的にどこでも容易に複製できるため、鍵の専門店やホームセンターのサービスカウンターで複製できます。どちらの鍵も300円~1,000円程度が料金相場で、所要時間は5分程度です。店によっては身分証明書の提示が必要な場合もあるので、念のため持って行きましょう。
ディンプルシリンダー錠の複製
精密さが求められるため、複製するには専用の機器が必要になります。機器がある店でのみ複製できる場合がありますが、その数は少ないです。
また、メーカー登録制であることが多く、この場合メーカーしか鍵を作成できません。店頭で作成できれば1時間程度でできますが、メーカーに依頼する場合は10日~2週間程度かかります。料金相場は2,000円~5,000円程度です。セキュリティカードや証明書がある鍵は、必ず持参してください。
その他の鍵の複製
自動車でお馴染みのキーレス、スマートキー、イモビライザー機能のついた鍵などは、基本的にはディーラーのみ対応可能です。お店によっては、対応可能な場合もあるので問い合わせてみましょう。 料金相場は10,000円~数万円と高額になることが多いです。
合鍵から鍵を複製するのはオススメしない
鍵を複製する時には、元鍵から複製しましょう。鍵を複製する時に、微妙なズレが生じてしまうのは避けられません。複製した合鍵から合鍵を作ると、ズレは拡大します。
これを繰り返せば、ズレはどんどん大きくなり、複製した合鍵が鍵穴に入らなくなったり、鍵が開閉できないこともあります。最悪の場合は鍵穴の内部を傷つけてしまい、シリンダーもしくは錠前を交換しなければならない可能性もあります。合鍵から合鍵を複製するのをオススメしない理由です。
賃貸物件にお住まいの場合は、渡された鍵が元鍵なのか?合鍵なのか?を確認しておいた方がいいでしょう。賃貸物件の合鍵を作るには、大家または、管理会社に確認する必要があります。
鍵を複製する時に気をつけたい4つの注意点
鍵を複製する時は、4つの注意点に気を付けて作りましょう。
新しく合鍵を作る時は元鍵から作る
前述した通り、合鍵から合鍵を複製するのはオススメできません。
元鍵は合鍵を作ったら使用せずに保管する
入居に伴い新しい鍵を入手したらできるだけ早く、必要な数だけ合鍵を作りましょう。元鍵は合鍵を複製する鍵として、使用せず大切に保管しておくことをオススメします。
合鍵は作りすぎない
合鍵を作りすぎると、鍵の管理がおろそかになります。紛失、盗難の可能性も高まりますので、作りすぎないよう気をつけましょう。
賃貸物件にお住まいの場合の注意事項
賃貸物件で合鍵を作る時は、大屋または管理会社の許可が必要です。また、自分が持っている鍵が元鍵ではない可能性もあります。転居する時は、必ず大家や管理会社に返却しましょう。
自分が作った合鍵とはいえ、全ての鍵を大家や管理会社に返却しなくてはいけません。
防犯対策のため鍵の管理はしっかり
鍵はあなたの大切な住まいや、財産を守る上で非常に重要な役割を果たしています。鍵を紛失したり、盗難されてしまうと大変なことになってしまいます。そこで、鍵の管理はしっかりしなくてはいけません。
鍵を使用、管理する時の4つの注意点を紹介します。
第三者に鍵を貸さない
容易に複製できる鍵を第三者に貸せば、合鍵を作られてしまう可能性があります。
鍵は他人の目に触れないように管理する
ちょっとの間だからと、その辺にポンと放置するのは危険です。鍵そのものを盗難される恐れもあり、使っている鍵が元鍵だった場合は、メーカー名と鍵番号で合鍵を複製される可能性があります。鍵は他人の目に触れないように、管理することが重要です。
また、元鍵は使わず保管しておくことをオススメします。
鍵を紛失した場合はシリンダーを交換しよう
鍵を紛失した場合は、盗難の恐れもあります。シリンダーを交換した方が安心です。
単純に紛失した場合でも、住所が特定できるものと一緒に紛失すれば危険です。早急シリンダーを交換しましょう。賃貸物件にお住まいの場合は、すぐに大家または管理会社に連絡しましょう。
彼氏、彼女に合鍵を渡すのはよくよく考えよう
ラブラブな時はいいのですが、別れ話がでたら相手がストーカー化することも考えられます。鍵を渡す時は、後々のことをよく考えた方がいいでしょう。
賃貸物件に住んでいて、こじられた相手や元カレ、元カノが鍵を返してくれない場合は、大家または管理会社に許可をもらいシリンダーを交換する必要があります。
まとめ
今回は鍵を複製する料金相場や、鍵を複製する時の注意点について紹介しました。鍵は防犯に直結する大切なものです。万が一紛失したり、盗難された場合は、すぐに対応しなければなりません。
また「鍵が変形して使えない…」「合鍵を持っていない…」など、家に入れないこともあります。鍵の複製はもちろん緊急で、鍵を開けるシリンダーを交換するなど、鍵でお困りの時は専門業者をすぐ手配しましょう。賃貸物件にお住いの場合は、大家または管理会社への連絡も忘れないでくださいね。
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